上履きの名前はどこに書く?上手な書き方のコツと便利なおしゃれグッズ

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子どもが使う「上履き」は、名前が書きにくいアイテムの一つです。にじませずに、見やすく書くためにはどうすればよいのでしょうか?  名前を書く場所や、きれいに書くための裏技を紹介します。名前書きの便利なおしゃれグッズも活用してみましょう。

上履きの種類や選び方

幼稚園や小学校に入ると、必ず必要になるのが「上履き」です。

子どもたちは上履きを履いて過ごす時間が長いため、足に合ったものを選んであげるのが理想です。上履きの種類と選び方を確認しましょう。

実はデザインが豊富

一口に「上履き」といっても、さまざまなデザインがあります。オーソドックスなのは、「バレエシューズタイプ」「前ゴムシューズタイプ」「テープタイプ」の3種類です。

「バレエシューズタイプ」は、甲の部分にゴムテープを通し、つま先部分がゴムで覆われているものが一般的です。甲が開いているぶん、軽量で通気性がよく、着脱のしやすさに優れています。

「前ゴムシューズタイプ(スリッポンタイプ)」は、甲の部分が布地で覆われた「ひものないスニーカー」を指します。バレエシューズよりもホールド感があり、走っても脱げにくいのが特徴です。

「テープタイプ」は、甲のベルト部分が面ファスナーになっています。足の大きさに合わせて調節ができるため、甲が高い子どもや、足の幅が広い子どもに適しています

これらのタイプの中でも、デザインの施されたものや、色付きのものなど、種類が豊富に展開されています。

サイズやデザインで選ぼう

上履き選びで最も重要なのが「サイズ」です。

子どもは成長が早いため、「長く履けるように」とワンサイズ上の上履きを選んでしまう人もいるでしょう。

しかし、サイズが合わないものは履き心地が悪く、靴擦れや転倒につながります。サイズが小さすぎれば、足の指の成長を妨げてしまうおそれもあるでしょう。

理想は「つま先に5mmほどの余裕がある上履き」です。

上履きの「デザイン」は、無地・カラー・キャラクターものなどさまざまです。学校で、特に指定されていない場合は、子どもの好みを尊重してあげるとよいでしょう。

ワンポイント入りのものは、自分の上履きが一目でわかるというメリットもあります。

指定がないかも確認しておこう

上履きを購入する前には必ず「園や学校の指定がないか」を確認しておきましょう。
学年によって色を指定しているケースのほか、統一感を重視する学校では、上履きの色やタイプを細かく定めている場合があります。
子どもたちの間で差が生まれないように、学校側が指定業者にまとめて注文をすることもあるため、しっかり確認しておくことが大切です。

名前はどこに書く?書き方のコツ

上履きに記名するとき「どこに書けばよいのか分からない」「にじんでうまく書けない」と悩むママは少なくありません。

見やすくきれいに書くためのコツを紹介します。

つま先やかかとが一般的

名前を書く目的は、「誰の持ち物なのかを、明確にするため」です。学校からの指定がなければ、どこに書いてもかまいません。

一般的なのは、上履きの「つま先」と「かかと」です。

つま先なら、履いたときに自分から名前が読める向きに書きます。かかとにも名前を書いておくと、げた箱に入れたときに自分の上履きが見つけやすくなります。

スペースが小さいため、「名前+名字」が長すぎて書ききれない場合は、上下左右に分けて書いてもよいでしょう。

にじむ場合の対処法

ほとんどの上履きは「布製」です。そのため「油性ペン」では、文字がにじんでしまうこともあるでしょう。

「布専用のペン」を購入するのもよいですが、自宅にあるもので少し工夫を加えると、にじむことなく文字が書けるようになります。

まずは「ヘアスプレー」を、名前を書きたい場所に吹き付け、乾燥させてから名前を書いてみましょう。ヘアスプレーに含まれている「コポリマー」という成分が繊維に付着し、油性インクを染みこみにくくしてくれます。

ヘアスプレーがないときは「湿らせたガーゼ」などを使って、名前を書きたい部分を水で濡らし、乾かないうちに記名しましょう。油性のインクは、濡れた繊維に染みこみにくい性質があります。

ほかにも、「マニキュアのトップコート」を塗り、乾かしてから名前を書く方法もおすすめです。

名前書きにおすすめのグッズ

入園や入学では、上履きはもちろん、体育着やカバン、帽子など、ありとあらゆるものに名前を書く必要があります。

名前書きに役立つおすすめグッズを紹介します。

1つあると便利な サクラクレパス 名前ペン マイネーム

マイネームは、世代を超えて50年以上愛され続けるロングセラー商品。布製品ににじみにくい、粘度の高いインキを使用。洗濯しても落ちにくく、しっかり書けてすぐに乾きます。ドリルやノートなどのつるつるした面から、上履きや体育帽子など、入園・入学準備のあらゆる用品の名前書きにおすすめです。

