目次
「ダイナソー恐竜ランドセル」「オーロラダイナソーランドセル」とは
イクラボは、福井県のランドセル専門店。
「イクラボ」は、現在福井県内に3つのお店を展開する、ランドセル専門店です。
もともと学校制服の問屋さんでしたが、現オーナーが「おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん、皆で楽しく買い物をするランドセル事業に憧れて」新規事業で始めたそう。
とくにこの恐竜ランドセルは、全国の恐竜好きな子どもたちへ、「ランドセルを見に福井まで遊びに来てもらえるような商品を作りたい」と考え、作ることを決めたそうです。
「ダイナソー恐竜ランドセル」とは
こちらの「ダイナソー恐竜ランドセル」は、
- 恐竜の爪痕が刻まれた側面や、裏面の骨格プリントなどインパクトあるデザインと、高級感のある色味、鈍色の金具など、6年間ずっと使いたくなるような落ち着き。そのどちらも兼ねそなえた、よくよく考え抜かれたデザインが特徴です。
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「オーロラダイナソーランドセル」とは
こちらのオーロラダイナソーランドセルは、越前生まれのデザイナー「aiMIKI」と、反射材ブランド「LIGHT FORCE®」の特許技術で虹色に光る「オーロラリフレクター」、そしてランドセル専門店イクラボがコラボ開発したオリジナルランドセルです。
両サイドのプテラノドンとかぶせ表の爪痕が、暗い所で光を反射し、子どもの安全を守ってくれるランドセルです。
我が家も宅配試着サービスを利用してみました!
宅配試着サービスはこうやって届きます。
宅配試着サービスは公式HPのフォームから依頼ができます。
我が家の息子は、2022年新登場の「ブラックメタリック×ブルー」をお願いしてみました!
下の子がいて出掛けづらく、夫にも見てもらいたかった我が家には、とてもありがたいサービスでした!
届きました!箱にはパンフレットとランドセルが入っていました。
おぉ、かっこいい!!
真後ろから見ると、「高級感のある黒」のランドセル
「インパクトのあるランドセル」という先入観で見ると、真後ろからの見え方は、いい意味で拍子抜けするほど落ち着いたデザイン。黒色も落ち着いたいい色で、とても素敵です。
サイドの赤い爪痕も、刺繍なので派手すぎない、上品なインパクトがあります。
金具の左右が爪跡!
それに、背あてのブルーがまたオシャレでかっこよくって。「ここは普通に白い方がいいんじゃないか」と思っていたのですが、実物を見て、いい意味で覆されました。
金具にも恐竜のテイストが隠れているのですが、鈍色だったり、本人にしか見えない位置の金具だったりに隠れていて、主張しすぎず、でもこだわり抜かれているところが素敵だなと思いました。
内側の恐竜デザインも、落ち着いた色味とデザインがかっこいい。
心配性な筆者は「こういうのって、使っててすぐ剥がれてきちゃったりしないのかな…」と指でそっと感触を確かめてしまいました(笑)。
ですが、全くそういった心配になる感触はありませんでした。生地にしっかりとプリントされていて、色味も素敵。
前ポケットには骨格のシルエットがレーザーエッチング加工されているのですが、これもまた、光の加減で鈍色(にびいろ)から浮き出て見えるような、主張しすぎないデザインでとてもオシャレ。筆者はココがとくに気に入りました!
背あてのブルーと爪痕の赤がチラ見えで、凄くカッコいい!
日光の下での色を確認したく、外で背負ってみました。
当初「派手かな?」と懸念していた背あてのブルーとサイドの赤がチラ見えするのがカッコいいです!
恐竜ランドセル、機能面は?
他社製品と比較して、スペックは?
