「特別支援学校」という選択肢にショックを受けるが、Oさんの幸せそうな様子に価値観が変わる。【障害育児に対するヤサグレ時代~ほぺろうの自閉症マンガ】《22》

こんにちは!イラストレーターのぼさ子です。我が家の息子ほぺろう(2015年生)は知的障害をあわせ持つ自閉症児。ゆっくりだけど愛しい成長をブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」にて、母目線で綴っています。
ほぺろうの障害を受け入れられず辛かった時代もありましたが、なんやかんやドタバタと試行錯誤する親子の姿を投稿することで、がんばっている皆さんにエールを送ることができればすごく嬉しいです。ブログ内「障害育児に対するヤサグレ時代」シリーズを全23話、HugKumで再編集・連載します。第22話目です。

このマンガはほぺろう3歳頃の出来事を2021年に執筆したものです。

Oさんの幸せな様子に、特別支援学校への思い込みが溶けていく

息子ほぺろう(2015年生)は知的障害をあわせ持つ自閉症児。支援センターの先生に「同じ境遇のママを話してみたい」という相談をしていたところ、ついにOさんと出会う。Oさんの娘さんの小学校について尋ねると…。

【Oさんと対面!同じ境遇の先輩ママの話にメモが止まらない。 >>前話に戻る

※小学校の支援級の受け入れ体制は、学校によって異なります。 『グレーゾーン対象』は私の地域の場合です。
※『養護学校』は昔の言い方で、 今は『特別支援学校』って言うんですね。 (ブログ執筆当時は)知らなかった…

この期に及んで「ほぺろうだって小学校に進級するまでには成長して、普通級に行けるのでは?」という期待を持っていた私。なので、Oさんの『養護学校(特別支援学校)』という言葉が重くのしかかってきました。

でも、4コマ目の通りOさんは穏やかな空気を醸し出していました。

O(オー)さんだって絶対に子育てに苦悩してきたはず。そんな人の笑顔見たら、なんだか養護学校(特別支援学校)の印象変わってきた!

もし Oさんが育児に疲れ果ててヤサグレていたら、「私とほぺろうもお先真っ暗だな…」って思ってたかも知れない。でも、Oさんの幸せそうな顔を見てたら自分達にも希望がもらえた

Oさんとの出会いは私の『ターニングポイント』のひとつだと思う。

そして入園。エピローグはこちら

Oさんとの出会い、ほぺろうの入園を経て、ついにヤサグレ時代を脱出!【障害育児に対するヤサグレ時代~ほぺろうの自閉症マンガ】《23・終》
※このマンガはほぺろう3歳頃の出来事を2021年に執筆したものです。 ここまで来られたのは、発達支援の先生との出会いのおかげ 息子ほぺろ...

1話目はこちら

【障害育児に対するヤサグレ時代~ほぺろうの自閉症マンガ】『もがきの時代』の記録。知的障害の判定はクリニックではなく児童相談所!?《1》
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「発達障害が判明するまで」編・1話目はこちら

【発達障害が判明するまで~ほぺろうの自閉症マンガ】1歳過ぎても発語がない、場所見知りと癇癪。1歳半検診で衝撃を受けて…《1》
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全てのお子さんの成長を願って

我が家の息子『ほぺろう』は、3歳の時に自閉症と知的障害の診断を受けました。 ブログは、そんなほぺろうの成長を記録することを目的としています。

ここで改めてお伝えしたいことは、

障害の特性は人それぞれ

ということ。

『自閉症』や『知的障害』と診断を受けた方は、世の中に沢山いらっしゃいます。ですが、一口に『自閉症』『知的障害』と言ってもそれは広義で、症状や特性・軽重度は個人によって異なります。

なので、ほぺろうの行動が他の自閉症の方に当てはまるものではありませんし、どこかのお子さんがほぺろうと同じ行動をとっていたとしても、その子に障害があるとは全く限りません。
 
こちらの連載、及びブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」をご覧頂く際は、「ぼさ家のほぺろうの場合は…」という感じで受け止めてくだされば幸いです。

障害のある・なしに関わらず、人生はそれぞれ誰にとっても特別なものです。
ほぺろうを含め、全てのお子さんのどんな人生も多様性のひとつとして受け入れられる世の中になることを願って…。

このマンガを描いた方は…

ぼさ子|イラストレーター
ブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」の管理人。ほぺろうの母。
田舎在住のボサボサ主婦。家事が苦手で料理は壊滅的。妄想暴走族。
Instagram→@bosabosa_mother
ブログ→「ほぺろうの自閉症マンガ」

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