ママパパの口コミ

「洗っても消えにくい」(20代・千葉県・子ども3人)

シンプルにもカラフルにも ぬのペン

エポックケミカルの「ぬのペン」は、ランチョンマットや体育着などの「布製品」に文字を書くのに適した「水性ペン」です。

あて布をしてアイロンをかけ、十分に乾かすことで、洗濯をしても色が落ちにくくなります。

また、近年では上履きに絵を描く「上履きデコ」がはやっています。ぬのペンは、カラーバリエーションが豊富なので、自分のオリジナルデザインの上履きも簡単に作れます。

繰り返し使える ポンピタ おなまえスタンプ

名前書きが苦手な人にぴったりの、「スタンプ式」のアイテムです。本体と大小2種類の文字ゴム印がセットになっており、自分でゴム印をセットすることで使用できます。

スタンプには水ににじみにくい「油性の専用インク」がセットになっており、紙・布・木・金属・プラスチックなどのあらゆる素材に使えます。

ゴム印をはめる向きを変えれば、縦・横のどちらの向きでも使用できるため、上履きだけでなく、体操服や鉛筆など、あらゆるものに記名ができて、ママの負担をぐっと減らせるでしょう。

ママパパの口コミ

「ほぼ何にでも付けれて便利だった」(30代・福岡県・子ども1人)

メールオーダー式 おむつポン おなまえスタンプ

こちらも「スタンプ式」のアイテム。印面を注文して作る必要がりますが、印面サイズが20×80mmと大きめで、インターネットから申し込みの場合はイラスト入りの印面も作れます。おむつや紙、プラスチックから木、金属まであらゆる素材に使えます。

ママパパの口コミ

「3年ぐらい使っても、インクを足せばまだまだ使えて助かっています。」(30代・東京都・子ども1人)

防水仕様のアイロン貼付シール お名前シール

アイロンで布製品に転写するタイプのアイテムです。上履きのかかとなど、名前が書きにくい場所に直接書かなくてよいため、楽に記名ができます。

転写の仕方は簡単で、シールを布製品の上にセットし、アイロンを押し当て、冷ました後に台紙を剥がすだけでOKです。仕上げにアイロンを直接プレスすると、よりしっかりと貼り付きます。

シールのサイズは大小4種類あり、デザインも乗り物や動物など、たくさんの中から選べます。防水仕様で洗濯機でも問題なく洗える点もポイントです。

おしゃれな名付けアイテムもチェック

幼稚園や小学校などでは、たくさんの上履きが並んでいるため、かかとやつま先に記名があっても自分のものがなかなか見つけられないことがあります。おしゃれな名付けアイテムを使って、ほかの上履きとの差を付けましょう。

フロントゴムににっこり笑顔 まきつきたい!

 

「まきつきたい!」は、バレエシューズタイプの上履きに使うアイテムです。フロントゴム部分に、名前バンドをくるりと巻き付けるだけで、名付けが完了します。

名前は「刺しゅう」されているので、洗濯で消えてしまうこともありません。入れたい文字やイラスト、刺しゅう糸の色を好みに合わせて選択し、オーダーメイドで注文します。

バレエシューズのゴム部分は、履いているうちに毛羽立ちや汚れが目立つ部分です。この部分をカバーできれば、きれいな見た目をキープできるでしょう。

かかとにワンポイント くつのしっぽ

 

上履きのかかとのループ部分に付ける、小さなお名前タグのアイテムです。タグに貼るための名前シールがセットになっているため、注文時に好みの文字列を選択しましょう。

たくさんの上履きが並んでいる場合、たとえ記名がされていても、自分のものを見つけるには時間がかかってしまいがちです。しかし、色付きでワンポイントになるタグがあれば、小さな子どもでもすぐに自分の上履きが識別できるでしょう。

また、タグを引っ張ることで、上履きに指を入れずに簡単に着脱ができます。かかとをつぶして履くこともなくなり、上履きが長持ちする点もメリットです。

生活が楽しくなるような上履きに仕上げよう

上履きは名前が書きにくいものの一つです。失敗すると修正がきかず、にじんだり曲がったりすると、子どもは自分の名前が識別しにくくなります。

にじまずに書ける「布用ペン」や「アイロン転写シール」などを使い、簡単に、きれいに名前を記しましょう。おしゃれなワンポイントアイテムを使って、ほかの子と差を付けるのもおすすめです。

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構成・文/HugKum編集部

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