16頭のジャイアントパンダのお父さん「永明」が和歌山から中国へ旅立つ!2月アドベンチャーワールドでお見送り

和歌山のアドベンチャーワールドの人気者・ジャイアントパンダの「永明」がこのたび中国に旅立つことになりました。2月は永明に会えるラストチャンス!折しも、2月は、羽田-和歌山間の臨時便が増設され、お得な特典も色々あります。パンダに会いに和歌山へ!

ジャイアントパンダ7頭!世界最多の繁殖実績を誇るアドベンチャーワールド

↑2014年に誕生した「永明」の双子の娘「桜浜」。

かわいくてのんびりとした風貌のパンダは、大人から子どもまで大人気の動物ですが、パンダというのは通称で、正しい名称は、ジャイアントパンダ。近似種にはレッサーパンダがいます。

現在、日本でジャイアントパンダを観覧できるスポットは、東京・上野動物園と神戸・王子動物園、そして和歌山・アドベンチャーワールドの3か所。中でもアドベンチャーワールドは、2023年1月現在も7頭のパンダを飼育している、日本においては最も多くのパンダを観覧できるスポットです。

これまでに17頭の赤ちゃんパンダが誕生!

アドベンチャーワールドは、1994年から絶滅危惧種であるジャイアントパンダの繁殖・保護の研究を目的に、中国成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地と、ジャイアントパンダの共同研究をスタート。世界で初めてブリーディングローン制度を利用して、自然繁殖を目的とした飼育・研究を進め、これまでに17頭の赤ちゃんパンダが誕生しています。この繁殖実績は、中国以外では世界最多となります。

双子の妹「桃浜」。

グレートファーザーの「永明」は中日友好特使に

↑ジャイアントパンダ「永明」は、16頭の子どもを持つお父さん。

このたび、この7頭のうち最も長く飼育され、人気を博している「永明(えいめい)」が中国へ旅立つことに。

「永明」は1994年に来日したオスのジャイアントパンダで、以来、ずっとアドベンチャーワールドで飼育されてきました。アドベンチャーワールドで誕生した赤ちゃんパンダ17頭のうち、なんと16頭のお父さんで、昨年30歳を迎えました。30歳というと人間にとってはまだ若いほうですが、野生のパンダの寿命は約20年といわれていますので、「永明」はダントツの長寿!のジャイアントパンダであり、グレートファーザーなのです。

双子パンダと共に2月に中国へ旅立ちます!

 この「永明」が202212月、日中国交正常化50周年を記念して、中国駐大阪総領事館から「中日友好特使」を拝命。それと同時に、ジャイアントパンダの保全と継続的な日中共同繁殖研究の計画に基づいて、20232月、アドベンチャーワールド内で一緒に暮らす双子の娘たち「桜浜(おうひん)」と「桃浜(とうひん)」とともに、中国へ旅立つことが決定しました。「桜浜」と「桃浜」は、性成熟の年齢に達しているので、今後中国でパートナーを探して、未来の繁殖を目指すそうです。

この機会に、南紀白浜へ「永明」「桜浜(おうひん)」「桃浜(とうひん)」に会いに行ってみませんか?

「永明」たちのお見送り期間は2月21日まで!

↑園内にあるブリーディングセンター。写真のパンダは「良浜」。現在は「永明」「桜浜」「桃浜」が暮らしている。

「永明」「桜浜」「桃浜」の3頭の観覧は、「お見送り期間」が終了する221日(月)までとなっています。また、上記の3頭は現在、渡航を前に検疫中のため、観覧はブリーディングセンターの屋内運動場においての1~2頭となります。検疫の状況や、3頭の体調によっては公開が変更になることもあるので、ご注意ください。

 園内にいるほか4頭の「良浜」「結浜」「彩浜」「楓浜」は、各々の健康管理に合わせて、パンダラブにて1~3頭が公開されています。

↑パンダラブでの展示風景。動物たちに快適な観光を維持する設備が整っていて、生き生きと暮らす動物の姿を間近で観覧できる。

*パンダの公開時間や観覧方法の詳細は、アドベンチャーワールド内の各施設の紹介サイト、および下記のサイトにてご確認ください。

 ジャイアントパンダ3頭のお見送りについて>>>
ジャイアントパンダ「永明」「桜浜」「桃浜」が暮らす「ブリーディングセンター」>>>
ジャイアントパンダ「良浜」「結浜」「彩浜」「楓浜」が暮らす「パンダラブ」>>>

パンダグッズ・パンダグルメも充実!

かわいいパンダグッズがいっぱい!土産物ショップ「AW」
パンダ肉まんクッションは、サイズ色々
ぬいぐるみもサイズがいろいろあります
パーク内のレストラン「パン工房」で食べられるパンダバーガー

アドベンチャーワールドは動物園、水族館、遊園地が一体となった一大テーマパーク

アドベンチャーワールドはパンダ以外の楽しみもいっぱい!およそ80万㎡もの広大な敷地内の園内には動物園、水族館、遊園地を設置。約1401400頭もの動物に出会えるだけでなく、動物のライブパフォーマンスをはじめ、動物とふれあえるアトラクションやツアーが目白押しとなっています。

アドベンチャーワールドの詳細はこちらから>>>

↑園内の動物園「サファリワールド」を走るケニア号。ケニア号は無料の列車型の乗り物で、動物たちの世界を車両に乗りながら観覧できる
↑「マリンワールド」では、迫力満点のライブパフォーマンスもたっぷり楽しめる。

2月に展開されるキャンペーンを利用してお得に南紀白浜へ!

↑南紀白浜へは東京から飛行機で約75分。南紀白浜空港からアドベンチャーワールドへは路線バスで約5分。

アドベンチャーワールドへのアクセスは、東京からは南紀白浜空港がもっとも便利で、羽田空港からは約75分で南紀白浜空港へ到着。南紀白浜空港からは路線バスに乗って約5分で行くことができます。

 そんな中、来たる2月に「羽田―南紀白浜」間で臨時便が運航。しかも、臨時便の運航を記念してキャンペーンが展開されます。

臨時便限定のお得なキャンペーンいろいろ

お得に南紀白浜へ旅するチャンスです!キャンペーンの内訳は以下の通りとなっています。是非、この機会にご家族で和歌山を訪れてみませんか!

  • 前泊・後泊支援(臨時便限定)

「臨時便を使用」して「対象宿泊施設に宿泊」した場合、チェックイン時に1搭乗・1泊につき、3000円分の白浜町商工会商品券をプレゼント。往復とも臨時便を利用し、同じ宿泊施設に2泊以上する宿泊者には、6000円分の商品券を授与。

  • アンケートキャンペーン(全便対象)

臨時便の運航期間である20232月に航空機内で配布されるアンケートに回答すると、抽選で50名に和歌山の特産品をプレゼント。

和歌山県の旅行支援サービス「わかやまリフレッシュプラン Sワイド 2nd」を利用すればさらにお得!

*旅行内容や予約の仕方次第では、和歌山県の旅行支援サービス「わかやまリフレッシュプラン Sワイド 2nd、を利用すればさらにお得に旅ができます。

* 「南紀白浜空港臨時便運航キャンペーン」の詳細はこちらから>>>>

取材・構成/山津京子

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