今までどうしていましたか?
「元のページはどこ?」このような悩みはどなたも感じたことがあると思います。勉強をしている時、特に厚さのある本を使っているときに、いくら開き癖をつけても手を離すと本が閉じてしまいイライラしますよね。
筆者が受験勉強をしていた25年以上前には、ダブルクリップを2つ使って左右の側面をはさみ込んでみたり(本が厚いとお手上げでした)、書見台を使ってみたり(本のサイズや厚さによって使えなかったり、出先で勉強する時には大きいので持っていきづらかったり)、「コレ!」という解決方法が見つかりませんでした。
そんな昔からある悩みを解決するためのアイテムが2つ、今年発売になりました。あなたの用途に合わせて選んでみてくださいね。
重さでページをキープしてストレス0の勉強を
ソニックは「オモクリップ ブック用 重さでページキープ!」を発売しました。
オモクリップの「オモ」は「重さ」の「おも」で、少しずっしりとくるおよそ100gです。
クリップの透明な方が表。少し曇った面を裏として使います。持ってみると重心が下寄りに調節してあります。この重さがこの商品の肝なのです。
本を開くために側面をクリップで押さえたとき、ページが軽いために浮いてきてしまい、最終的に閉じてしまうことがあります。その対策として付けられたのがこの重さなのです。
このクリップのポイントはもう1つ。本の上部につける方法と側面につける方法の2通りの使い方を推奨していることです。試してみたところ、本の真ん中に近いページを見る時には上部に、厚さに差が出る時には薄い方の側面につけると安定しました。
カラーは2種類。どちらもクリアカラーなので、はさんだ部分に書かれた内容もストレスなく見ることができます。
商品仕様
サイズ:約125×43×73mm
重さ:約100g
カラー:透明とブルーの2色
最大開口:約4.5cm
定価:税込770円
名前のインパクト大!漢字の部首「ウカンムリ」の形をしたクリップ
サンスター文具が発売したのは、漢字の部首「ウカンムリ」の形をしたクリップ、その名も「ウカンムリクリップ」です。
形を見ると納得の名前です。本の見たいページを開いたらクリップ上部をつまんで開き、本の上部、本の中心を参考にクリップの2つのはさむ部分ででそれぞれ左ページと右ページを押さえます。
かなり厚い教科書や参考書でもOK。約8cmまでクリップは開きます。また、クリップのはさむ部分内側に付けられた滑り止めの出っ張りや本体外側のヘリを使って、適度に本を開いてくれます。その絶妙な力加減のおかげで開き癖はほぼつきません(開くページや押さえ方によって異なります)。また、本の左右の厚さが異なってもある程度までははさむことができます。
約49gと軽量のクリップなので、外出先で勉強する時にカバンに1つ入れておくと便利ですね!
商品仕様
サイズ:約120×76×40mm
重さ:約49g
カラー:ウォータリークリア・サイレントホワイト・ダークフォグ・ピーチベージュ・スモーキーソーダ・ナイトフォレストの6色展開。
最大開口:8cm
定価:税込660円
勉強以外の用途でも
勉強の時以外でも本を開いておきたいということがあります。
例えば料理中に開きっぱなしにしたいレシピ本、楽器を弾いている時の楽譜、デコレーション手帳を作るときなど、「押さえないと閉じちゃう!とても不便」ということは意外とあります。
今回ご紹介した2アイテムは、このように家族みんなで使うことのできる道具です。これを使って本が閉じるストレスから解放されましょう!
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文・構成/ふじいなおみ