「子どもの遊び」に付き合えず罪悪感…そんな保護者は8割超! 258人に聞いた「やってよかった遊び」とは?【HugKum総研】

同じことが繰り返されるごっこ遊びや、体力が求められる戦いごっこ、後片付けが大変な絵の具遊びや粘土遊びなど。一緒に遊んであげたいけれど、「正直ちょっと苦手…」と思う遊びはありませんか? また、忙しい毎日の中で、子どもと遊んであげる時間や心の余裕がないことも。そんな「子どもとの遊び」について、HugKum読者に大調査。どんな遊びが苦手? 罪悪感は感じる? など、現代のリアルを紐解きます。「大変だったけど、やってよかった」そんな声が挙がった遊びもご紹介します。

調査期間:2026年1月30日~2月22日 回答者数:0~12歳の子どもがいる保護者258人

遊んであげたいけどちょっと苦手…「子どもとの遊び」あるある

まずはこんな質問から見ていきましょう。「子どもとの遊びについて、あなたの今のスタンスにいちばん近いものを選んでください」と尋ねたところ、「できるだけ全力で付き合いたい」(142人)が最多に。「余裕があるときだけ付き合いたい」(71人)「正直、しんどいと感じることの方が多い」(45人)と続きます。

「子どもとの遊びについて、あなたの今のスタンスに一番近いものを選んでください」(複数回答可、回答者数:無回答を除く234人)
「子どもとの遊びについて、あなたの今のスタンスにいちばん近いものを選んでください」(複数回答可、回答者数:無回答を除く234人)

一方で、「できるだけ全力で付き合いたい」と「正直、しんどいと感じることの方が多い」を同時に選んだ人もいて、「全力で付き合ってあげたいけれど、思うように遊んであげられない」といったような保護者の思いが入り混じるリアルな結果となりました。

では、子育て中の保護者にとって「苦手」と感じる遊びはどんな遊びなのでしょうか。「この遊びだけは、ちょっと苦手/できれば避けたい…」と感じるものがあるか尋ねたところ、次のような結果となりました。

「『この遊びだけは、ちょっと苦手/できれば避けたい…』と感じるものはありますか?」(回答者数:無回答を除く231人)
「『この遊びだけは、ちょっと苦手/できれば避けたい…』と感じるものはありますか?」(回答者数:無回答を除く231人)

汚れる・散らかる遊び(78人)

「クレヨンを使った遊びをすると、クレヨンが手に付いたままあちこち触るので苦手です」(女性/佐賀)
「散らかしたあとの片付けが苦手なので、できるだけ楽に遊べるものを選びがち」(女性/広島)
「片付けまではなかなか一緒にできず、親だけが片付けになることが多々あるため、汚れる・散らかる遊びは避けたいなと感じてしまいます」(女性/京都)

多くの人が挙げた「汚れる・散らかる遊び」は、後片付けやその後の処理のことまで考えて、できれば避けたい…と感じている様子もうかがえました。

体力勝負の遊び(51人)

「アスレチック遊具は子どもがけがをしないように注意しながら、自分もついていくのが大変で…。毎回ヘトヘトになります。また、9歳と5歳の体力差が大きいので2人を1人で見守るのが難しい!」(女性/山形)
「小学生の子どもと一緒に、なわとびや鉄棒をすること。体力もないし、そもそもすごい技もできないので…」(女性/愛知)

育児は体力勝負とはいえ、大人にだって限界はありますよね。もともと運動が苦手だった、体力が落ちているからなど、子どもの体力についていけないという保護者の姿も。

同じことを延々と繰り返す遊び(28人)

「終わりが見えないごっこ遊びは、ストーリーや役にしんどさを感じます」(男性/三重)
「こちらが飽きてしまって、また?という気持ちになってしまうから」(女性/愛知)

