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小4からSAPIX、勉強は「できる方でしたよ(笑)」
M -1グランプリで史上初の2連覇を果たし、「お笑い界の天才コンビ」と呼ばれる令和ロマン。慶應義塾大学のお笑いサークル出身で高学歴であることも話題です。メンバーの松井ケムリさんは中学受験で桐朋中学校に合格、その受験の経緯も〝天才〞!? 「ひと味違う中学受験」のエピソードを伺ってみました!

以下、HugKumムック「中学受験 親のフォローの正解ってなに?」からの冒頭抜粋です。
SAPIXでは上位クラスの常連。でも「勉強はめんどくさい」
――松井さんは東急電鉄の人気住宅地、横浜市のたまプラーザで育ったと聞きました。中学受験が盛んで教育熱心なエリアとしても知られますね。
松井さん:駅のそばにSAPIXのたまプラーザ校がありました。数あるSAPIXの中でも超難関中学の合格者を特にたくさん輩出するところです。僕は小学校4年生からそこに通っていました。勉強はできましたよ。当時からおもしろいと言われていて、小学校ではクラスの人気者でした(笑)。
塾に入るまでは小学校低学年から公文の算数のドリルをやらされていました。毎日縦長のドリルを「1枚30秒」って時間を区切ってやって、母親に丸をつけてもらう。おかげですごく計算が速くなって、ありがたかったです。勉強は「苦手じゃない」という意識で受験に向かうことができました。
――では、中学受験も自ら希望してチャレンジされたのですか?
松井さん:いや、そういうわけじゃないですね。今思えば、親にうまく導かれ、中学受験をするレールに乗ったんだろうなって。
そんなに違和感がなかったのは、子どもながらに「地元の中学に行くより、中高一貫校のほうがいい大学に行けるのだろう、そのほうが先々有利そう」って感覚があったんでしょう。
ただ、塾は大変でしたね。もともと「勉強はめんどくさい」って思っていたほうなので、行っても楽しくなかった。まあでも、親の努力で勉強がうまく習慣化されていた感じです。母親がリビングで勉強している僕を励ますとか、そんなふうにサポートしてくれましたね。
――SAPIXでの成績はどうでしたか?
松井さん:規模が大きな塾で、15クラスくらいあって、αという一番上のクラスが3つに分かれていました。僕は上から3番目のα3クラスでした。悪くない成績じゃないですか。向上心がなく、慢心してしまう子どもだったので、学校では学年で1、2番、SAPIXでもまあまあで、「俺の人生、大丈夫じゃん」って勝手に思っていました。
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ムックでは、ほかにも中学受験の志望校、入学後~大学受験、お子さんの教育についてなどを掲載しています。「ぶっちゃけ、もう中学受験やめたい! と思った瞬間は?」などのQ&Aも! ぜひチェックしてみてください。
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撮影/五十嵐美弥 文/三輪 泉 構成/HugKum編集部


