クリスマスに家族で観たい5作品を映画ライターが厳選!『ホーム・スイート・ホーム・アローン』に『ホークアイ』見所は

クリスマスに家族揃って観たいディズニープラスの5作品をご紹介。人気シリーズ最新作『ホーム・スイート・ホーム・アローン』や、マーベル・スタジオのドラマシリーズ『ホークアイ』などをレコメンドします。

Disney+から、クリスマス向け作品を厳選セレクト!

今年もクリスマスシーズンの到来です。イルミネーションできらびやかに彩られた街に繰り出すのもいいですが、まだまだコロナ禍なので、家族でホームパーティーを予定されている方々も多いのでは。そこで今回は、クリスマスにぴったりの映画や映像作品をご紹介します。

ステイホーム期間にサブスクでいろんな作品を楽しむ方が増えましたが、今回は家族層から絶大な支持を受けているディズニーの定額制公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)から、5作品をチョイスしました。

ディズニープラスといえば、「ディズニー」、「ピクサー」、「マーベル」、「スター・ウォーズ」、「ナショナル ジオグラフィック」に加え、新たに「スター」というブランドも加わり、より幅広いラインナップとなったことでも大いに反響を呼んでいます。

今回は、クリスマス映画として鉄板コンテンツといえる「ホーム・アローン」シリーズの最新作『ホーム・スイート・ホーム・アローン』や、熱狂的なファンに支持されているマーベル・スタジオのドラマシリーズ『ホークアイ』など、選りすぐりの5作をセレクトしました。

時代を超えて愛されるシリーズ最新作!『ホーム・スイート・ホーム・アローン』

© 2021 Disney

『ホーム・スイート・ホーム・アローン』は、マコーレ・カルキン主演作『ホーム・アローン』(90)以来続いてきた人気シリーズの6作目ですが、とびきり笑えるコメディ✕ドキドキハラハラする泥棒とのドタバタ攻防劇という設定を受け継ぎつつ、全く新しいキャラクターと物語で放つディズニープラスのオリジナル作品です。

主人公は、イタズラ好きで、どこか大人をくったところがあるクレバーな少年マックス。演じるのは、俳優デビュー作の『ジョジョ・ラビット』(19)で注目されたアーチー・イェーツです。彼は子役でありながらも、すでにコメディ俳優としての風格がたっぷり。また、マックス役の日本語吹替版声優は、ディズニー&ピクサーのアニメーション映画『あの夏のルカ』(21)の阿部カノンで、こちらも安定感ハンパないです!

マックスは、家族が休暇で日本に向かう中、うっかり1人だけ家に置き去りにされてしまいました。子どもがたった1人、置いてきぼりをくうなんて一大事!と思いきや、悲壮感はゼロ(笑)。それどころかマックスは、親の監視なしなんて天国!といわんばかりに山のようなお菓子をほおばったり、親から禁止されている動画を観ようとしたり、勝手に1人ファッションショーをやったりと、やりたい放題です。

そこにこっそり侵入してきたのが、泥棒の夫婦です。マックスは知恵を働かせて、様々なトラップを仕掛け、彼らを撃退しようとします。ここからはお約束の展開ですが、やはり爆笑必至! ちなみに、元祖『ホーム・アローン』で、マコーレ・カルキン演じるケビン少年の意地悪な兄役を演じていたデビン・ラトレイも出演しているので、ママやパパはぜひ彼を探してみてください。

『ホーム・スイート・ホーム・アローン』はディズニープラスで独占配信中
監督:ダン・メイザー
出演:エリー・ケンパー、ロブ・ディレイニー…ほか
公式HP:https://www.disneyplus.com/ja-jp

© 2021 Disney

ホークアイのパパぶりと新ヒロインに注目したい『ホークアイ』

© 2021 Marvel

マーベルの大ファンの方々はすでにチェックされているのでは? アベンジャーズの創設メンバーで、弓の達人ホークアイを主人公にしたドラマ『ホークアイ』(全6話)が、11月24日より配信されています(※毎週水曜日 17:00配信開始)。

ジェレミー・レナー演じるホークアイことクリント・バートンの良きパパぶりが掘り下げられつつ、“女版ホークアイ”的ヒロイン、ケイト・ビショップとの共闘が描かれていく本作。時間軸は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)の戦いが終わったあとで、休暇中に家族とミュージカルを観に行っていたホークアイが、再び戦いに巻き込まれていきます。

個人的には、クリントが子どもたちと観に行った作品が、「アベンジャーズ」を描くミュージカルという点がツボで、それにまつわる家族や観客とのやりとりがかなり笑えました。ヒーローは、オフの時も大変だなあと、彼をねぎらいたくなります(笑)。

また、新ヒロインのケイトは、幼い頃にホークアイと出会ってから彼に憧れ、ヒーローを目指してきたという設定で、ホークアイは、半ば巻き込まれるような形で、ケイトと共に強大な敵に立ち向かってゆきます。毎週新エピソードが更新されていくので乞うご期待!

