お手頃価格のもやしをお弁当にもっと活用しましょう!お弁当にもぴったりなもやしレシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選しました。人気のハンバーグや時間がない日のお弁当にぴったりな焼きそばや冷やし中華、作り置きおかずなどをずらっとご紹介します!
お弁当にぴったりなもやしのおかず
【1】シャキシャキハンバーグ
いつものハンバーグをもやしでかさ増しした節約レシピ。お財布にやさしいのはもちろん、食感もよくなり、さらにはカロリーダウンまでできちゃうから、これは試す価値あり!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
もやし 1袋
【A】
豚ひき肉 250g
塩・こしょう 各少々
ナツメグ 少々
卵 1個
パン粉 大さじ2
牛乳 大さじ2
サラダ油 大さじ1
【B】
トマトケチャップ 大さじ3
ウスターソース 大さじ2
◆作り方
【1】もやしは軽く洗い、耐熱皿に入れ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で3分加熱する。粗熱がとれたら水けを絞り、細かく刻む。
【2】ボウルに【1】と【A】を入れて、粘りけが出るまでよく混ぜる。小判形に丸め、両手でキャッチボールをするようにして空気を抜く。
【3】フライパンにサラダ油を熱し、【2】を並べ入れ、強火で1分焼いて表面に焼き色がついたら、ふたをして中火で3分、裏返して3分焼く。
【4】器に盛り、フライパンに残った肉汁に【B】を加えて煮立たせてソースを作り、ハンバーグにかける。
*お好みで野菜を添えても。
◆ポイント
ひき肉に刻んだもやしを混ぜ込むと、ボリュームが出るだけでなく、粗びきハンバーグのような食感に。もちろんカロリーオフにもなります。
教えてくれたのは
マイティさん
節約料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ。6歳と4歳の女の子のママ。趣味の節約を生かしたブログ『1ケ月2万円の節約レシピ』が一躍人気に。料理以外にも公共料金の節約術なども、いろいろ公開。「レシピブログ」でも連載中。
『ベビーブック』2012年12月号
【2】ごまだれ冷やし中華
甘酸っぱい人気の味が自家製のたれで簡単に作れます。シャキシャキもやしやキュウリを添えて。
◆材料
(大人2人分+子ども1人分)
中華麺 2玉
もやし 1袋
きゅうり 1本
ハム 5枚
ミニトマト 5個
練りごまだれ 大さじ6
◆作り方
【1】もやしはサッとゆでる。きゅうりとハムは細切りに、ミニトマトは半分に切る。
【2】湯を沸かして麺を指定時間どおりにゆでてざるに取り、ごま油(分量外)をまぶす。
【3】【2】を器に盛り、【1】をのせ、ごまだれをかける。
◆ポイント
甘酸っぱいごま味は 中華の基本中の基本!「練りごまだれ」の作り方。
■材料(400ml程度)
白練りごま 150g
【A】
長ねぎの青い部分 1本分
しょうがの薄切り 1枚
干しえび(あれば) 大さじ1
酒 大さじ1
水 100ml
砂糖 大さじ4
酢 大さじ3
しょうゆ 大さじ5
ごま油 大さじ1
■作り方
【1】【A】を耐熱容器に入れ、ラップをかけずに電子レンジで3分加熱し、そのまま冷ます。
【2】練りごまに砂糖を混ぜ、酢、しょうゆを順に加えて混ぜ、【1】をこしながら加え、ごま油を加える。
*冷蔵庫で1か月程度保存可能。使った干しえびは炒め物などに加えてどうぞ。
教えてくれたのは
石澤清美さん
料理研究家。国際中医師・国際中医薬 膳師。食養生やハーブなどの専門家でもあり、体にいいものを簡単においしく作れるレシピが人気。
『ベビーブック』2017年6月号
【3】みそ焼そば
緑の野菜を加え、マンネリ化した焼きそばをひとひねりした味付けになっています。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
むきえび 100g
豚バラ薄切り肉 100g
キャベツ 150g
もやし 1/2袋
にら 1/2束
酒 小さじ1
塩・こしょう 各少々
中華蒸し麺 2玉
【A】
みそ 大さじ1と1/2
にんにく(すりおろし) 少々
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
みりん 大さじ1
片栗粉 小さじ1/2
水 大さじ3
かつお節 1パック
サラダ油 大さじ1
◆作り方
【1】えびは背ワタを除いて、酒をまぶす。豚肉は2cm幅に切る。キャベツは1cm幅×4cm長さに切る。にらは4cm長さに切る。
【2】中華麺は半分に切ってラップに包み、電子レンジで1分加熱する。
【3】フライパンにサラダ油半量を熱して【2】を入れ、両面をこんがり焼いて、器に盛る。
【4】フライパンに残りのサラダ油を熱し、豚肉とえびを炒めて塩、こしょうをふる。キャベツ、もやし、にらを加えて炒め、全体に熱くなったら混ぜ合わせた【A】を加えて炒め、【3】にのせる。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
『めばえ』2016年1月号
【4】豚ひき肉ナムルうどん
レンジと焼き肉のたれでパパッと作る、ナムルとひき肉をのせたボリュームうどん。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
