※このマンガはほぺろう3~4歳頃の出来事を2021年に執筆したものです。
例えほぺろうが定型発達であっても、私は悩むんだろうな…と気づく
息子ほぺろう(2015年生)は知的障害をあわせ持つ自閉症児。2歳のとき『言葉の教室』で出会ったママさんから学んだこと。「うちの子、ズッキーニと海ぶとうが食べられないんです!」と訴える様子に最初は笑ってしまったが、「子どもがどんな状況でも親は悩む生き物なんだ」と気付く。
【ズッキーニと海ぶとうが食べられない!>>前話に戻る】
ズッキーニの美人ママさんを見て思ったこと…
『ほぺろうの発達が問題なかったとしても、私ってヤツはきっと何かしら問題点を取り上げて悩むんだろうなぁ…』
と(あくまで私の場合です。動じない人は動じない)。もしもほぺろうが完璧人間だったとしてもこの業からは逃れられないんだろう、私は(汗)。
ここからさらに思いを馳せて、『悩む事』について妄想していきます。
子どものために悩むのは悪い事じゃないけど、悩みすぎるのは苦しいもの。私の性格だと多分どのステージでも苦悩の重さは一緒だろうな~って思ったら、途端に面倒くさくなった。
今でも日課のようにほぺろうの事で一喜一憂してるけど、昔ほど(比較的…少しだけ…)『ほぺろうが定型だったら良かったのに』とは思わなくなりました。
ちなみに、ズッキーニのママさん(←言い方)を私は笑ったけど、もしも『もっと症状の重いほぺろうの母がいたら、同じくブログ執筆当時の私を笑っているかも知れない…(反省)。
1話目はこちら
「発達障害が判明するまで」編・1話目はこちら
「障害育児に対するヤサグレ時代」編・1話目はこちら
全てのお子さんの成長を願って
我が家の息子『ほぺろう』は、3歳の時に自閉症と知的障害の診断を受けました。 ブログは、そんなほぺろうの成長を記録することを目的としています。
ここで改めてお伝えしたいことは、
障害の特性は人それぞれ
ということ。
『自閉症』や『知的障害』と診断を受けた方は、世の中に沢山いらっしゃいます。ですが、一口に『自閉症』『知的障害』と言ってもそれは広義で、症状や特性・軽重度は個人によって異なります。
なので、ほぺろうの行動が他の自閉症の方に当てはまるものではありませんし、どこかのお子さんがほぺろうと同じ行動をとっていたとしても、その子に障害があるとは全く限りません。
こちらの連載、及びブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」をご覧頂く際は、「ぼさ家のほぺろうの場合は…」
という感じで受け止めてくだされば幸いです。
障害のある・なしに関わらず、人生はそれぞれ誰にとっても特別なものです。
ほぺろうを含め、全てのお子さんのどんな人生も多様性のひとつとして受け入れられる世の中になることを願って…。
このマンガを描いた方は…
田舎在住のボサボサ主婦。家事が苦手で料理は壊滅的。妄想暴走族。
Instagram→@bosabosa_mother
ブログ→「ほぺろうの自閉症マンガ」