kuratabaさんの「マイベスト弁当」6選!
1.「新春 花畑弁当」

kuratabaさん:家族が正月気分で過ごす中、一人、仕事始めを迎える嫁さんのために何度か作ったお弁当です。新春の華やいだ雰囲気を出したくて、花畑をイメージして作りました。
彩り豊かな冬野菜を花の形に飾り切りにし、浅漬けの素で軽く味付けしています。下には穴子の混ぜご飯を入れて正月らしく豪華に。
2.「サンドイッチ弁当」

kuratabaさん:これは娘たちのお気に入り弁当。パンは曲げわっぱにきれいに収まるように、押し寿司の型を使ってカットしています。
フタを取ったときに「わぁ!」と思ってもらえるよう、彩りも気にしながら作りました。
3.「スナックパンサンド弁当」

kuratabaさん:これは幼児向けの「アンパンマンのミニスナック」で作ったお弁当です。終業式など区切りの日のお弁当によく作りました。
幼児向けなので、一つ一つは小さいのですが、1人用の弁当に1袋の8本分使っていますから、ボリュームは十分だったようです。
写真ではパンが4本しか見えていませんが、下にもう一段あって、さらに4本入っています。
4.「スープジャー 鍋弁当」

kuratabaさん:娘たちが鍋好きなので、作り始めました。一人分から作れるポーションタイプの鍋の素を使って作ります。
作るといっても材料を切って煮るだけなので、10分もあったらできあがり。時短にもなっていました。写真は、寄せ鍋の素を使った鍋弁当で、試しにスライス餅も入れてみたときのものです。
しっかり予熱したスープジャーに熱々の汁を入れ、食べる直前にお餅を入れてもやわらかくなるよう注意して作りました。
5.「スープジャー冷やしうどん弁当」

kuratabaさん:スープジャーの保冷効果を利用した、真夏向けのお弁当です。
うどんつゆは前日の夜に作り、一部は冷蔵庫で冷やし、一部は製氷皿に入れて凍らせて使いました。昼に食べる頃にはつゆの氷が適度に溶け、キンキンに冷たいうどんが楽しめると娘たちには大変好評でした。
他にも、温かいうどんやラーメンなどの麺弁当はたくさん作りました。
6.「鮭と枝豆の混ぜご飯弁当」

kuratabaさん:混ぜご飯がメインの弁当です。鮭やじゃこ、大葉、枝豆など、季節のものをご飯に混ぜこんで作ります。具材が多く、食材の傷みが心配なときは、大葉や梅など殺菌作用があるものを入れていました。
写真の弁当のおかずは、かぼちゃサラダを詰めたちくわ天、ナスの揚げびたし、だし巻き卵、ピーマンの塩昆布和えです。
お弁当作りのきっかけと創意工夫
どれも彩りよく美味しそうに詰められていて、目が釘付けになります。フタを開けてこんなお弁当を目の前にしたら、それだけでハッピーになれそう。
kuratabaさんに、お弁当作りのきっかけやコツを教えてもらいました。
お弁当作りのきっかけは娘の中学進学
kuratabaさん:もともと料理はよくしており、何より子どもが可愛くてしょうがないので、長女が中学校に入学したらお弁当がいるという話題になったときに、すかさず「俺が作るよ」と告げました。それ以来、作り続けています。
いつしか趣味になり、ブログやInstagramにも投稿するようになりました。フォロワーの方々の支えもあって、楽しく継続できています。
今は娘は2人とも大学生なのでお弁当を毎日作る必要はないのですが、嫁さんや自分用、投稿用に楽しんで作っています。

お弁当作りのコツ
kuratabaさん:おかずはシンプルにメイン(主菜)と副菜のメリハリをつけること、ご飯とおかずの比率は「3:7」か「4:6」を意識しています。また弁当箱に入るよう、一口サイズにするのが大事ですね。
また、自分自身がお弁当作りを楽しめるよう、Instagramで見つけた見映えの良いお弁当などを参考にアイデアを取り入れるなどしています。こうすることで、ワクワクしてモチベーションも上がります。
フォロワーさんを楽しませる目的もあって、同じお弁当を繰り返さないよう意識しています。もちろん過去に娘たちから「牛丼弁当にして!」と言われたときは、何度でも作っていましたけどね。
▼kuratabaさんの「美弁当の作り方のコツ」、詳細はこちら
見映えの良いお弁当はたっぷりの愛情の賜物
kuratabaさんのお弁当、いかがでしたか? 見映えが良いのはもちろん、娘さんたちや奥さんへの愛情もたっぷり感じられるお弁当でした。毎日のお弁当作りのヒントにできそうです。
お話をうかがったのは

岡山県倉敷市在住。現時点で55歳。2016年4月、長女の中学校入学を機にお弁当作りを始め、作り続けているうちに、すっかりお弁当作りが趣味に。ブログやSNS、Yahoo!ニュース エキスパートのクリエイターとしての記事投稿を通じて、日ごろのお弁当の記録を綴っている。Yahoo!では「ベスト エキスパート 2025」のグランプリ 趣味・生活領域クリエイター部門を受賞。
構成・文/石原亜香利