《13歳で気象予報士に合格!》難関校の現役中学生で俳優・山田花凜さんのなるほどな「朝5時起床勉強法」

『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』の助っ人小学生や、ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』の本多華鈴役で活躍した山田花凜さん。当時は小学校5年生、中学受験の勉強と芸能活動を両立させ、見事第1志望の難関校に合格しました。それだけでもすごいのに、中2の春に気象予報士試験に合格! いったいどんなふうに勉強に取り組んでいるの? 本人にじっくり聞いてみました。

母が気象予報士の資格を持っているから私もとりたい!

――気象予報士は国家資格で、毎年合格率5%前後といわれる難関資格です。合格者の平均年齢も40歳以上。その試験に13歳で合格するなんて、本当に快挙ですよね! なぜこの資格を取ろうと思ったのですか?

もともと母が資格を持っていて、謎解きが好きな私のためにお天気のクイズを出してくれたり、気象の実験をしてくれたりしたことがあって、すごいな、私も資格をとりたいなって思っていました。中学受験の頃はさすがにムリなので、中学に入学したら絶対に挑戦しようと考え、早速勉強を始めました。

最初は勉強する内容が難しかったし、演習問題もなかなか解けませんでした。気象予報士の試験は年2回、全部で3科目あって1科目ずつ受けられるんですが、中18月に受けた1科目の試験は、不合格でした。すごく落ち込みました。でも、取りたい気持ちはずっとあったのだからもう一度がんばってみようと思って、また勉強してチャレンジしました。中学受験と違ってチャンスは何度もありますし、1科目ずつ受験できるのがいいですよね。

 

それで、中11月に、落ちた1科目を含め他2科目を受けて合格、中28月に残りの科目を受けて合格して、無事資格をいただきました。

今後はお天気の仕事もしてみたいな、と思っています。中学生で年齢が低いので、十代、二十代の若い人たちにも気象のことをわかりやすく伝えられたらいいなと思っています。たとえば、以前TVでやらせてもらったのが、「前髪指数」。この湿度でこの風だから、「今日の前髪はバッチリ決まります」みたいに、身近なところで気象に興味を持ってもらえたらいいですね。

小学校以来「朝5時起床」を続け、頭がさえた状態で勉強

――中学受験が終わるなり、次は気象予報士の勉強をしたのですよね。学校の勉強と気象予報士の勉強、芸能活動をどのように時間配分していたのですか?

中学に入学したら、学校の勉強については毎日たくさん課題があるわけではないですし、期末試験や中間試験、ときどき小テストがある程度なので、以前よりだいぶ余裕があります。もちろん学校の勉強が最優先で、定期試験の前は全力投球ですけれど、それ以外のときは気象予報士の勉強にたくさん時間を使えました。

小学校の頃から朝5時起床して勉強する習慣がついているので、気象予報士の勉強は朝やることが多かったですね。当時は15時間くらい勉強していました。

今も朝5時起床は続けていますよ。学校の勉強をしたり、特に勉強をすることがないときは本を読んだりしています もともと謎解きが好きなので、ミステリーを読むことが多いかな。伊坂幸太郎さんの本よく読んでいます。父も伊坂さんの本が好きなので、どの本を読んだらいいか、おすすめしてもらっています。

考えながら演技を学ぶワークショップで俳優を目指す

芸能の仕事はまだまだそんなにできてなくて……。今は学校生活の勉強や部活や行事を楽しんで、友達と遊んだりしつつ、準備をしている段階です。私のなかで、今、一番の将来の夢は俳優になること。演技のワークショップに通っていて、演技の練習をがんばっています。 

――そのワークショップとはどういうものですか? 

俳優になるための基本的なこと、座学で勉強したり、発声の練習をしたり台本を読んだりをまずきちんとやってくれます。その上で「こういう役でこういう場面だったら、こういうメイクがいいよね」とか、「こういうときの声はこんな低い声のほうがリアルじゃないかな」みたいに、「考えてお芝居をする」というのをやる場なんです。 

きまった発声やセリフを言うだけじゃなくて、深く考えるところがおもしろいし、自分に合っているかなと思っています。一緒に学んでいるのは大人の人が多くて、学生はあんまりいないですね。 

実は、このワークショップ、自分で探してきたんです。きちんとした演技ができる俳優になるにはどうしたらいいか、いろいろ調べて探して、事務所に「行ってもいいですか?」って相談して決めました。自分が目指す俳優になるには「ここがいい!」と思ったんです。

両親もそうやって自主的に演技の勉強をしている私を応援してくれますし、学校の友達も、たまに私がTVに出ていると「見たよ!」って言って喜んでくれるので、居心地がいいというか、芸能活動もやりやすい環境にいるな、と思っています。今、一番やりたい演技の勉強を心おきなくできるのがうれしいですね。 

実は意外にオチャメなキャラ? 5歳下の弟にイジられる

――自分の目標のためにがんばる、前向きになるのは、中学受験のときと同様ですね。周囲からも「しっかりしている」と言われませんか?