「人気ブランド」といわれるランドセルのスペックを調べてみると、ほとんどのランドセルが以下の条件を満たして、または限りなく近い条件で作られていることがわかります。
- ●内寸は大体、横23.5cm×高さ31cm×マチ幅12cmくらい。
- ●A4フラットファイルが入る。
- ●6年保証がついている。
- ●クラリーノであれば、価格は¥60,000~80,000円くらいの価格帯。
それでいくと、こちらのイクラボさんの恐竜ランドセルは、デザインが素敵なだけでなく、他社製品とスペックで比較しても、全く遜色ないですね。
イクラボでは店舗で福井県内最多のランドセル約200種を取り扱い、さらに、オリジナル商品を開発・販売しています。
その立場だから言えますが、正直今は、どのメーカーも最新の器具を使っているので、機能はほとんど一緒なんです。機能の違いはないのでデザインの違いで選ばれている感じですよ。
ダイナソー恐竜ランドセルの特徴
肩ベルトは3D肩ベルト設計です。厚さや幅を厚くしてあり低反発ウレタンで肩の負担を軽減しています。また、肩ベルト付け根部が左右別々に広がるので、背負う際の着脱が楽です。
背中のクッションも普通の倍クッションを入れているので、身体とランドセルの隙間を最小限に抑えて背中にフイットさせています。
背中との接触面が増えることで重みが分散され実際の重さより軽く感じ、肩や腰への負担を軽減。自然な姿勢を保てます。
オーロラダイナソーランドセルの特徴
フィットちゃんの背カンを使用しているので、自然に起き上がる肩ベルト構造により、身体とランドセルの隙間を最小限に抑えて背中にフイットさせています。
また背中との接触面が増えることで重みが分散され実際の重さより軽く感じ、肩や腰への負担を軽減し自然な姿勢を保てます。肩ベルト付け根部が左右別々に広がるので、背負う際の着脱が楽です。
ランドセルが最も壊れやすいとされる教科書を⼊れる⼤マチ部分。こちらには形状補正樹脂を搭載。さらに中央部分に鉄芯を内蔵していますので、型崩れや折れからランドセルをしっかりと守ります。
身体の成長に合わせてしたベルトの取り付け金具が動く「ミラくるっロック」を採用しているので、防寒服を来た時も着脱が楽です。
機能性には自信あり。6年間満足して使ってもらえるかを第一に考えて作っています。
オーナー:「イクラボでは、オリジナル商品以外にも、店頭で様々なメーカーのランドセルを扱っているのですが、メーカーによっては修理が多かったり、対応が悪くクレームに繋がるメーカーも結構あるんです。
軽くするために芯地を入れなかったり金具を耐久性のない軽量な物を使ったりするメーカーは多くて、そういうメーカーのランドセルは、お客様が2,3年使われると、故障が多かったり、ランドセル自体が崩れてくるので後で分かります。
恐竜ランドセルは、見た目は同じですが、ランドセルを作る工程で糊付や芯地など見えない箇所もしっかり作っています。お店は信用商売なので、売れれば良いと考えるのではなく、6年間満足して使ってもらえるかを第1に考えています。」
数年前に購入した方へのインタビュー
そう思った筆者は、過去に恐竜ランドセル購入され、現在3年生~5年生になられたお子さんをおもちのママさんに、Instagram経由お声をかけさせて頂き、インタビュー+素敵な今のランドセル姿を見せて頂きました!
この「恐竜ランドセル」を選ばれた決め手を教えてください。
決め手は本人が、「これで良い」では無く、「絶対これが良い。6年間大事にする。僕はこれで学校に行きたい」という気持ちが強かった事です^^
3年生のママ:mikiさん
デザインが子供過ぎなくて、サイドの鉤爪のカッコ良さや、よく見ると恐竜モチーフが所々にある所です。また、鉤爪が刺繍で高級感があり、私もとても気に入りました!
4年生のママ:菓子工房ルコタージュさん
実際に手に取ってみて、背当て部分のしっかりした厚みや肩ベルトの可動部分などを確認しました。デザインや色はもちろんですが、作りもとてもしっかりしていたのが決め手です。
5年生のママ:Tmyooo777さん
ランドセル横の爪の刺繍がカッコよかったのが決め手でした。でも1番は、恐竜が大好きな息子が、「少しでも楽しんで小学校に行けるように」と決めました^^
実際に使っているランドセルを見せてください!
3年生のママ:mikiさん
もっとキャラクターっぽくて子供っぽいデザインなら辞めさせてたと思います。このデザインなら見た目普通のランドセルと変わらないので飽きることは無さそうです。
いま3年生の息子は、かなりの扱いは雑な方だと思いますが…、変に擦れたり緩んだりということは無くて作りも丈夫です!
カバーをすればもっと綺麗に使えるんでしょうがランドセルのマットな質感が好きで、そのまま使ってます(笑)。
うちの子は体幹が弱く、年長の1年療育に通いましたがランドセルを背負った感じ、姿勢もシャンとなりとてもかっこいいです。
背中もクッションがあり気持ちいいし、肩紐も調整出来るので窮屈な感じもないと言っています!
