市販のプリンを冷凍するのもいいけれど、手づくりプリンを凍らせて新食感を体験してみたい♪ という方に、卵不使用・ゼラチン入りで、「冷凍→自然解凍」が可能なプリンレシピをセレクトしました。
もちろん凍らせなくても、そのまま出来立てを食べてもおいしいさっぱりプリンです。手作りおやつメニューとしてぜひトライしてみてください。
【1】さつまいものプリンアラモード風
メープルシロップを使って香りと風味をプラス。豆乳を使ったヘルシープリン。凍らせる場合は、トッピングとメープルシロップは食べる直前に添えて。
◆材料
(80mlのカップ×4個分)
さつまいも 300g(正味200g)
【A】
ゼラチン 8g
水 大さじ2
【B】
メープルシロップ 80g
豆乳 1カップ
バニラエッセンス 8滴
【C】
豆乳ホイップ 1/4カップ
メープルシロップ 15g
フルーツ・ミント 各適量
◆作り方
【1】【A】は合わせてふやかす。
【2】さつまいもは1.5cm厚さに切り、厚めに皮をむく。
【3】鍋に【2】を入れて水をかぶるくらいに注ぎ、火にかける。煮立たったら弱火にしてふたをし、7~8分ゆでる。ザルにとって水けをきり、鍋に戻してフォークで細かくつぶす。
【4】【3】に【B】を加えて中火にかけ、ゴムベラで混ぜながら沸騰直前で火を止める。バニラエッセンスと【1】を加えてよく溶かす。
【5】【4】をボウルに移し、氷水に当てながら混ぜて軽くとろみをつけ、カップに等分に注ぐ。ラップをかけ、冷蔵庫で冷やし固める(4時間以上)。
【6】ボウルに【C】を入れ、氷水にあてながら9分立てに泡立て、口金付きの絞り袋に入れ、器に取り出した【5】に絞る。フルーツとミントを飾る。
*お好みでメープルシロップをかけても。
教えてくれたのは
青木恭子さん
2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。
『めばえ』2014年12月号
【2】カップミルクプリン
牛乳と砂糖だけで作るやさしい味。余分なものが入っていないので、フルーツに合わせると、どちらの味も引き立ちます。凍らせる場合は、トッピングのフルーツは別にして、あとから添えましょう。
◆材料
(約100mlのマグカップ2個分)
【A】
牛乳 120ml
砂糖 大さじ2
【B】
ゼラチン 小さじ1
水 大さじ1
◆作り方
【1】カップに 【B】を等分に入れて3分おき、【A】を等分に加えてひと混ぜし、電子レンジで50秒~1分(600Wの場合)加熱する。
【2】レンジから取り出してスプーンでよく混ぜ、氷水に15分つけて冷やす(急いで固めたいときは氷水につけながら、とろみがつくまで混ぜる)。
【3】ラップをかけ、冷蔵庫で2~3時間冷やす。
*お好みのフルーツを小さく切って飾っても。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナ ッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。
『めばえ』2016年3月号
【3】豆乳プリンのほうじ茶シロップ
プリンを豆乳で作ってヘルシーに。甘くてほろ苦い新テイスト!
◆材料
(4~6人分)
【豆乳プリン】
板ゼラチン 6g
【A】
豆乳 250cc
生クリーム 100cc
きび砂糖 35g
【ほうじ茶シロップ】
【B】
きび砂糖 100g
水 200cc
ほうじ茶 10~15g
◆作り方
【豆乳プリン】
【1】板ゼラチンはたっぷりの水(分量外)でふやかす。
【2】鍋に【A】を入れて沸騰直前まで温め、きび砂糖が完全に溶けたら火を止める。
【3】【1】の水気を切って【2】に加え、余熱で混ぜ溶かす。
【4】【3】をグラスに注ぎ入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
【ほうじ茶シロップ】
【1】鍋に【B】を入れて火にかけ、沸騰後もふきこぼれないように1~2分煮立てる。
【2】火を止めてほうじ茶を加え、蓋をして約2分蒸らす。こし器で茶葉を取り除く。
【3】粗熱を取って冷蔵庫で冷やし、食べる直前にプリンにかける。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告や雑誌のフードコーディネート、レシピ提案、企業のメニュー開発、お菓子教室講師など幅広く活躍。おしゃれでおいしいスイーツレシピに定評あり。
『めばえ』2016年9月号
構成/HugKum編集部