憧れる!みんなが【羨ましいと思う苗字】を発表!人気の理由とは…?

名字は日本社会では欠かすことができず、日々の挨拶では名字を名乗ることがほとんど。それだけに、素敵な名字やかっこいい名字などをみると羨ましいと感じてしまう人が多いのでは。

一度は憧れたことのある羨ましい苗字は?

今回は2〜6歳の子をもつママ・パパにアンケートを実施。一度は憧れたことがあるという苗字を教えてもらいました。そうそう、とうなずく人も多いはず。

羨ましい苗字の人気13選

羨ましいと憧れる苗字の由来を、ママ・パパのコメントともにご紹介します。思いもしなかった由来もたくさんありましたよ。

伊集院(いじゅういん)

伊集院は、鹿児島県の地名で、鎌倉期から戦国期にかけて薩摩国にあった院名だそう。「院」という字がつくだけでちょっと高貴なイメージになりますね。

「お金持ちなイメージ」(40代・東京都・子ども2人)

押領司(おうりょうじ)

平安時代の役職である「押領使」という役職名がルーツ。仕事は、反乱などを鎮圧する軍隊・警察の役割だそう。実際に、平将門の乱を鎮圧したのも押領司だそう。かなり由緒ある苗字と言えますね。

「高級感を感じる」(40代・愛知県・子ども2人)

樫尾

語源は、山稜の傾斜面、かしいだ尾根の意味からきているよう。かしぐとは、水平または垂直であるべき物がかたむくという意味が由来。剛健なイメージがありますが、ちょっと由来自体は柔らかいんですね。

「かっこいい」(40代・東京都・子ども2人)

弘中

 山口県東部(旧:周防国)では八幡宮の神託により称したと伝えられたという苗字。由緒ある苗字であまりいないのも納得かも。

「あまりいないから」(20代・神奈川県・子ども1人)

桜井

語源自体はは、単に桜そのものを言い、「井」は添え字のことが多いものだそう。割とシンプルな由来とはいえ、華やかな桜をイメージする苗字は素敵ですよね。

「高貴そう。この名字の有名人がみんなすばらしい方」(40代・滋賀県・子ども2人)

小鳥遊(たかなし)

読み方も難しいこの名字は、「小鳥が遊んでいるならば天敵である鷹がいないはず」、ということで「たかなし」と読むのだそう。なんとも可愛い雰囲気の苗字ですね。

「字も響きも綺麗」(40代・広島県・子ども2人)

真田(さなだ)

江戸時代の大名家の一つである苗字は、戦国武将として人気の真田幸村も想定され、かっこいいと感じる人が多いのも納得です。

「何となくかっこいいから」(40代・千葉県・子ども2人)

西園寺(さいおんじ)

西園寺家は藤原氏北家閑院流の公家・華族がルーツだそう。敷居が高いと感じるのも当然ですね。

「敷居が高そうなイメージ」(30代・東京都・子ども1人)

西原

西原の語源自体は、西にある平で広い所だそう。爽やかな響きに憧れるという人も多いようですね。

「響き」(40代・東京都・子ども1人)

西明寺(さいみょうじ)

斎明寺という寺が語源になった苗字。福岡県の一部や大分県の北部にも地名があり由来となっているようです。由緒正しい雰囲気がしますよね。

「いかにもお金持ちそうだから」(30代・東京都・子ども1人)

二階堂

鎌倉にある二階堂が由縁。中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏だそうで、由緒ある苗字とも言えますね。

「高貴な雰囲気がある」(40代・福岡県・子ども2人)

白鳥

武勇で知られているヤマトタケルが東方に遠征、勝利したものの、帰途にて亡くなり、白鳥に姿を変えて飛び立ったという由来のある苗字。単純に綺麗な雰囲気の名前、というだけではなく切なさも含んでいるんですね。

「見た目が綺麗だから」(30代・埼玉県・子ども1人)

綿貫

貫はつらぬく、つき通すという意味で、通路が開けることをいう。綿はよい田畑または土地という意味。和田を貫通する一本道路を表すしているそう。柔らかい響きの苗字ですが、潔いかっこよさがありますね。

「カッコイイ」(40代・石川県・子ども1人)

苗字は変えられないこそ憧れが

苗字を変えることはなかなかできることではないですよね。だからこそ、素敵な苗字の人に出会うと憧れてしまうもの。また、その苗字の由来などを知ることは思わぬストーリーが込められていて、さらにその先の歴史などに興味をもった人も多いのでは。

 

文・構成/HugKum編集部

※苗字の由来やルーツには諸説あります

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