【6月29日はトリプル開運日】巳年の「己巳(つちのとみ)」の日&一粒万倍日で金運UP! この日に挑戦したい3つのコトとは?

西洋占星術では「巳」という字を、死と再生の星「冥王星」のシンボルとして活用していますが、東洋占星術では「巳」を弁財天やヘビと関係する干支として活用しています。

「冥王星」と干支の「巳」の意味するところは、もちろん違う部分もあるのですが、「大きな決断をしたり、大きな変容を遂げたりするチャンスに恵まれる」「起死回生のチャンスや、一獲千金をつかむような極端なパワーや欲が湧いてくる」という部分は共通しているのが興味深いところ。

そして6月29日は、「巳年」と60日に一度やってくる「スーパー巳の日」と呼ばれる「己巳」の日と「一粒万倍日」が重なる、トリプル開運日! そんなめったにない縁起のよい日に、より金運や勝負運を高めるために、挑戦してみるといいことベスト3を発表します。

「己巳の日」は、金運や勝負運がUP! 決断力や大きな変容を起こすパワーが高まる

巳年は、ヘビのように蛇行しながら紆余曲折を経た上で、脱皮や大きな決断&変容ができる年だとも言われていますが、「巳」と関わる日や月も、そんなパワーを発揮する機会に恵まれやすいタイミングとなります。

そして、2025年の6月29日は、「巳年」と、60日に一度やってくる「スーパー巳の日」と呼ばれる「己巳」の日と「一粒万倍日」が重なる、トリプル開運日です!

この日は、弁財天や竜、弁財天と同じエネルギー体の宇賀神などが祭られている神社に参拝して、パワーをいただいたり、決意表明や祈願をしたり、思い切って新しいことをスタートしたりすると、2025年後半をより豊かなものにすることができると思います。

「巳の日」や「己巳の日」に購入した、お守りや種銭、もし手に入るなら脱皮したヘビの皮などをお財布に入れて使い始めてみるのも◎ですよ。

2025年の「巳年の己巳の日」は、以降は8月28日、10月27日、12月26日の3回のみなので、勝負したいことがある人、金運をUPしたい人、思い切った決断をしたい人、大きな変化を起こしたい人は、まずは6月29日に、以下のようなアクションに挑戦してみてください。

6月29日に挑戦すると良いこと、ベスト3!

1.貯金を開始する&貯金と関係する冷蔵庫の大掃除に励む!

お金と芸術の神様である弁財天と縁が深い「巳の日」には、新しい財布を購入したり、使い始めたりすると良いとされていますが、「己巳の日」には貯金を開始すると生活を安定させ、貯金額を増やすパワーが高まると言われています。

ちなみに金額はいくらでもOK。ワンコイン貯金でも、「その日に入ってきた10円玉は必ず貯金する!」などの自分内ルールを作って、ゲーム感覚で貯金を始めてみるのも◎です。

風水では、「お札入れと小銭入れを分けると金運をUPできる」とも言われていますから、新たに小銭入れを新調したり、小銭貯金を始めてみたりするのも良いかもしれません。

また、インテリアで貯金に関係するものと言えば「冷蔵庫」。冷蔵庫の中の状態は、貯金額に反映すると言われています

モノを詰め込み過ぎていると余裕がなくなりお金の心配が増えるとされていますし、賞味期限が切れているものを入れっぱなしにしていると出費が増えます。逆に冷蔵庫の中が空っぽな状態だと、お金もたまらないとされています。

29日の「己巳の日」やその前に今後の貯蓄額を増やせるように、冷蔵庫の中の掃除や整理整頓にも励んでみてください。

2.お金を洗ってお金に感謝する! 弁財天に感謝しながら卵や昆布を食べるのも吉

神奈川・鎌倉にある銭洗弁財天宇賀福神社では、「巳の日」には生卵をお供えする風習がありますが、卵は弁財天のお使いの「竜」や「ヘビ」の大好物。新たな収入源を増やしたい人、お金もうけに関する良いアイデアがほしい人は、巳の日や己巳の日に、弁財天に感謝しながら卵を食べてみるのも◎なのだそうです。

神様を思い浮かべ、感謝し、お金持ちになった自分を思い浮かべながら食べることが大事なポイントなのだそうですが、風水的には卵は、無から有を生み出すパワーを高める開運フードです。

もっとテンションを上げたいという人は、喜びを呼ぶ「よろこんぶ」とも呼ばれる縁起の良い昆布を食べて、弁財天へのお願いごとやお金持ちになるイメトレをしてみるのも◎ですよ。

