シンプルだから誰でもできる!「ドラえもん」ペーパーシアターにチャレンジ

今回チャレンジしたのは、難易度2の「ドラえもん PAPER THEATER / PT-373 おやすみドラえもん」。みんな大好きドラえもんのペーパーシアターです。
チャレンジするのは、どちらかというとインドア派の小学5年生男子。工作は好きだけど、ペーパーシアターのような細かい工作にチャレンジするのは初めてです。

用意するものは、キット、カッターナイフ、接着剤、ピンセット。接着剤とピンセットは専用の商品も販売されています。ピンセットはなくても作れますが、パーツがとても細かいので、あったほうが圧倒的に作りやすいですよ。

キットの中には、コンパクトにまとまった紙のパーツと、作り方の説明書が入っています。パーツは一つ一つがとても細かいので、子どもがなくさないように注意してあげてください。
作成開始!

まずはパーツを切り離していきます。といってもほぼレーザーでカットされているので、カッターナイフを入れるのはほんの一部分のみ。カッターナイフが必要な場面は保護者がサポートしてあげるといいでしょう。今回は筆者がパーツを切り取り、組み立てを子どもが担当しました。
1番から順番に番号が振られているので、番号順に組み立てていきます。

小さなパーツ一つ一つに接着剤をつけていきます。接着剤は別の場所に出しておき、つまようじを使って塗っていきました。この作業がとても細かいので、幼児や低学年の子どもには難しいかもしれません。細かい工作に慣れている子どもや、高学年の子どもだと、充分ひとりで組み立てることができます。

細かいパーツは、ピンセットを使って貼り付けていきます。基本的にはどのパーツをどこに貼り付けるかは説明書に書かれているので、順番に貼り付けていくだけ。ただ、パーツの向きなどは試行錯誤しながら合わせていく必要がありました。
特にこのドラえもんのペーパーシアターでは「星形」が多く登場するのですが、どの星をどこにつけるのか、それぞれ合わせるのに苦労しました。

10歳男子、真剣そのものです。もともと細かい工作が好きな子どもなので「組み立ては全部やる!」と意気込んでいました(実際パーツを切る以外は、全部ひとりでやりました)。

大きめのパーツを貼り合わせる場面も。その場合は接着剤をそのままパーツに出して使いました。貼っている間は、最終的にどんなふうに見えるのかがわからないので、なんだかワクワクします。

今回のドラえもんのペーパーシアターの最難関であろう、ドラえもんの鈴。

基本的に大きなパーツから小さなパーツを重ねていくことが多いのですが、重ね合わせるにつれ見えてくる全景に、「ドラえもんが見えてきた…!」と親子で興奮気味でした。

ペーパーシアターは、いくつかのパーツを立体的に組み合わせて、奥行きのある作品を作る工作キット。最後にパーツを立体的に合わせる作業をします。実はこの作業も子どもにとっては案外難しく、見ていて大人が手を出したくなるもどかしさ。子どもは「ここまできたら最後までひとりでやりたい!」と頑張っていました。

最後は、立体的に組み上げていきます。各パーツを固定する紙にも接着剤をつけているので、壊れにくい仕上がりに。
完成!

そしてようやく完成! お月さまの上でドラえもんが気持ちよさそうにお昼寝しているデザインです。所要時間は、子どもメインの作業で1時間半ほどでした。

1枚1枚は紙ですが、立体的に張り合わせた作品はとても丈夫で、自立もするので飾ることができます。立体的に重なったドラえもんの作品がとても美麗!

横から見ると、5層構造になっています。色合いも美しいですよね。初めてのペーパーシアターは、感動もひとしお。達成感もあり、大満足の時間を過ごせました!
大人もチャレンジしてみました! ハプニングも…

子どものペーパーシアターを見ていて触発された筆者も、ペーパーシアターにチャレンジしてみました。紙ではなく木を使って組み立てる「ペーパーシアター ウッドスタイル」です。難易度は3。

木のパーツ部分は、通常のペーパーシアターに比べると分厚く、手でも切り離しやすい仕様でした。もちろん細かなパーツはきちんとカッターナイフを使うことをおすすめします。

細かい作業は健在。特にピカチュウの右ほっぺの赤い部分は、パーツの大きさが1cmにも満たない大きさで、うっかりなくしてしまいそうでした。

そして完成! と思いきや、ここでハプニングが。

パーツが余ってる……!? 「1 オモテ」と表記のあるパーツなので、どうやら最初のパーツを貼り忘れているようです。しまった…。

改めて99%完成。立体的でかわいらしいピカチュウのデザインです。南国感もあり、夏にぴったりですよね。木が持つ、温かみがある柔らかな雰囲気も素敵です。
貼り忘れてしまったパーツは、いちばん手前の草木の影になる部分で、あとから貼れる部分ではなかったので断念。みなさんも、パーツ忘れにはお気を付けください…。
一度貼ったら剥がせないほど接着剤の強度もあるため、インテリアとして飾っても壊れにくく安心ですよ。
「ぺーパーシアター」は親子の工作におすすめ!

立体的でかわいらしく、インテリアにもなるペーパーシアター。夏休みに親子で楽しむ工作としてぴったりの内容でした!
創作意欲に火がついた子どもは「夏の自由工作で、このアイデアをマネできないかな?」と想像力を働かせていました。今回の体験をどう生かすのかが楽しみです。筆者も「難易度5の難しいペーパーシアターにチャレンジしたい」と、次回作の機会を狙っています。
現在、エンスカイ公式通販サイト「エンスカイショップ」および各販売店舗では、難易度1から難易度5まで、幅広い商品を取り扱い中です。また、人気マンガやTVアニメの登場キャラクター、映画のワンシーン、さらには大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクまで、多彩なキャラクター作品を取りそろえています。
ぜひ気になるペーパーシアターを、夏の工作に親子で楽しんでみてくださいね!
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構成・文/伊東ししゃも
