ウスターソースを使ったレシピ17選|焼きそば、炒めもの、チャーハンなどのごはんもの、子どもに人気のレシピをお届け!

いろいろな野菜の旨味が溶け込んだウスターソースは、お料理の味の深みがアップして味付けにとっても便利。今回はウスターソースを使った、定番の焼きそばやほかの麺レシピ、炒めものやチャーハンなどのごはんもの、子どもが喜ぶおかずのレシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学舘)に掲載された中からピックアップしてご紹介します。

ウスターソースを使った焼きそば・麺レシピ

【1】おろし野菜の焼きそば

野菜の自然なうまみが麺に染み込む。すりおろしなので意識せず栄養たっぷりなたくさんの野菜を食べられる!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
焼きそば麺 3玉
ツナフレーク(缶詰) 小2缶(70g)
にんじん 1/2本
玉ねぎ 1個
サラダ油 大さじ1と1/2

【A】
ウスターソース 大さじ5
トマトケチャップ 大さじ1

◆作り方

【1】玉ねぎは繊維と並行にすりおろす。にんじんは皮をむいてすりおろす。
【2】麺は袋から出して手でほぐし、サラダ油大さじ1を熱したフライパンに広げ、薄く焼き色がつくまで炒めて取り出す。
【3】【2】のフライパンを弱火にかけ、残りのサラダ油を足して【1】を炒め、汁けがなくなるまで煮詰めて【A】を加える。中火にして煮立ったらツナを入れて、【2】を戻し入れ、汁けをとばしながら炒める。
*パセリのみじん切りをふっても。

教えてくれたのは


きじまりゅうたさん

祖母も母も料理研究家という家庭に育ち、幼いころから料理に親しむ。身近な食材で作るアイデアレシピが人気。

『めばえ』2014年10月号

【2】ツナと野菜のみそ味うどん

一見ミスマッチ!?なウスターソースと味噌の取り合わせが、意外といい味になるんです♪ チーズを加えてちょっと洋風に。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
うどん 3玉(600g)
ツナ(缶詰) 2缶
ミニトマト 9個
ブロッコリー 2/3株
水 4カップ

【A】
みそ 大さじ4
ウスターソース 大さじ1と1/2
しょうゆ 小さじ2

粉チーズ 大さじ1

◆作り方

【1】ツナは缶汁をきる。ミニトマトは半分に切り、ブロッコリーは小房に分ける。
【2】鍋に分量の水で湯を沸かし、【A】を加えて混ぜる。うどんとツナ、ブロッコリーを入れて煮、ミニトマトを加えてサッと煮る。
【3】器に盛り、粉チーズをふる。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室 Assiette de KINU」を 主 宰。男の子のママでもある。

『ベビーブック』2012年6月号

【3】辛くないジャージャー麺

身近な調味料の組み合わせで本格的な味わいで、肉と野菜がたっぷりの栄養満点のジャージャー麺。辛くないので子どもも大人も大満足な一品です。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
鶏ひき肉 200g
なす 1と1/2本
パプリカ 1/2個
玉ねぎ 1/2個

【A】
水 150ml
鶏ガラスープの素 小さじ1/2
ウスターソース 大さじ1
みそ 大さじ1と1/2
砂糖 小さじ2
しょうゆ 大さじ2

【B】
片栗粉 大さじ1/2
水 大さじ1/2

中華麺 2と1/2袋
サラダ油 適量

◆作り方

【1】なすとパプリカは1cm角に切り、玉ねぎはみじん切りにする。
【2】サラダ油で玉ねぎとなすを炒め、ひき肉、パプリカの順に加えて炒める。 【A】を加えて汁けがほとんどなくなるまで炒め、混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。
【3】中華麺を耐熱容器に入れ、水少々を加え、ラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で1人分につき1分ほど加熱する。【2】をかける。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、 OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。

『ベビーブック』2013年5月号

ウスターソースを使った炒めものレシピ

【1】キャベツときのこの青椒肉絲

子どもの苦手なピーマンをキャベツに代えてやさしい味わいに。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
牛薄切り肉 300g
キャベツ 1/4個
玉ねぎ 1/2個
エリンギ 2本

【A】
しょうゆ 大さじ1
ウスターソース 大さじ1
みそ 大さじ2
砂糖 大さじ1

サラダ油 適量

◆作り方

【1】キャベツは3cm幅に切り、玉ねぎとエリンギは薄切りにする。
【2】フライパンにサラダ油を熱して【1】を炒め、しんなりしたら取り出す。
【3】【2】のフライパンにサラダ油を足し、牛肉を加えて炒め、肉の色が変わったら【2】を戻し、混ぜ合わせた【A】を加えて調味する。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。

『めばえ』2014年2月号

ウスターソースを使ったチャーハンやごはんものレシピ

【1】トマトカップのカレー風味ご飯

ご飯に刻んだズッキーニを混ぜて。チーズとカレーが相性よく、アツアツのトマトもとってもジューシー!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
トマト 4個
玉ねぎ 1/8個
ズッキーニ 1/6本
合いびき肉 50g
ご飯 160〜180g(子ども茶碗約2杯)
バター 10g
にんにくのみじん切り 小さじ1/2