また、お金に感謝しながら「お金を洗う」のも開運アクション。時間がある人は、ご神水がいただける神社でお水をくんできてお金を洗ったり、小網神社や銭洗い弁天など、銭洗いができる神社に参拝したりするのももちろんおすすめですが、銭洗いは自宅でもできます。

コツはお金に感謝して、お金のお疲れを癒やす気持ちで、「ありがとう」「おつかれさまです」「たくさん仲間を連れてきてね!」と声をかけながら、中性洗剤や塩(ほんの少しでOK)を入れたお水で、小銭を洗ったり、お皿に入れたお水に3~10秒ほどお札をくぐらせたりしてお札を洗うこと。

お金には、よくも悪くもさまざまなエネルギーが付着しています。お金を洗うことで、自分の金運はもちろん、お金についている厄を落とすことができるそうですよ。

3.宝クジ購入の前には不要なものを捨て、水のパワーで邪気払いもお忘れなく!

毎年6月30日と12月31日やその前後には、各地の寺社仏閣で、邪気を払う「茅の輪くぐり」や、「大祓(おおはらえ)」という行事が行われますが、2025年後半戦のスタートを控えた、今年の6月29日の「己巳の日」は、邪気払いにも適した日

ちなみにこの日は、宝クジの購入や、営業、勝負事へのチャレンジ、決意、願い事などにもうってつけの日ですが、よい成果を出したい場合は、事前準備もとっても大切なんです。

スピリチュアル的には、スイスイ願いをかなえたいなら、「純粋な意図の法則」とつながって、仲良くすることが大切だと言われています。これはつまり、純粋に素直にワクワクしている波動が高く、前向きな状態の人の方が、幸運がもたらされたり、願いが叶いやすくなったりするということ。

心配や不安、疑い、怒り、嫉妬などのネガティブな感情を持っていると、重たくなって「純粋な意図の法則」とはつながりにくくなります。風水でも、怒りは金運を遠ざけると言われています。

ストレスがたまっている人は、少しリフレッシュをして、晴れ晴れとした軽い気分になってから、クジ購入や願い事を祈願するようにしてみましょう。

そして、新しいことを始める前や宝クジ購入の前には(前日でも当日でもOK)、

●3回水をかぶる
●塩風呂や塩サウナで邪気を払う
●酸っぱいものを食べる
●ホワイトセージやお香などの煙を浴びて浄化する
●清流や水がキレイな場所に行って水のパワーをいただく
●嫌な思い出とひもづいているものや、もう3年以上使っていないものは捨てる

…などの行動で邪気払いをしてから挑戦してみると、よりよい成果を出すパワーが高まるそうですよ!

今後の仕事上の開運を願って不要なものを捨てるなら、もうあまり使っていない、運を運ぶ入れ物である「靴」や「カバン」を捨てると、仕事に関する悪運を浄化できますから、お試しあれ。

その他の「巳の日」の開運アクション!

ちなみに、弁財天などのお金の神様は、ピカピカ光るものとキレイな水が大好きだそうです。そのパワーをいただくために、キッチンまわりをピカピカに磨いたり、蛇口や鏡、スマホ画面、玄関のドア、ドアノブなどを磨いたり、光モノや花を玄関やリビングに飾ってみたりするのも◎ですよ。

花を飾るなら、「己巳の日」近辺は、カラーなどの白い花、または芍薬やカップ咲きのバラなど丸い形のお花を、弁財天にお供えするつもりで飾ってみてください。

また、弁財天はお祭りや芸術、楽しむことが大好きな神様ですから、楽しそうな人や面白いことをしていると、近づいてきて応援してくれるそうです。29日の己巳の日には、何か楽しいことをしてテンションをあげてみるのもいいかもしれませんね!

そして最後に、巳の日や己巳の日、一粒万倍日に絶対やってはいけないことは、「借金」と「不平不満を言うこと」と「お金がないと言うこと」だそうです。これらの日には、よくも悪くもいろいろなものが倍増されるからだそうですが、ポジティブな発言をすることも心がけておきましょう。

皆さんも、幸運を受け取る準備を整えて、テンションをUPして、金運をさらにUPしてみてくださいね!

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文・構成

華川瑶香 ライター・占星術家・ヒーラー

西洋占星術、風水、数秘術、四柱推命、クリスタルヒーリング、スピリチュアルアロマ、ミュージカル他が専門。出版社勤務を経て独立、現在までに1万人以上を鑑定。現在は個人鑑定の他に、コラム&書籍執筆などで活動中。著書は「誕生日☆事典」(KADOKAWA)他。

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