「本当にこれ楽しいの…?」と思ってしまうような遊びを延々と繰り返すことがある子どもたち。繰り返す遊びを一緒に遊んでいると自分が飽きてしまう、という意見が目立ちました。

心も時間も余裕がない…子どもの遊びに付き合えないリアル

「子どもとの遊びに付き合えないのは、どんなときですか?」(複数回答可、回答者数:無回答を除く223人)
「子どもとの遊びに付き合えないのは、どんなときですか?」(複数回答可、回答者数:無回答を除く223人)

悩める保護者に「子どもとの遊びに付き合えないのは、どんなときですか?」と聞きました。結果、「心に余裕がないとき」(152人)「仕事や家事で疲れているとき」(138人)「体調が万全でないとき」(137人)がほぼ横並び。心も時間も余裕がないと、遊んであげられない…というリアルな本音が見えてきます。

「子どもの遊びに付き合えず、罪悪感を感じたことはありますか?」(回答者数:無回答を除く226人)
「子どもの遊びに付き合えず、罪悪感を感じたことはありますか?」(回答者数:無回答を除く226人)

子どもとの遊びに付き合えないとき、罪悪感があるかどうか尋ねると、「ある」と回答した人が8割超えの192人。多くの保護者が一緒に遊んであげられないことに罪悪感があるようです。それぞれの意見を見てみましょう。

「子どもが悲しい思いをしていないかな…」そんな罪悪感の正体は?

「家事で子どもとの時間が取れないときや、きょうだいの片方を見ているときの、もうひとりの『かまってかまって』に答えてあげられないときなどに感じます」(女性/北海道)
「子どもと遊ぶという経験は、今しかできないことなのに、自分の都合で付き合えないことがもったいなく、また申し訳なく感じるから」(女性/千葉)
「子どもはただ遊んでもらうことを楽しみにしているだけなのに、それを断ち切るような言動をしてしまったとき。子どもが悲しい思いをしていると思うし、なんで遊んであげないんだと自分を責めてしまう」(女性/埼玉)
「遊びを断ったあと、ひとりで遊んでいるのを見ると『ごめんね…』と思ってしまいます」(女性/神奈川)

子どもがさみしい思いをしていないかな、今しかできない経験をさせてあげられてないのではないか、そんな子どもを想うからこその意見がとくに多く挙がりました。加えて「家事をしないと生活が回らない」「下の子のお世話を優先してしまう」など、罪悪感がありつつも、やむを得ない状況に悩む声も見られました。

「罪悪感は感じない」その理由は?

一方で、罪悪感を感じないと答えた人からはこんな意見が挙がっています。

「遊べないときもあるから仕方ない。遊ぶ時間が取れたら全力で遊ぶようにしている」(女性/北海道)
「体調が悪いとき以外は全力で付き合うようにしている」(男性/静岡)
「無理な約束はしないようにしている」(女性/岡山)

遊べないのは仕方ない。だけど遊べるときにはしっかり遊んであげる。そんな意見が印象的でした。「ママだって人間だもの」という本音や「疲れていることを説明してわかってもらう」というような意見も。また「自分が遊べないときはパートナーに協力してもらう」といった、夫婦でしっかり役割を担っているという声もありました。

大変だからこそやってよかった。保護者おすすめの遊びは?

時間や心に余裕がないと、どうしても大変な遊びは避けがち。遊んであげられなくてごめんね…なんて罪悪感を心に抱くことも。だけど、それぞれのご家庭で、「大変だったけど、やってよかった」と思えた経験もあるようです。たくさん寄せられたエピソードの中からいくつかをご紹介します。

