参観日や公園、習い事の集まりなど、他のママと会う機会にありがちなのが、”同じアイテム”を着ていること。つまり、被っていることはありませんか?
ママとしてのシーンは絶妙なバランスで出来ており、ママたちは年齢も幅広く趣味趣向も様々。目立ちすぎもおしゃれすぎもなんとなくタブーな世界。あくまで、清潔感が溢れ品行方正に見える“よき母風スタイル“がよしとされている風潮です。
ド定番ブランド:ユニクロは「主役にしない」が正解!
発想の転換をしファストファッションブランドを上手に着こなし「え?一緒だったの?」「気付かなかった」にしていく方法を、ブランド別に特徴をおさえつつ、ファッションプレスである筆者独自の視点から考えてみました。ぜひご参考にしてください!
1人1枚は持っているだろう、もはや国民的定番ブランドになったユニクロ。
誰にでもわかりやすく取り入れやすいトレンドも入れつつ、老若男女から支持されています。そして、ユニクロこそ最もバッティング率の高いブランドです。
そこで、上手な取り入れ方は“ユニクロは主役にしないこと“です。
ルールその1:ベーシックカラーを選ぶこと
微妙なカラーはバレてしまうので、個人的には濃いカラーの黒、ネイビーがおすすめ。
ルールその2:出来るだけシンプルなデザインで
名脇役はシンプルこそ成り立ちます。あくまでコーディネートの脇役として使うのを意識して。
デイリーに使いやすく価格と取り入れやすいデザインで多くの方に支持されている分、あえてコーディネートの主役にせず“名脇役“として着こなすと被った印象も薄まり、洗練されたコーディネートに仕上がります。名脇役と使うためには、以下のルールで選ぶと使いやすく、そして被っていてもわかりづらくなります。
ユニクロ2アイテムの着こなしレクチャー
例1:クレープジャージーT(ノースリーブ)の着こなし方
例えば…今年よく着ているクレープ素材のノースリーブのトップスはとっても使いやすくてノースリーブの気になるワキ肉もカバーしてくれるとてもありがたい逸品。
こちらはシックなブラックを選んで、ビビットなグリーンのボトムと合わせてコーディネートの印象をグリーンのパンツに集中させます。
例2:ライトVネックカーディガン(長袖)の着こなし方
また、ライト素材のカーディガンも私の今年のヒットアイテム。シアー風の素材感と上品なグレージュがお気に入りの理由。
こちらもただ優等生的にカーディガンと着るのではなく、Vネックをすっきりと出してボリュームスカートで目線をはずすとユニクロっぽくないコーディネートに。
いかがでしょうか?
ド定番ブランドだからこそ、控えめにさせることで被ってもわかりづらく、なおかつ素材や質には信頼が置けるのでコーディネートも締まりますし、高額なものを身につけるよりもあえてファストブランドを選んだ方が好感度は高く、ブランドのよさが光ります。
これから夏休みも控えていますし、他のママと会う機会も増えます。ぜひご参考にしてくださいね!
文・構成/伊藤有佳