今回の調査は、子育てwebメディアのHugKumと@DIMEの読者826人にアンケートを実施。子どもの写真にまつわるお悩みや、写真をプリントする頻度、データの保存方法を聞きました。
目次
子どもの写真にまつわる悩みトップ3
まずはお悩みの調査から。質問は「子どもの写真について、悩んでいることは何ですか?」というもの。ママ・パパの写真のお悩みトップ3はこちら!
3位「無料ストレージの保存容量が足りない」279票
3位は「無料ストレージの保存容量が足りない」です。日々の成長記録や思い出、ちょっとしたメモがわりにと、スマホで写真を撮る機会が多いママ・パパたち。「子どもが生まれてから撮りためた写真や動画が消せず、ストレージが1年経たずいっぱいになった」という人や、「有料のストレージを購入している」という声も。
2位「上手に撮れない・撮り方に自信がない」292票
2位は「上手に撮れない・撮り方に自信がない」でした。SNSではいわゆる“映える写真”を目にする機会も増えていますが、子どもの写真については、上手に撮れないと感じている人がとても多いことがわかります。スマホのカメラ機能も充実しているのでなんとなく撮影してもよい感じに撮れることもありますが、「もっといい表情を撮ってあげたい」「写真が上手な友達がうらやましい」など、撮影技術に自信がない人の声が多く聞かれました。
1位「写真が溜まりすぎて整理が追いつかない」498票
1位は「写真が溜まりすぎて整理が追いつかない」です。時間ができたらまとめて整理しようと思って、ついつい溜めすぎてしまった経験、ありますよね。実に全体の6割のママ・パパが子どもの写真整理で悩んでいることがわかりました。
ひと昔前であれば、紙焼きしてアルバムに収納するのが一般的だった子どもの写真整理。ですが、今は選択肢がとても多く、紙焼きプリント以外にも、クラウドに保存したり、フォトブックを作ったり、SDカードごと保存する派も。写真整理術の選択肢が増えたことで、とりあえずクラウドに保存しておけばOKという感覚で整理できていないという悩みが増えた可能性も!?
プリントするのは年1回。3人に1人は「プリントしない」派
トップは「プリントはしない」という回答で、およそ3人に1人は紙焼きはしないということがわかりました。次いで、「1年に1回」「半年に1回」という回答が続き、プリントする頻度は決して高くない結果に。
「アルバムに入れるものだけ選んでプリント。1年に1回誕生日の後にやっている」「飾りたい写真だけオンラインプリントサービスで紙焼きにする」など、厳選してプリントしている人も多いようです。
子どもの写真整理、したいけどできていないがダントツ1位
子どもの写真整理の頻度については「整理したいけどできていない」が他に大差をつけて1位に。「半年に1回」「2~3ヶ月に1回」という回答が続き、「毎月」「毎週」というマメな人も。一方で、「あえて整理せずデータをすべて保存」という人も多く、理由としては「自動的に年別、月別に保存されるので見返したいときすぐ探せる」「整理の必要を感じない」という声が多く聞かれました。AIの自動整理機能は日々進化しているので、整理もおまかせできる時代になっているのかも!?
データ保存は2分化。SDカードなど「外部ストレージ派」、Googleフォトなど「内部ストレージ派」
データ保存のためのストレージ。もっとも使われているのは、SDカードや外付けハードデスクなどの外部ストレージでした。「子どものイベントはスマホではなくデジカメで撮影。そのままSDカードごとデータを保存している」という人も。次いで「Googleフォト」「iCloud」という回答で、使い勝手のいいストレージを保存に使っている人も多いことがわかります。
写真の保存方法は正解はありませんが、うっかり消してしまったり、失くしてしまったということが防げるストレージの活用は賢い選択ですね。
より便利な保存方法を知りたいという人はこちらの@DIMEの記事もおすすめです。
自分のスタイルに合った保存&整理方法を
子どもが産まれると今までより写真を撮る機会が増える傾向に。保存や整理にストレスを感じない方法は人によってさまざまです。紙のアルバムで見返したい人もいれば、データがしっかり保存されていればOKという人も。自分のスタイルに合った保存方法で、写真を楽しんでいきたいですね。
調査概要:HugKumと@DIMEのメールマガジンによるインターネットでのアンケート。全国47都道府県に住む0歳〜小学6年生までの子どもを持つママ・パパに実施。有効回答数826人。調査期間2021年1月24日〜2022年2月6日
文・構成/HugKum編集部