【チビ撮り鉄が今日も行く!Vol.1】憧れは中川家・礼二!そうすけ6歳が聖橋で「3路線交差」を撮った!

チビ撮り鉄・そうすけくんってどんな子?

0歳の頃から電車が大好きな鉄オタ少年・そうすけくん(6歳)。たまたまお散歩コースに線路があったことをきっかけにハマり、鉄オタ歴はかれこれ6年。好きな電車は新幹線や特急ではなく、常用線だそうで、大好きな東武東上線は遠くからでも車両の種類を見分けられるほど!

成長するごとにオタク度もパワーアップし、4歳には駅名の漢字が読めるように。ちなみに愛用している路線図は、じいじからもらった大人が使う本格的な首都圏交通図(もちろん、ふりがななど一切なし)。「明日、仕事で◯◯駅まで行くんだけど、どうやって行けばいいかな〜?」なんていう会話になると、すかさずこの巨大路線図を取り出し、オススメの乗り換え案内を教えてくれるそうです(好きなことから子どもの世界が広がっていくっていいな、と思い、親も見守る姿勢です)。

将来の夢はもちろん鉄道カメラマン!

見るのはもちろんのこと、いわゆる”撮り鉄”なそうすけくんの夢は、鉄道カメラマンになること! こだわりが強いそうすけくんの定番撮影スポットは踏切。好きな車両を撮るべく、自分で駅員さんに「今日○○の電車は何時に来ますか?」と聞きに行き、到着時刻をチェックすることも。休日はマイカメラを片手に、あちこちの鉄道スポットを巡る日々。今日も最高の1枚を求めて、チビ撮り鉄が行きます!

鉄道の聖地、御茶ノ水の「聖橋」へGO!

今回の撮り鉄スポットは、御茶ノ水にある「聖橋」。ここは中央線と総武線、地下鉄丸ノ内線の3路線交差が見られる、都内でもレアな鉄オタスポット。

そうすけの憧れは【中川家・礼二】さん

「やべーーーっ!ここ、礼二さんが言ってたところだよね?(鉄道オタクであるお笑い人の中川家・礼二さんを崇拝している)うまく撮れるかな〜。3路線交差してるところが撮りたいよね、やっぱ!」と、意気込みだけはスゴイです。

ところが残念なことに、上から3路線交差が見られる聖橋は、子ども目線には見づらいことが発覚。「オレ、下から見たい。ね、行こ!」と、1人スタスタ移動を開始し、スポットを探すこと数分間。そして見つけた本日のベストスポットがこちら。

「めっちゃ近い!ここ最高じゃん!」と、目の前に見える丸ノ内線にときめきすぎて、柵から顔がはみ出すくらい気持ちは前のめり。

「ねぇ!丸ノ内線、車輪がいつもの電車と違う!車輪が線路にハマってる!」と言い出すオタ少年。いつも見ている電車とは車輪の様子が違うようで、どうなっているかが気になって仕方がない様子。結局これは勘違いだったものの、車輪の仕様に注目しているあたりがかなりオタク。


風が強く寒かったため、その後1時間程度で今日は退散。「全然見足りないんだけど…。せっかく来たのに!大人ばっか好きなことしてズルイ!」と、かなり機嫌斜めで泣く寸前(この日、母は仕事だったため、オタ少年に付き合ってもらっていた)。また近々、聖橋に来ることを誓ったのでした。

聖橋、今日のベストショットはこの1枚!

◆『御茶ノ水駅 夢の立体交差』photo by そうすけ

「ここは丸ノ内線が一番のポイントなの!3路線交差ってのは、丸ノ内線がトンネルを通ってて、総武線と中央線がトンネルの上を走ってることなんだよ。これは丸ノ内線が出てくるところが撮れたから好きなんだよな〜」

そうすけ

「チビ撮り鉄が今日も行く!」では、そうすけくんが撮るとっておきの鉄道フォトを毎回お届けします。

文/村井 絢

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