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発売後1ヶ月後、一番人気は「青・ネイビー」
2025年入学用ランドセルは全9シリーズ52製品、色味は約40色と多彩な展開のなか、今年は昨年に引き続き、黒に次ぐ定番カラーとして「青・ネイビー系」が1位となりました。約8割(78.2%)が昔ながらの定番「赤・黒」以外を選んでおり、選択が多様化していると言えます。
注目は「ピンク系」「パープル系」。ピンクは昨年の5位から3位に躍進、パープルは昨年と同じ4位。いずれも「高学年になるまでに飽きてしまわないか」という心配もある色味ですが、土屋鞄では色をつくる際、色見本を大人に当てて、年齢を問わず似合う色を目指しているとのこと。本体の色以外にも、ステッチや金具の色で全体の印象を決めるこだわりで、パステル系カラーでも子どもだけでなく親御さんからも支持を得ています。
5位の「茶・キャメル系」は4位「パープル」と僅差でしたが、6位の「グレー」と合わせて、男女ともに人気の色味なのだそう!
ジェンダーレスシリーズとミナ ペルホネンとのコラボシリーズが2大人気!
トップ10の大半を占めたのは、性別にとらわれない“自由な色選び”をコンセプトにしたRECOシリーズと、人気ブランド「ミナ ペルホネン」とコラボレーションしたアトリエシリーズです。
タブレット端末が教材に加わるなど、重量化する荷物をしっかりいれられるよう強度を保ちながら、ランドセル自体を「大容量化」かつ「軽量化」したモデルが人気なようです。
アトリエはメイン素材に人工皮革(タフガード®・ライト)を採用し、前年より70グラム軽い1,220グラム前後に改良、RECOはメイン素材に牛革、サイドの収納マチ部分など部分的に人工皮革を使用した「牛革ハイブリッド」素材で、1,290グラム前後です。
発売後1ヶ月間の集計(販売数)で、52製品のうちトップ10はこの2シリーズが9製品を占め、人気1位となったのは、「アトリエ」シリーズのパープルでした。
色選びに悩んだときはランドセルカバーもおすすめ!
お子さまと保護者で、「色の好みが合わない」「高学年になって好みが変わらないか不安」といった内容で意見がぶつかるというケースもランドセル選びではよくあります。土屋鞄では、そんなときランドセル以外のグッズを好きな色にする提案をしています。
組み合わせは364通り!ランドセルカバーで好きな色のバランスを
傷・汚れ防止の土屋鞄オリジナル「ランドセルカバー」は、ランドセル本体の色が見える透明で、縁巻きテープが差し色になったシンプルなデザインのものが全7色展開しています。
例えば、戦隊ヒーローの好きなお子さまはランドセルは黒にして、レッドの差し色を。ピンクもパープルも両方好きな場合はランドセルはピンクに、カバーをパープルにすると、両方の色が楽しめます。
同系色でシックにまとめるのもおすすめ。52製品と7色のカバーで364通りの組み合わせができます。ランドセルカバー以外にも、リフレクターやレッスンバッグ、筆記用具など、おこさまの「好き」を肯定して取り入れて、たくさんご家族でお話しながら選ぶのがおすすめです。
ランドセルカバー
紐を結んで簡単に装着可能。全7色 3,900円(税込)
(グレー、ベージュ、ネイビー、ピンク。パープル、レッド、ピーコックブルー)
ランドセルのお下がり需要にも対応開始!
土屋鞄では、卒業まで6年間、万が一故障や破損があった際の「6年間無料修理保証」に加え、卒業後も修理を請け負う「卒業後修理サービス」を、今年度から新たに開始しました。
卒業後のランドセルは3割が「そのまま保管する」一方で、「きょうだいや親戚などに譲る(5.3%)」という声があります(2023年12月土屋鞄調べ、インターネット上のアンケート調査)。
決して数は多くないですが、使い終わったランドセルの新たな選択肢として、”お下がり”需要にお応えする形で土屋鞄製のランドセルを対象に有償で行います。
修理専門の職人が、ファスナーやベルトの交換、補色、ほつれ直しなどを行います。高い技術を持つ職人と、約150ものパーツからなるランドセルだからこそ提供できるサービスです。
卒業後修理サービスの詳細
・対象:土屋鞄製のランドセル ※卒業年度を問わずお申し込み可能
・料金/見積もりについて:ランドセルの状態や修理の内容によって金額が異なるため、見積もり後ご連絡となります。
・詳細/申し込み先:「卒業後修理サービス」ページ
2025年ご入学用ランドセルの注文方法は?
引きつづき、2025年ご入学用ランドセル(2024年3月時点で「年中」のお子さまが対象)の事前来店予約を受付中。
実店舗は30分ごとの予約で、平日は比較的ゆっくりご覧いただけるそうです。
・申込方法:店舗一覧ページより申し込み
親子そろって満足のいくランドセル選びを
年中のお子さまを持つママパパにとって、小学校入学はまだ先のようにも感じられるかもしれません。ですが、6年間毎日お子さまが背負って登校するランドセルは、満足のいくものを選びたいですよね。
少し早めにラン活をスタートし、ゆっくりと吟味でしながらお子さまと一緒に選ぶのも思い出になるのではないでしょうか。
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文・構成/ひむかちほ