3年生のママ:sakieさん
でも、幼稚園とは違い、これから1人で登下校をし勉強をする、学校での生活に不安が沢山ある中、自分が大好きな恐竜ランドセルを持つ事で本人の力になるのならと思い「これにしよう」となりました。
肩ベルトの真ん中あたりにフックのような金具があるので、防犯ブザーや携帯をつけるのにとても便利です。表面に傷がつくのが嫌だというので透明のカバーは直ぐに付けましたので、3年使っていますがまだまだ綺麗です。「恐竜柄のついたカバーを探そうか?」と言いましたが、この色が隠れるのが嫌と言って透明のシートになりました(笑)。
型崩れもありません。使い込んだことで金具が良い色合いになっ今も一年生の頃と変わらない気持ちで、毎日背負っています。先日は、「新1年生でも、僕と同じランドセルの子はいなかったよ‼️多分この学校でダイナソーランドセル使っているのは僕だけだな!」と嬉しそうに話してくれました。
4年生のママ:菓子工房ルコタージュさん
いまは4年生で、機能面はむしろお値段以上かと思います。先に購入した姉妹のランドセルと比べてもしっかりとした感じが全然違います!サイズなども問題ないです。
今のところ誰ともかぶってもいないということも嬉しいようです。横についた3本爪のキズ跡が特にお気に入りです。とくにうちが購入したものは背中が茶色でなんともシックな感じで気に入ってます!6年生でも違和感なく使えるだろうなと思ってます^^
5年生のママ:Tmyooo777さん
細身の水筒もタブレットも、ぎゅうぎゅうに荷物を詰め込んでも頑丈で壊れることなく使用してます。
お気に入りの爪の刺繍もほつれることなくキレイです。
表面を下に置くことも多々あるのですが、型崩れせず、きれいに使用できています。
教科書の他に水筒、上靴、ランチマット、給食エプロン、タブレットも入れて、ぎゅっと引っ張って閉めています。
壊れないかドキドキしながら使っていますが、金具がとれたり糸がほつれることもなく、とても丈夫です。
背面のクッションもしっかりしていて、息子も荷物が重たいと言うことはありますが、今までに肩が痛いとか腰に当たって痛いとか言うことはありませんでした。
パンパンに詰め込んでいるので、水筒の角でランドセル表面が曲がって閉めることが多いのですが
織りじわが付かずに、きれいな表面のままです。
光沢のある黒にゴールドのラインで、高学年でもカッコいいので、本人も、小学校5年生になった今も恐竜が好きなので、お気に入りで使用してます。
今の恐竜熱が6年間続くかは分からないけれど、好きな物が嫌いになる事はない、というお声は多かったです。
また、皆さんから、「とてもいいランドセルです」「内緒にしたい気持ちもありますが、とっても良いランドセルなので、ご協力させていただきました」というお声を頂いています。筆者もオーナーも、回答を嬉しく拝見させて頂きました。ご協力ありがとうございました!
イクラボの恐竜ランドセルの魅力
CSR(社会貢献)活動
ランドセルが素敵だというのは十分おわかり頂けたかと思いますが、もう1つ、筆者が「この恐竜ランドセルが皆さんに知って頂きたい」と思った理由が、(オーナーはご自分から全然仰らない!のですが、)私自身がラン活でこのランドセルをリサーチしていた時に見つけた数々の新聞記事でした。
これはごく1部ですが、イクラボさんでは「子どもたちが楽しく過ごせる社会をつくる」「子どもたちの笑顔を真ん中においた、気付きと行動」という企業理念から、販売活動を通じた様々な社会貢献活動に取り組まれています。
店舗内に、地域のママと赤ちゃんを応援するコミュニティ作り。
会社名の「イクラボ」という名前は「育児研究所」という意味が込められています。
オーナーは、「民間企業から児童虐待を減らすことをしたい」と考え、ランドセルを販売した利益で店舗内にコミュニティの場を作り、ベビーマッサージやリトミック等の先生に講師代をお支払いし、運営をされてきました。「ママと赤ちゃんが集まれる場所を作ることで、悩みなどを相談できるママ友を作るきっかけ作りができたらと思ったからです。」とのこと。
熊本地震の際には、復興支援ランドセルを企画・販売。
また、熊本地震のあとには、熊本県復興支援ランドセル「ミフネリュウランドセル」を、御船町博物館の監修協力を得て販売し、その取り組みは複数の紙面でも紹介されました。
熊本県御船町で出土した日本初の肉食恐竜化石(通称=ミフネリュウ)にちなんだ恐竜ランドセルです。
売り上げの一部で熊本の特産品を仕入れ、ランドセルの購入者が小学校を卒業するまでの6年間届けることで、被災地を支援し記憶の風化を防ぐという取り組みを実施されました。
<参考>熊本復興支援「ミフネリュウランドセル」 福井の専門店が商品化、特産品進呈も – 福井経済新聞 (keizai.biz)
イクラボは、2024年春「恐竜ランドセル専門店」を作り「恐竜関連施設の発進基地」になります!
オーナー:「県外で生活をしていた際、『福井県ってどこだっけ?』と言われることが多く、『地元に戻ったら福井県を知ってもらうことをやりたい』と考えていました。今後は全国を展示会で回り、恐竜ランドセルと一緒に「恐竜王国福井県」をPRしていきます。
また、2024年春に北陸新幹線が、福井県まで開通します。
そこで、新幹線駅に1番近いイクラボ武生店を「恐竜ランドセル専門店」にして、2024年春までに、全国の恐竜関連施設の発信基地していく計画が進行中です。
店舗もそのために改装計画中でして、現在は直接博物館を回り、説明している段階です。
全国から恐竜好きが集まる恐竜の聖地になれればと思います!福井へお越しの際には、ぜひ遊びにきてくださいね!
恐竜博士なら、イクラボの恐竜ランドセルで決まり!
イクラボさんの恐竜ランドセルは、「好きなものがあるってとても素敵なことだよ」というメッセージをもった、お子さん自身や、これから始まる新しい学校生活を一緒に応援してくれるような、そんなランドセルだと思います。
イクラボさんの恐竜ランドセルは、全国で巡回で行われている出張展示会の他、各地にある常設展示会場でも試着することができますし、宅配試着レンタルも行っています。
また、毎年新しいモデルが発売されるそうですので、今年がラン活の方も、来年以降の方も、是非チェックしてみてくださいね!