ふき矢を手作りして遠くにとばそう
ストローにこめた自作の矢を、息の力で飛ばしてみよう。遠くに速く飛ばす方法とは?
<実験をするときの注意!> 始める前にチェックしよう!
□材料を切るときは、刃物を注意して使おう。
□ドライヤーや扇風機のコンセントには濡れた手でさわらないように。
□弟や妹がいる場合は、小さい子の手の届かないところでやろう。
□実験する前に作業場所の周りを整理して、終わったらきちんと片付けよう。
□材料がないときは、おうちの人に相談してそろえよう。
□ふき矢は、人に向けて飛ばさないようにしよう。また屋外では人や車の通らない安全な場所でやろう。
準備するもの
・サーキュレーターまたはせん風機(風が真上に向けられるもの)
・ドライヤー
・カラーペン
・セロファン
・タピオカストロー
・テープ
・はさみ
・綿棒
・風船
・折り紙
タピオカストローとは口の太いストローのこと。100円ショップなどで売られているよ。風船にアレンジを加えるためにカラーペン、セロファンを使うと楽しいよ。
実験方法
①ふき矢の羽根を作る
下の型紙のイメージに合わせて折り紙を切り、点線にそって折る。
②綿棒を切って羽根をつける
綿棒をはさみで半分に切る。
①の折り紙で下画像のように綿棒をはさみ、黒い矢印の部分をテープでとめて羽根の後ろを広げる。
※綿棒と折り紙のすきまから空気がもれるとふき矢が飛ばないので、テープははしからはしまで、しっかりとめよう。
矢をタピオカストローの中にセットする。矢がおさまらないときは、羽根をはさみで切って調節しよう。
③ストローをつなげる
タピオカストローを2本、テープでつなげる。
解説 ふき矢を速く飛ばすには
ふき矢は「息(空気)が矢をおす力」でストローから飛び出す。矢にかかる空気の力が強く、おし出す時間が長いほど勢いがつくよ。ふき出す息の強さや、ストローの長さをいろいろ変えて、矢の飛び方を観察してみよう。
『小8年生』2018年夏号 監修/白數哲久(ガリレオ工房・昭和女子大学准教授) 構成・文/丹羽 毅 撮影/岡本好明(フリーセクション) モデル/神沢佑星 デザイン/堀中亜理+ベイブリッジ・スタジオ
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