『ホークアイ』はディズニープラスで独占配信中
監督:リス・トーマス、バート&バーティ
出演:ジェレミー・レナー、ヘイリー・スタインフェルド…ほか
公式HP:https://disneyplus.disney.co.jp/program/hawkeye.html

© 2021 Marvel

バレエのシーンにもうっとり『くるみ割り人形と秘密の王国』

© 2021 Disney

ご存知、不朽の名作「くるみ割り人形」を、ディズニーが実写映画化した2018年製作のファンタジー映画『くるみ割り人形と秘密の王国』。主演の美少女マッケンジー・フォイが実に愛くるしいですが、日本語吹替版声優も、ドラマ「彼女はキレイだった」の小芝風花、声優に女優、歌手として活躍する坂本真綾、「ハリー・ポッター」の小野賢章と豪華な顔ぶれになっています。

愛する母を亡くし、心を閉ざした少女クララが、くるみ割り人形によって“花の国”“雪の国”“お菓子の国”“第4の国”からなる秘密の王国にいざなわれます。その冒険によって、亡き母に隠された真実が明かされるというミステリーの要素も見応えたっぷり。

まずは、冒頭で展開されるピタゴラスイッチのようなシーンで心をつかまれ、そこから心躍る物語が動き出します。

とりわけ、めくるめくバレエのシーンが圧巻!バレエ界から、ミスティ・コープランドとセルゲイ・ポルーニンが特別出演し、ピアニストのラン・ランやアンドレア・ボチェッリ&マッテオ・ボチェッリなど、超一流アーティストたちが奏でるチャイコフスキーが手掛けたおなじみの名曲が全編に散りばめられていて、大人も心酔できそうです。

『くるみ割り人形と秘密の王国』はディズニープラスで独占配信中
監督:ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン
マッケンジー・フォイ、キーラ・ナイトレイ…ほか
公式HP:https://www.disneyplus.com/ja-jp

© 2021 Disney

家族みんなでクイズに挑戦『Disney イッツ・ア・クイズワールド クリスマススペシャル』

© 2021 Disney

ディズニーファンの間ではおなじみであるディズニー公式のクイズ番組に、家族みんなでトライしませんか? ディズニーリゾート内のトリビアをクイズ形式で深堀りしていく番組ですが、特に『Disney イッツ・ア・クイズワールド クリスマススペシャル』は、ホームパーティーで観るのにぴったりなエピソードです。

MCを務めるのは、ディズニーが大好きだというSexy Zoneの中島健人。単独としては初となるMCでしたが、笑顔で番組をナビゲートしています。

「クリスマススペシャル」ではスタジオを飛び出し、ホリデーシーズン真っ只中のカリフォルニア ディズニーランド・リゾートから、クリスマスならではのパレードやアトラクションからクイズを出題します。

ゲストは小宮山雄飛、浜口京子、なかやまきんに君の3名。なによりもカリフォルニア ディズニーランド・リゾートに行った気分になれるような臨場感がうれしいかぎりです。

『Disney イッツ・ア・クイズワールド クリスマススペシャル』はディズニープラスで独占配信中
出演(MC):中島健人(Sexy Zone)…ほか
公式HP:https://disneyplus.disney.co.jp/program/quizworld.html

© 2021 Disney

リビングで流せばクリスマス気分がアップ『アレンデール城のクリスマスの薪』

© 2021 Disney

最後にご紹介するのは、「アナと雪の女王」シリーズでおなじみのオラフがちらりと出演する『アレンデール城のクリスマスの薪』です。なんと3時間という長尺なのですが、ひたすらアレンデール城の暖炉が燃えている様子を映し出している点が、ある意味かなり斬新!

日々忙殺されている人なら、この温かい炎をじっと見つめているだけで癒やされるのですが、ホームパーティー中にテレビで流しておけば、まるでアレンデール城におよばれしたような気分に浸れるのではないでしょうか。また、オラフの登場シーンをみんなで見つけるというミッションを課すのも乙な楽しみ方かと。

暖炉での団らんをめいっぱい満喫したあとは、オラフ自作自演でディズニー作品を再現するオリジナルショート・アニメーションシリーズ『オラフが贈る物語』や「アナ雪」の本編をぜひどうぞ!

『アレンデール城のクリスマスの薪』はディズニープラスで独占配信中
公式HP:https://www.disneyplus.com/ja-jp

© 2021 Disney

文/山崎伸子

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