もやし 1/2袋
にんじん 1/3本
青梗菜 2株
【A】
ごま油 小さじ2
塩 小さじ1/3
にんにく(すりおろし) 少々
豚ひき肉 200g
焼き肉のたれ 大さじ6
ゆでうどん 3玉
◆作り方
【1】にんじんはせん切りにする。青梗菜は長さを2~3等分し、せん切りにする。
【2】耐熱ボウルにもやしと【1】を入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で4分加熱する。水けをふき、【A】を混ぜる。
【3】フライパンに湯を沸かしてうどんをサッとゆで、湯をきって、器に盛る。フライパンを拭き、【B】を入れて混ぜ、中火にかけてパラパラになるまで炒める。【2】とともにうどんにのせる。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2014年9月号
【5】野菜たっぷり五目麺
蒸し焼きされた甘みのある野菜に、ヨーグルトに加えたみそ味がマッチします。たれは麺との相性も良く、たくさん混ぜて召し上がれ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏ささみ 2本(100g)
キャベツ 1/5個
にんじん 1/5本
もやし 1/2袋
焼きそば? 3玉
【A】
ごま油 小さじ1
塩 3つまみ
【B】
ごま油 大さじ1と1/2
水 大さじ3
塩 適量
【C】
ヨーグルト 大さじ3
みそ 大さじ2
ごま油 小さじ1
のり 適宜
◆作り方
【1】キャベツはざく切り、にんじんはせん切りにし、ささみは幅を半分にし、3等分に切る。もやしは洗う。麺はゆでて、【A】をまぶす。
【2】フライパンに【1】と【B】を入れ、ふたをして中弱火にかけ、蒸し焼きにする。
【3】火が通ったら器に盛り、混ぜ合わせた【C】をかけ、のりをのせる。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材を使い、食べ合わせによる体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。 食育にも力を注いでいる。 一児の母。
『ベビーブック』2015年5月号
お弁当にうれしい!もやしの作り置き
【1】ほうれん草のおひたし
基本のおひたしは、しょうゆ洗いがスッキリ味つけのコツ!シンプルですが、子供は意外にもたくさん食べてくれます。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ほうれん草 100g
もやし 50g
塩 少々
しょうゆ 小さじ1
【A】
水 大さじ4
和風だしの素 少々
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
酒 小さじ1
◆作り方
【1】ほうれん草は根元の泥を流水でしっかり洗う。
【2】熱湯に塩を加え、【1】の根元を入れて30秒ほどおき、葉を入れてサッとゆで、冷水にとる(色止め=冷水にとることで色を鮮やかにする)。
【3】水けを軽く絞って、巻きすの上に互い違いにのせ、しょうゆを全体にふり、巻きすで巻いて水けを絞る(しょうゆ洗い=余分な水けを除き、下味をつける効果がある)。根元をそろえて4~5cmの長さに切る。
【4】もやしはサッと洗って、ひげ根を取り、熱湯でサッとゆでて、ざるにとる。
【5】鍋に【A】を入れて煮立てる(だし割りしょうゆ=しょうゆの味をやわらげるのと同時にうまみを加えるため、薄味でもおいしく仕上がる)。
【6】【3】の水けを再度絞って、【4】とともに【5】に入れ、15分ほど浸す。
*かつお節をのせても。
◆ポイント
ゆでたほうれん草を互い違いに巻きすにのせ、しょうゆを全体にふる。
巻きすで巻いて、ギュッと絞る。
教えてくれたのは
ABC Cooking Studioさん
ABC Cooking Studioは、初心者の方にもおすすめの、料理・パン・ケーキ作りが楽しく学べる女性専用の料理教室です。少人数レッスン、復習にも最適なイラストレシピ、 HPや携帯からの予約など、システムが充実。入会金不要、1回完結の「1dayレッスン」や授業の雰囲気を体験できる「体験レッスン」を毎日開催しています。
『ベビーブック』2012年9月号
時間がないときに!もやし×卵のお弁当おかず
【1】もやしとツナの卵とじ丼
もやし、ツナ、卵。3種のお助け食材を組み合わせて丼ぶりに。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
もやし 1袋
ツナ(ノンオイル) 小2缶(160g)
【A】
めんつゆの素(3倍濃縮) 1/4カップ
水 3/4カップ
砂糖 大さじ1
しょうゆ 小さじ1~2
卵 3個
ご飯 茶碗3杯
◆作り方
【1】フライパンにもやしを敷き、ツナをのせ、【A】を加えて中火にかける。
【2】グツグツ煮えてきたら溶き卵を回し入れ、ふたをする。卵が半熟状になったら火から下ろす。
【3】器にご飯を盛って【2】をのせる。
*しょうゆはめんつゆの濃さで調節して。大人は七味唐辛子をふっても。
教えてくれたのは
飛石なぎささん
三児の母であり、個人でギャラリーも経営しており、その忙しい生活から生まれた、簡単で、パパッと作れて、子どもが喜ぶレシピが人気。
『ベビーブック』2011年6月号