松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」や木村拓哉主演映画『レジェンド&バタフライ』など古沢良太脚本が熱い!

松本潤主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」に、木村拓哉と綾瀬はるか共演の映画『レジェンド&バタフライ』、米倉涼子主演のAmazon Original ドラマ「エンジェルフライト」など、人気脚本家・古沢良太が放つ3本をご紹介!

松本潤主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」がいよいよ1月8日(日)より放送されます。人気の高い戦国時代を舞台に、天下統一を成し遂げていく徳川家康が主人公のドラマということですが、これまでにない家康像となりそうな予感!

本作の脚本を手掛けるのは「コンフィデンスマンJP」シリーズや、「リーガル・ハイ」シリーズなど、様々な人気作品を世に送り出してきた人気脚本家の古沢良太。笑いと感動、先の読めない展開はもとより、テンポ感も心地よいエンターテイメント作品に定評のある作家です。

©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会

折しも1月27日(金)より、家康と同じく戦国時代を駆け抜けた武将・織田信長とその妻・濃姫の知られざる物語を描く、木村拓哉と綾瀬はるかの共演映画『レジェンド&バタフライ』も公開されます。さらにこの春には、古沢さんと、「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズの香坂隆史の共同脚本による米倉涼子主演の「エンジェルフライト」もPrime Videoにて独占配信されます。

そんな古沢さん脚本のビッグプロジェクト3本の見どころを駆け足でご紹介します!

“勝ち組”の男・徳川家康役を松本潤がどう演じていくか!?

大河ドラマ「どうする家康」は、古沢さんが新たな視点で、徳川家康の生涯を描く大河ドラマ。家康といえば、江戸幕府の初代征夷大将軍となる名将で、間違いなく“勝ち組”となった男です。

ところが、「どうする家康」ではタイトルにあるように、戦国武士として激動の世を生きていく家康が、いろいろな困難にぶつかるなかで様々な選択を迫られ「どうする?」と頭を抱えていく物語になるそうです。すなわちナイーブで優柔不断かつ、思いやりもあるという、これまでになかった新鮮な家康像が描かれていくようで実に興味津々です。

また、脇を固める豪華キャスト陣にもご注目。織田信長役に岡田准一、家康の正妻となる築山殿/瀬名役に有村架純、豊臣秀吉役にムロツヨシ、今川義元役に野村萬斎、武田信玄役に阿部寛と、隅々まで行き届いたキャスティングに、ドラマへの期待感があおられます。

貧しき小国である三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていました。

今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障されていたようで、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちます。でも、そんな今川家に染まっていく元康を、彼の家臣たちは苦々しく思っていたようで。

1560年(永禄3年)、今川義元は、織田領である尾張へ進撃。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就きます。敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城に無事にたどりついた元康ですが、なんと大高城に織田信長の軍勢が押し寄せてきました!

元康の脳裏によみがえるのは、幼いころに信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶でした。織田軍に包囲されるなかで、家康は家族が待つ駿河に戻るのか、故郷の三河へ進むのか、それとも籠城するのか、どうする家康!?

初回は、1月8日(日)スタートで、15分拡大版として放送。戦国時代関連の歴史ものは、子どもたちにも人気が高いし、若き家康の奮闘は青春ドラマ的な魅力もありそうなので、ぜひ家族でご覧いただきたいです。

木村拓哉演じる織田信長が降臨!濃姫役の綾瀬はるかと紡ぐ夫婦の絆とは?

©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会

古沢さんが「どうする家康」と同じく戦国時代を舞台にした映画『レジェンド&バタフライ』が、1月27日(金)より公開されます。本作は木村拓哉が織田信長を、綾瀬はるかが信長の正妻である濃姫を演じるということで、こちらもキャスティングが胸熱です。

昨年11月には、岐阜市で開催された「岐阜市産業・農業祭~ぎふ信長まつり~」の信長公騎馬武者行列に、木村さんが共演の伊藤英明と共に参加し、会場を熱気に包んだことも記憶に新しいところです。威風堂々たる信長は、まさに木村さんの当たり役となりそう。

©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会

本作は、政略結婚での最悪な出会いから始まった信長と濃姫が、いかにして真の夫婦となり、天下統一へと向かっていったかを、古沢さんならではの新しい視点から描くという話題作。記念すべき「東映創立70周年記念作品」ということで、「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督が気合十分にメガホンをとりました。

権威を振りかざし、人々から“魔王”と恐れられながらも、実は様々な葛藤を抱えていた信長。そんな信長の本心に気づいた濃姫は、いつしかかけがえのないパートナーとなっていったようです。

©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会

描かれるのは、濃姫との30年にわたる奇跡と、本能寺の変の謎。おそらく古沢脚本による想定外の展開と壮大なクライマックスに「そう来たか!」とうなること請け合いです。こちらはぜひ、大スクリーンでご覧いただきたいです。

『レジェンド&バタフライ』は1月27日(金)より公開
監督:大友啓史 脚本:古沢良太
出演:木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、斎藤工、北大路欣也、伊藤英明、中谷美紀…ほか
公式HP:legend-butterfly.com/

米倉涼子がショートカットにして挑んだ国際霊柩送還士役

『エンジェルフライト』はPrime Video にて 2023 年春より独占配信

最後にご紹介するのは、米倉涼子が主演を務めるPrime VideoのAmazon Original ドラマ「エンジェルフライト」で、今年の春より独占配信されます。

こちらは、古沢さんと、「ドクターX ~外科医・大門未知子~」シリーズや「緊急取調室」シリーズなどのヒットドラマを手掛ける香坂隆史の両氏が、ドラマオリジナルのエピソードを脚本化するということで期待度大です!

原作は、佐々涼子が第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」。米倉さんが演じるのは、海外で亡くなられた日本人や、日本で亡くなられた外国人の遺体を母国へと搬送する国際霊柩送還士・伊沢那美(エンジェルハース社社長)役です。

『エンジェルフライト』はPrime Video にて 2023 年春より独占配信

米倉さんは以前から原作を読んでいて、その内容には非常に感銘を受けたそうなので、出演オファーについてはもちろん快諾。「国際霊柩送還士の仕事は、亡くなられた方のご遺体だけではなく、ご遺族も知らなかった故人の秘めた想いも搬送します。各話 見終わる度にどこか心が温かくなるような、素敵な作品になっていると思います」と、見どころをアピール。

という感じで、2023年はまさに“古沢良太イヤー”となりそうな話題作が目白押し。3本とも、人気と実力を共に兼ね備えるトップスターの主演作ということで、抜群のストーリーテラーである古沢さんが、どんな物語を見せてくれるのか、今から胸が高鳴ります。まずは、明日放送される大河ドラマ「どうする家康」からお楽しみください!

Amazon Original ドラマ『エンジェルフライト』はPrime Videoにて2023年春より独占配信
原作:佐々涼子「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」(集英社文庫) 脚本:古沢良太/香坂隆史 出演:米倉涼子……ほか
※作品の視聴には会員登録が必要。Amazon プライムについて詳しくは amazon.co.jp/primeへ。

文/山崎伸子

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