いつの時代も、女の子たちをときめかせるシールの魅力♡
今、女の子たちに大人気のアイテムがシール。私も子どものころに集めてた! というママも多いのでは?
メディアでもこぞって取り上げられ、社会現象ともなっているシール交換。どんな楽しみ方があるのでしょうか?
ぷっくりしたシールには女の子たちのアツイ視線が

令和の女子に人気のシールは、ぷっくりした質感がカワイイ、カラフルなもの。中に水やキラキラしたビーズが入っている大きなサイズのものも登場。人気キャラクターとのコラボ商品も多数発売されています。
ひと手間もふた手間もかかっている現代のシールは当然ママが子どもだった時代とは違い、1シートで数百円するものも。お小遣いをやりくりし、厳選して購入している子も多いようです。
カラフルでモチーフのバリエーションも豊富なシールはもはや芸術品。子どもたちと選んでいるうちに、自分も集め始めた、というママたちの声も聞かれます。
サンタさんも大慌て?

そんなブームを受け、シール売り場は空っぽ! ということも珍しくなくなっている今日このごろ。
人気のキャラクターシールの発売日ともなれば、開店前から購入希望の女の子たちの行列ができ、整理券配布や「1グループ1枚」などの購入制限がかかることも。
あまりのシール人気に売り場でシールを選ぶことすらできない現状に、筆者の周囲では「サンタさんにシールの詰め合わせを頼む」という子も現れました。
大慌てのサンタさんもいるかもしれません。
材料にこだわる手作り派も
手に入らないなら作ってしまおう! と、オリジナルシールのハンドメイドにチャレンジする親子も増えています。
100円ショップでも手に入る、クリアタイプのシールをアレンジしたり、ネイルシールや手芸用ビーズを使ったりするだけでも誰も見たことがないオリジナルシールのできあがりです。
SNS上では、ホログラムシートを挟んでキラキラさせたり、家具の滑り止めや透明なクッション材を使ってさまざまなサイズの作品を作り出したりしている投稿も。
さらには靴擦れ防止用のマットなどでも、驚くほどのハイクオリティな作品を公開しているママもいて、そのアイデアにびっくりです。既製品では見かけないものでも手軽に作れるのがハンドメイドのメリット。親子でオリジナルシール作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ちなみに筆者の子どもは人気の市販シールよりも「自作のシールの手触りのほうが好き」とのことで、自作のシールを量産しています。

お気に入りのシールはシール帳に入れて交換へ

お気に入りのシールが集まったら、台紙からはがして、これまたこだわりのシール帳に収納していきます。ボリューミーでカラフルなシールがいっぱいのシール帳は、時には厚みが倍ぐらいになってしまうこともあるようです。
そんなシール帳をお友だちと交換し、少しずつコレクションを増やしていくのが令和流。中には交換用と誰にも見せない宝物用のシール帳を用意している子も。
シール交換に必須の“ビジネスマナー”とは?

今回、実際に子どもたちがシールを交換する様子を見せてもらいました。
まずは「よろしくお願いします」とシール帳を相手に向けて差し出します。シール帳を受け取り、真剣な表情でページをめくる姿はさながら商談中のビジネスマンのよう。
欲しいシールがあれば、次は商談ならぬ交渉へ。お互いの納得が得られたら、めでたく交換成立となります。
無事交換したシールをシール帳に貼り終えたら「ありがとうございました」のご挨拶とともにシール帳を返却し、儀式は終了。
”交換の儀”はマナーをわきまえ、礼儀正しく、が基本のようです。
ただしシール交換に必須のシール帳ですら、人気のデザインは店頭から姿を消しているというから驚きです。シール交換したいけれど、シール帳すら手に入れられない! と嘆く声も聞かれました。
無理なく「シル活」を楽しもう

すでに学校や園では持ち込み禁止になっていることも多いシール。
また、たかがシールと思っていても、シリーズや新作を全部集めたい! とのめり込んでしまうと、思わぬ金額になっていることも。
購入時のトラブルなどを避けるため、一時的にシールの取り扱いをやめたり、問い合わせへの回答を控えたりする店舗も出てきているそう。
さらに実物を手に取れないネット上では、この人気に乗じてニセモノや高額転売されているものもあるようなので、注意が必要です。
人と比べず、自分の「可愛い」を大切に、楽しく「シル活」を楽しみたいものですね。
こちらの記事もおすすめ
文・構成/kidamaiko