絵の具遊びや粘土遊びなど「汚れる・散らかる遊び」

「粘土やクレヨンなど汚れる系の遊び。子どもの想像力が広がると感じました」(女性/茨城)
「お絵描き遊びは周りが汚れてしまうのでやりたくないときもあるのですが、娘がすごく楽しそうに遊んでくれるのを見ると、やってよかったなと思います」(女性/北海道)
「夏休み中、普段なかなかできないことをしよう! と家に新聞紙を敷いて絵の具遊びをしました。夏なので子どもたちはパンツ姿でOKだし、おうち遊びだけど身体を動かす要素もあってとても盛り上がりました。できあがった作品は夏休みの自由研究にもできたので、一石二鳥な遊びでした」(女性/山形)

汚れる・散らかる遊び」は負担を感じやすい一方で、「大変だったけど、やってよかった遊び」として支持されていました。汚れの度合いは、親子ともに楽しんだ証拠なのかもしれませんね。

意見の中に、「新聞を広げた上にたくさんのカレンダーの裏紙を並べ、絵の具で自由にお絵描きをする」という遊びのアイデアもありました。楽しそうですね!

段ボール工作は達成感も抜群!

「大きな段ボールが手に入るたびに段ボールハウスを作って遊んでいますが、楽しかったー!と言ってくれるのでやりがいがあります」(女性/埼玉)
「リビングいっぱいに段ボールを広げて巨大な秘密基地を作ったことです。カッターでの裁断やガムテープでの補強に丸一日かかり、部屋は散らかり放題で正直途中で後悔しましたが、完成した後に子どもたちが自分たちで飾り付けをし、その中で誇らしげにおやつを食べている姿を見て、作って本当によかったと疲れが吹き飛びました」(男性/栃木)

使わなくなった段ボールを使って作る、大きな工作。子どもと一緒に作った工作は、達成感も満足度もぐっと高まりそうです。おうちの中でできる上、おうちにあるもので作れるので、季節や天気を気にせずいつでも始められるのがいいですね。

段ボールハウスや秘密基地を作った、という意見のほかにも、跳び箱や巨大迷路を作った!という素敵なアイデアも。

びしょびしょ&どろんこ!水遊び・公園遊び

「大きなシャボン玉を作りました!ハンガーで輪っかを作って液をバケツに用意して…手足がびしょびしょになってしまったけど、周りの子を巻き込んでみんなで楽しめました」(女性/神奈川)
「プール遊びは準備や片付けが大変だけど、子どもの楽しそうな顔を見ると重い腰をあげてよかったと思います」(女性/神奈川)
「砂場で山を作って、一生懸命水で固めて、さらにトンネルを作って、最後に水を流して遊びました。とてもよろんでくれたことと、そのあともずっと覚えていてくれたときはやってよかったと思いました」(女性/神奈川)

夏場の水遊びや、冬の雪遊び、さらに公園遊びは、大変だけどやってよかったという声が多く集まりました。「今しかできないことだから」と、子どもが小さいうちに一緒に楽しみたいという声も聞かれます。

「公園でのピクニック。軽食だけどお弁当を持参するだけで、子どもたちの満足度が、少し高い気がします。食べたらすぐ、遊んでいい? と目が輝く瞬間が見られます」(女性/群馬)
「落ち葉を集めて飛び込む、プールのようにして遊ぶ、子どもの服が首元まで真っ黒になるまで遊びました」(女性/東京)

同じ公園遊びでも、いつもと違う遊び方をすればもっと楽しい! そんな意見もありました。気軽に楽しめる遊びのアイデアの数々は、今度やってみようかな? と思わせてくれるものばかりです!

***

子育て中の保護者は、本当に毎日大忙し。本音を言えば、全力で遊んであげたい。けれど、なかなかそれが難しい日もあります。

でも毎日じゃなくても大丈夫。例えば1週間に1度、あるいは1か月に1度だけでも、いつもと違った遊びを取り入れられたなら、子どもの記憶にはきっと大きく残るはず。

「大変だけど、やってよかった」「大変だからこそ、やってよかった」。そんな達成感と満足感をたっぷり味わえる遊びを、たまには親子で楽しんでみてはいかがでしょうか?

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文・構成/伊東ししゃも

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