しっかりしてみられがちですけれど、実はヌケてます(笑)! あと、真面目というのも違ってて、仲のいい子たちとの間ではけっこううるさいし冗談言い合ったりして。 

家のなかでもイジられたりしますよ。5歳下の弟がいて、すごくかわいがっている……つもりだったんですけれど、むこうがどんどん大きくなってきて最近はイジられることが多くなりました。ゲームで負けたときは私のほうがめっちゃ悔しがったりもするし。そのうち遊んでくれなくなるかと思うと、それが一番悲しいかもしれないです(笑)。

楽しく勉強に取り組む工夫をしてあげれば子どもは伸びる!

――ともあれ、現在はとても楽しい中学生活なのですね。中学受験の経験が今に役立っていることは?

やっぱり、朝早く起きて勉強する習慣かな。朝、静かな中で勉強をするとはかどりますし、好きな本を読むにもとてもいい時間です。また、忙しい中で勉強をしていたので、優先順位をつけて行動したり、効率のいいスケジュールを立てられるようになったのもよかったなと。集中して勉強し、余った時間で遊ぶという、メリハリの付け方ができるようになりました。

あと、塾の授業で大事なポイントを先生が言ってくれるときにマーカーを引いたりして、あとから見やすくするクセがついたので、それも今の学校の授業に生かされていると思います。「ノートがキレイだね」と先生にほめられました。

――これから中学受験をするお子さんや保護者のみなさんにアドバイスをお願いします。

アドバイスを言える立場ではないけれど、今振り返ってみると、私、中受の受験勉強をつらいと思っていなかったなって。今まで知らなかったことを知ることができたし、問題を解けたときはすごくうれしいし、楽しいものだったという印象なんです。

それは、前編でもお伝えしたように、母や父が勉強を楽しく感じる工夫をたくさんしてくれたおかげだとも思っています。社会科の暗記のために語呂合わせを教えてくれたり、世界遺産の場所を旅行したり。試験で問題を間違えたりしても、「間違いやわからないことは宝物」って母に言われていました。「その宝物を探して解き直して、自分がもっとわかるようになればいいんだよ」って、前向きに考えるコツも教えてもらいました。

だから、みなさんも勉強がつらいものだって思い込まずに、楽しんでいくっていうのが一番の秘訣かなと思います。

――明るく前向きで芯が強い花凜さん。勉強に打ち込むように演技の練習にもしっかり取り組み、きっと彼女らしい俳優になるのでしょうね! また「お天気おねえさん」としても登場するかも!? 楽しみに待ちたいですね。

前編では中学受験の体験について伺いました

【中学受験】芸能活動をしながら難関校に合格。『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』ほかで活躍した俳優・山田花凜さんの受験は前向きな母の言葉が支えに
謎解きが大好き。ちょっとシブめのお笑い芸人さんもK-POPも大好き  ――花凜さんは小さい頃から勉強が好きだったんですか? トランプ...

衣装:
カーディガン¥8,880(BITTER CELLS)、ワンピース¥7,090(OLIVE des OLIVE)、シアーTシャツ/スタイリスト私物

問い合わせ先:
OLIVE des OLIVE ☎︎03-6418-4630
HANA support@hana-korea.com

お話を伺ったのは

山田花凛さん(やまだ・かりん)

20101124日、東京生まれ。小学生時代から芸能活動を始め、小5のときに『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』の助っ人小学生や、ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』の本多華鈴役で活躍。その後もバラエティなどに出演。並行して中学受験の勉強に励み、難関校に合格。また中学に入学してすぐ気象予報士の勉強に励み、13歳で資格取得というスーパー中学生。
Instagramは>>こちら

文・構成/三輪泉 撮影/五十嵐美弥 ヘア&メイク/yumi(ThreePeace)  スタイリング/杉岡菜々子

編集部おすすめ

関連記事