【2024新作ランドセル】新ブランド「+CEL」がデビュー!100歳の染色家・柚木沙弥郎デザインなど、職人たちの思いがたっぷり

成長を見守ってきた子どもを新たな世界に送り出す春。そのデビューを人生経験豊かな職人たちが培ってきた技術を注入したランドセルブランドが2024年4月に入学する子どもたちへの贈りものとしてこの春、誕生しました。

ロゴを始め、かぶせ裏のデザインを手掛けたのは100歳の染色家でアーティストの柚木沙弥郎さん。75年以上ランドセルをつくり続けてきた職人たちが次世代を担う子どもたちのためにあらゆる工夫を施したランドセルをご紹介します。

創業100年を超える老舗のランドセルメーカーの技術を集結したクラフト感あふれる新ブランド

+CEL」のランドセルは、1919年創業から100年以上に渡って世界中のこどもたちにランドセルの文化を広めてきたセイバンが新たなに送り出すライフスタイルブランドの製品です。セイバンで長年ランドセルを作ってきた職人たちが、「これからの時代、愛され続ける鞄というものはどんなものだろうか?」という原点に立ち返り、これまで培ってきたものづくりの技術を活かし、ひとつひとつ愛情こめて手作業でつくることに挑んでいます。

このランドセルのブランド名は、表計算のマス目のひとつに由来して「+CEL(セル)」と名付けられました。CELと細胞の「cell」の語源でもある小さい部屋の意味もあり、また生き物の最小単位、コンピューターでの高度な計算の基礎を表す言葉でもあります。無限の可能性を持つ子どもたちが+CEL」と過ごす日々を通じて、軸となるものを育んでいけるように。そんな思いが込められています。

+CEL」のロゴは、染色家でアーティストの柚木沙弥郎さんが制作。御年100歳になる柚木さんがこのロゴに込めたエールは、小さな子どもたちはもちろんのこと、ランドセルを贈る大人たちにも向けられています。

 

「+CEL」デビューの24年モデルは伝統的なフォルムを追求

+CELの記念すべきデビューとなる24年モデルは、シンプルなオーセンティックな佇まいの「PLAIN」シリーズ。伝統的なフォルムを追求したシンプルなデザインですが、シンプルな分ステッチ幅やパーツなど、細部のこだわりが際立っています。

子どもたちの使い勝手を第一に、あえて装飾などはなくし、ランドセルの蓋である「カブセ」の裏には、柚木沙弥郎さんの作品をあしらい、毎日の開け閉めの時間を彩ってくれます。

「+CEL」ランドセル 2024年度モデル  カラーはネイビー・キャメル・ブラック・レッドの4色展開。
素材は撥水加工された人工皮革ですが、本革のような存在感です。

カラーは昔ながらのブラックとレッド、落ち着いたキャメルとネイビーの4色。「カブセ」の裏は柚木沙弥郎さんデザインの4パターンと、無地の計5デザイン。

商品価格はかぶせ裏パターンで異なります。 かぶせ裏無地 6万6000円、かぶせ柚木沙弥郎デザイン 7万7000円(いずれも税込み)

こちらのランドセルの予約は始まっており、発送時期は2023年12月下旬からの予定です。

また、商品に直接触れられる展示販売会『+CEL Caravan 2024』を実施。2023年3月の東京・南青山を皮切りに、大阪・名古屋・福岡・北海道など日本各地への巡回を予定しています

+CEL

 

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文・構成/北本祐子

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