「【推しの子】」大旋風再び！第二期アニメも大バズり、実写版ドラマ&映画の情報も総まとめしました！

ただのアイドルものとは一線を画す「【推しの子】」が大ブームに！

原作は赤坂アカと横槍メンゴによる同名人気コミック。「【推しの子】」というタイトルから、推しのアイドルを主人公にした“アイドルもの”だと思って読み始めたら、きっとヤケドするでしょう(褒めています)。

産婦人科医のゴローと、彼の“推し”のアイドル、アイとの出会いからスタートし、その後、ショッキングな殺人事件や、殺されたものたちの転生に復讐劇、リアルな芸能界の裏側など、かなりディープで予測不能な物語が展開される本作。青春もの、サスペンス、ミステリー、ファンタジーなどが“全部のせ”の快作は「次にくるマンガ大賞2021コミックス部門」にて第1位を獲得しました。

そして2023年4月よりTVアニメ『【推しの子】』の放送がスタートすると、SNSトレンドを席巻。YOASOBIがリリースした本作のオープニング主題歌「アイドル」のMVは、7月7日付けで自身最速となる5億回再生を突破しました。2023年はYahoo!検索大賞2023(アニメ部門)や、日本アニメトレンド大賞2023、ABEMA AWARD 2023特別賞、ネット流行語100の年間大賞などに輝き、社会現象を巻き起こしたことも記憶に新しいところです。

TVアニメ『【推しの子】』第2期も大バズリ！

待望のTVアニメ『【推しの子】』第2期が、7月3日より、TOKYO MXほか全国35局にて放送開始されました。すでに家族でご覧になっているファミリーも多いのでは。

第2期では、新たな舞台の幕が開きます。人気マンガ「東京ブレイド」の舞台稽古が始まり、劇団ララライの役者たちに囲まれ、大きく飛躍するかな。そして、かなの才能を認めながら、ライバル心を激しく燃やすあかね。才能と熱意のある役者が集う中、アクアは演技すらも利用して、母アイの死の真相を追い続けていきます。そしてアイドルとして母の背中を追い続けるルビーは……。

ABEMAでは地上波と同タイミングで無料最速配信を開始したほか、他のサイトでも7月4日より順次配信され、SNSでは、またもや#推しの子が大バズリしました。また、YouTubeチャートTOP100の週間総視聴回（2024年7月5日～7月11日）でもGEMN，中島健人&キタニタツヤによるオープニング主題歌「ファタール」が堂々1位をマーク。再び【推しの子】大旋風を巻き起こしています！

櫻井海音、齋藤飛鳥ら豪華キャストを迎えた実写版【推しの子】とは

さらに、Amazonと東映による【推しの子】を実写映像化する共同プロジェクトが開始されるという一報に、【推しの子】ファンたちが色めき立ちました。ドラマシリーズをPrime Videoにて11月28日（木）21時より、プライム会員向けに世界独占配信、その続きとなる映画を東映配給で12月20日（金）より全国公開されることが発表されています。

主演の櫻井海音ほか、齋藤飛鳥、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あのという、今をときめく最旬キャストが明かされると、Xでは「推しの子実写化」をはじめ関連ワードがトレンドを席巻。世界中に【推しの子】旋風を巻き起こす本プロジェクトの続報に期待する声が相次ぎました。

初映像となった特報もご紹介。無数のサイリウムに囲まれたステージに立つ、伝説的アイドルグループ「初代B小町」のライブシーンから幕を開けます。グループの中でもひと際存在感を放つ、“完璧で究極のアイドル”、アイ（齋藤飛鳥）のまぶしさに目を奪われるのも束の間、カチンコの音が鳴り響くと物語の世界は一変します。

続いて「アヴェ・マリア」の叙情的な旋律にのせて、“芸能界”を生き抜く、アクア（櫻井海音）、ルビー（齊藤なぎさ）、かな（原菜乃華）、MEMちょ（あの）、あかね（茅島みずき）らの姿が映し出されます。欲望や情熱、様々な思惑が交錯する“芸能界”の光と影。映像のラストでは、突如アイが何者かに刺される衝撃の展開とともに、「この物語は、フィクションである」というナレーションが。

なぜアイは殺されたのでしょうか。「噓はとびきりの愛」と語る、アイの瞳の奥に隠された真実とは。予測不能の挑戦的なストーリーと、ハイクオリティな映像を予感させる実写版となりそうです。

ますます盛り上がりを見せている【推しの子】旋風。アニメはもちろん、来る実写版への期待も大いに高まっていますので、まだ未見の方も、第2期の放送をすでに見ている方も、アニメ第1期を配信でイッキ見するというのもおすすめです。猛暑がきつい夏休みなので、ぜひエアコンのきいた涼しい部屋で、ご家族といっしょにたっぷりと【推しの子】を楽しんでください。

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文/山崎伸子