9か国語を話す20歳のLaraさんが絵本を執筆!絵本に込めた思いをスペシャルインタビュー

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10歳のときに描いたイラストブック『Little Lara Land 』が話題となり、このたび20歳の節目に絵本を発売したLaraさんに、本に込めた思いや世界とのつながり方、そして「好き!」が育った子ども時代について伺いました。

―― Laraさんが子どもの頃は、どんなことが好きでしたか?

Lara 「とにかく本を読むことに夢中でした。睡眠以外はいつも本を読んでいて、本を預けなければいけない空港のセキュリティチェックが嫌いだったほど(笑)。物語はもちろん、科学や歴史の本、伝記まで、ジャンルを問わず読んでいました。中でも伝記がお気に入りで、『こんな生き方もあるんだ』と知るたびに、自分の世界がどんどん広がっていくような感覚がありました」。

――9つの言語を話せますが、多言語が話せてよかったことは?

Lara 「一番は、たくさんの人とコミュニケーションが取れること!そのことばを知らないと出会えない考え方や文化、知識に触れられるのも楽しいです。新しい言語を学ぶきっかけのひとつは、本を原書で読みたいという気持ちでした。好きな作家の作品を、その国のことばで読んでみたい。そんな興味が、次の学びへと自然につながっていきました」。

―― 人との出会いは、Laraさんにどんな影響を与えてきましたか?

Lara 「昔から人が大好き。だから、幼い頃から素敵な大人に囲まれて育ったことも、大切な経験です。『こんなふうになれたらいいなあ』と思う人に出会うと、それはただの憧れではなく、『自分にもできるかもしれない!』という目標になるんです。10か国語を話す友人との出会いも、多言語を学ぶ大きなきっかけになりました」。

―― 絵を描くことは、Laraさんにとってどんな存在ですか?

Lara 「今は、世界中の人とつながるための共通言語のような存在かな。もともとはおしゃれが好きで描き始めて、子ども時代はいつも“リトルララランド”という世界を空想してスケッチしていました。絵本『スカッフィとミスプードル』も、その延長線上にあるんです。絵はことばを超えて気持ちを伝えられる、とても特別な表現方法だと思っています」。

――子どもの時に好きだったことは、今につながっていますか?

Lara 「本も絵も、当時はただ楽しいから続けていただけでした。でも、その『好き!』が少しずつ世界を広げてくれて、今の自分につながっています。今後は、アートと医学とことばで、世界の子どもたちに元気を届けたいと思っています」。

Message from Lara

「子どもたちだけでなく、大人にも繰り返し読んでほしいです。スカッフィのような純粋な心や、人とつながることの大切さを感じてもらえたらうれしいです」。

ラストは自分で創る! 親子で楽しむバイリンガル絵本

Lara(ララ) 小学館 ¥1,870(税込)

雲の上の秘密の国を舞台に、素敵なお城にひとりで暮らすミスプードルとお花屋さんのスカッフィが出会って・・・。ラストの一行は、読んだ人が感じたままに完成させられる特別なしかけ付き。

profile

Lara(らら) イラストレーター

2005年東京生まれ。102か国を訪れ、9か国語を話すハイパーポリグロット。8歳でイラストレーターとしてデビューし、現在はドイツの大学で医学を学ぶ20歳。

2026年『ベビーブックFirst夏号』 構成/白﨑寛子