47年間で200 人以上の子どもと暮らした治療的里親・土井高徳さん「愛着障害をもった15歳の少年、浩太とは7年かけて家族になった」

子どもは親に対して「自分を認めてほしい」という根源的な欲求があります。たとえ親がどんなに理不尽な要求をしたとしても、子どもは親に認めてもらおうと頑張るのです。土井高徳さんは、さまざまな事情で家族と絆を結べない子どもたちを引き取って養育する里親として、半世紀近くそんな子どもの姿を目の当たりにしてきました。