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自由研究をまとめる時の悩み。「あーあるある」を解決したい!
自由研究はただ実験や調べ物をすればいいだけではありません。その内容を他の人に伝えるために結果をまとめなければ、それまでやってきたことが水の泡。まとめ方にはスケッチブック使ってみたり、パソコンを使って印刷したものを束ねたりと、いくつも方法がありますね。中でもオーソドックスかつ見た目にも達成感があるのは「大きな紙1枚に結果をまとめて書く」ではないでしょうか?
模造紙がいいんだけど模造紙大きすぎ?問題を解決したい!
大きな紙に結果をまとめる際は、一般的には模造紙と呼ばれる紙を床に広げて作業をします。表や文章を書き、資料や写真を貼り付けて結果をまとめていきます。しかし、この模造紙というものは困ったことにとても書きづらいのです。大きな紙ゆえ、販売時に丸めて販売されています。そのため四隅に重石を乗せて丸まらないようにしたりことはありませんか?
また、大きな紙なので表や字が曲がらないように「鉛筆で補助線を引く」&「完成したらすべてを消しゴムで消す」など、思った以上に手がかかります。
このお悩みをパッと解決するのは「A4→A1 note」
「A4→A1 note」は大阪にある大栗紙工株式会社がOGUNOブランドで2022年2月に発売したものです。
名前の通り、見た目はA4サイズのノートですが、表紙を開いてみると出てくるのは折り畳まれた1枚のシート。これを広げていくとA4サイズが8枚分のA1サイズ(841×594mm)という大きなシートになります。身近なものと比較すると、新聞紙2ページ分より一回り大きいサイズです。
このノート、元々はビジネスパーソンのアイデア出しや目標管理に使うことを想定した商品なのですが、3種類あるうちの一つ「目標達成シート」は。あらかじめグレーで表が印字されていて、自由研究のまとめにも最適なのです!
「目標達成シート」はどんなもの?
「目標達成シート」はメジャーリーグで活躍中の有名選手も行ったという「マンダラチャート」呼ばれる手法を行うことを補助するフォーマットになっています。夢や目標を叶えるために必要な要素を洗い出す手法で、ご存知の方も多いのではないでしょうか? どのようなフォーマットかというと3×3のマス目が縦横3こずつ並ぶ、合計81マスからなる表です。
このフォーマット、他のコトに使ってもいいですか? と発売元に質問したところ、「ぜひ!いろんなことに使ってください」と嬉しいお返事をいただきました。
ということで、この9×9マスの表を自由研究のまとめに有効活用していきます。
実際に使ってまとめてみました
小学校の頃を思い出しながら、今回の記事のために一足早く「大人の自由研究」として消しゴムの比較をし、結果をまとめてみました。
印刷されている表の1マスは名刺サイズよりひと回り小さい87mm×51mm。貼り付けた写真はカメラからパソコンに取り込んだ後に80×50mmのサイズに加工して印刷、余白を切り落としてから表に貼り付けました。この時ポイントが1つ。写真を貼るときは折り目にあたらないマスを選ぶのがおすすめです。
今回は研究対象とした消しゴムを1商品・横4マスずつ使ってまとめていきます。行の一番左には商品の写真を貼りました。その右隣にはメーカー名や価格。そのまた右隣にはその消しゴムが持つ特徴を書いています。一番右側には実際に使って感じたことをまとめました。メーカー名や特徴など、マス目の中に記入する時には下書きがなくても書きやすかったです。
自由研究のまとめにはいくつかの必須項目があります。「研究に至ったきっかけや研究方法」「結果」「参考にしたもの」などです。今回、「自由研究をしてみて分かったこと」は、表の下にある広めの余白に記入することにしました。
紙のプロがこだわったポイントにも注目
このノートは昭和初期から紙製品を作っている「紙のプロ」が開発した商品です。
写真で見ただけではわからない、実際に使って分かった特徴をご紹介します。
表紙がしっかりしている
このノートはA4サイズに折って持ち歩きます。表紙はしっかりとした厚紙でできていてシートが折れるのを防止し、また汚れないようにと守ってくれます。
シートは厚手の紙を使用
シートには油性マーカーなどで書いても◎な肉厚な紙を使っています。
このような大きな用紙に記入する場合、よく使われるのが油性のマーカーです。今回は我が家でよく使用している油性マーカーを使って記入してみました。裏側からも文字がうっすらと読めますが、重ね塗りした部分も下に敷いた紙までインクが到達することはありませんでした。(不測の事態に備えて、新聞などを敷いて作業をするのをお勧めします)
スルスルと書ける紙の表面に感動
手書きで結果や感想を記入していきましたが、スルスルっと引っかかることなくスルスルとペンが動かせて、気持ちが良いほど!これはぜひ体験していただきたい書き心地でした。
擦ってしまうとザラザラ、でも丈夫!
タイトルを書くために水性マーカーで何度もゴシゴシ塗り重ねたところは少し毛羽立ってしまいました。しかし、破けることはなく、紙の丈夫さを感じました。
あらかじめ印字されている部分はどうする?
元々の「目標達成シート」として使うためにいくつかのマス目にはグレーで印字がされています。上から黒のマーカーで文字を記入した限り特に気になることはありませんでしたが、お子さんによっては真っ白がいいとおっしゃることもあるかと思います。その場合は、上から紙を貼ってしまいましょう。マス目は全て同じ大きさですので、一気に貼るための用紙をカットして準備し、貼り付けていきましょう。
「A4→A1 note」は3種類。お好みのものを使ってみて!
今回ご紹介した「目標達成シート」の他に、何も印刷されていない「プレーンシート」と会議の時にアイデアを出したり、考えを整理するために使うフォーマットが印刷されている「思考・アイデアシート」が販売されています。
用途に合わせて使いやすいフォーマットを選んでくださいね!
提出も保管も楽々
夏休みが明けると、子どもたちが家に持ち帰ってきた教材をまた学校に持っていきます。ランドセルだけでも重いのにそれ以上に荷物が増えて、自由研究まで……となると胸が痛くなりませんか? 「A4→A1 note」ならばたたむとA4サイズの薄いノートになるのでランドセルにも楽々入ります。また、自宅に持ち帰ってきた時にも整理しやすいので、研究の結果を手元に残しやすいことも魅力です。
これから始まる夏休み。自由研究が楽しいものになりますように。
A4→A1ノート SUPPORT THE GOALS(目標達成シート)/OGUNO notebook
https://www.oguno.jp/items/58743133
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文・構成/ふじいなおみ 構成/HugKum編集部