【A】
カレー粉 小さじ1/2
ウスターソース 小さじ1
塩 少々

ピザ用チーズ 30g
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。

◆作り方

【1】トマトはへたを切り落とし、中身をくりぬく。玉ねぎはみじん切り、ズッキーニは5mm角に切る。
【2】フライパンにバターとにんにくを入れて中火で熱し、玉ねぎとひき肉を入れて炒める。肉の色が変わったら、トマトの中身の半量、【A】、ズッキーニを加えて炒め、煮詰める。
【3】ご飯に【2】を加えて混ぜ、【1】のトマトに詰め、チーズをのせ、トースターで10〜15分焼く(焦げそうなときは、途中でアルミホイルをかぶせても)。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。

『めばえ』2015年7月号

【2】そっくりオムライス(卵・乳製品・小麦なし)

卵や乳製品を除き、アレルギーにも対応したそっくりオムライス。卵の代わりにじゃがいも&かぼちゃのマッシュでふんわり包みました。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
じゃがいも 大1個(正味120g)
かぼちゃ 正味80g
温かいご飯 茶碗3杯(約500g)

【A】
ベーコン 2と1/2枚
玉ねぎ 1/6個
ピーマン 2/3個

【B】
トマトケチャップ 大さじ3
ウスターソース 小さじ1と1/2
顆粒スープの素 小さじ1/3

オリーブ油 大さじ1
塩・トマトケチャップ 各少々

◆作り方

【1】じゃがいもとかぼちゃは1cm厚さに切り、やわらかくなるまでゆでて、よくつぶし、温かいうちに塩を加える。4つに分けてラップに包み、一度丸めてから、ラップごと3〜5mm厚さにのばす。
【2】【A】は細かく切り、オリーブ油を熱したフライパンで炒め、油が回ったら【B】を加えて煮詰める。ご飯を加えて炒め合わせ、塩で味を調える。
【3】【2】をラップに包んで成形し、器に盛り、【1】を上からそっとかぶせる。ラップで覆って形を整え、トマトケチャップを絞る。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

栄養士。2人の女の子のママ。「複数の食物アレルギーがある長女のために、家族みんなで食べておいしい料理作りを試行錯誤してきました。その中から、ずっと作り続けている、わが家で人気のレシピを紹介します」

『ベビーブック』2011年4月号

【3】秋なすのナポリタンライス丼

子供が大好きなナポリタンを、ご飯の上に載せちゃいます!季節の野菜をたっぷり加えて、この一皿で栄養価もバッチリです!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
なす 2本
玉ねぎ 1/2個
ソーセージ 4本
ピーマン 2個
トマト 1個(150g)
にんにく(みじん切り) 1/2片分
塩・こしょう 各少々
バター 15g

【A】
トマトケチャップ 大さじ5
ウスターソース 大さじ1/2
水 大さじ2

ご飯 茶碗3杯
スライスチーズ 2枚

◆作り方

【1】なすは1cm厚さのいちょう切り、玉ねぎは縦3等分にして横1cm幅に切る。ソーセージは小口切り、ピーマンは輪切り、トマトは1.5cm角に切る。【A】を混ぜ合わせておく。
【2】フライパンにバターを中火で溶かし、にんにくを入れ、香りが立ったら玉ねぎ、なすを加えて炒める。しんなりしたら、ソーセージ、ピーマン、トマトを加えてサッと炒め、【A】を加え混ぜる。
【3】器にご飯を盛り、【2】をのせ、小さく切るか型で抜いたチーズを散らす。

教えてくれたのは


市瀬悦子さん

フードコーディネーター、料理研究家。「おいしくて、作りや すい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビなどで活躍中。

『ベビーブック』2016年10月号

ウスターソースを使った人気のおかずレシピ

【1】ヨーグルト入りミートボール

お肉が苦手…。そんな子供おすすめしたい、ふんわり食感のミートボール。甘酸っぱいタレが食欲をそそります!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚ひき肉 200g
ブロッコリー 小2〜3房
にんじん(0.8mm厚さの輪切り) 3枚
玉ねぎ 1/8個

【A】
プレーンヨーグルト 大さじ2
パン粉 1/4カップ
片栗粉 小さじ1
トマトケチャップ 小さじ1
塩 小さじ1/4
こしょう 少々

片栗粉・揚げ油 各適量

【B】
トマトケチャップ 1/4カップ
水 1/4カップ
ウスターソース 大さじ1/2
みりん 大さじ1
片栗粉 小さじ1/2

◆作り方

【1】ブロッコリーとにんじんはゆでてみじん切りにする。玉ねぎはみじん切りにする。
【2】ひき肉に【A】、【1】の順に混ぜてよく練り混ぜ、一口サイズのボール状にまとめ、片栗粉を全体に薄くまぶす。170℃の中温で3〜4分揚げる(5分ほどゆでてもOK)。
【3】小鍋に【B】を煮立ててとろみをつけ、【2】を加えて煮からめる。

教えてくれたのは


阪下 千恵さん

料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『めばえ』2015年4月号

【2】ライオンミートボール

こんなに楽しいおかずなら、ぜんぶ残さず食べてくれそう!

◆材料

(1人分)
【A】
合いびき肉 40g
おろし玉ねぎ 大さじ1
うずらの卵 1個
パン粉 大さじ2
ケチャップ 小さじ1
ウスターソース 小さじ1/2
こしょう 少々

じゃがいも 直径5cm×厚さ1cmの輪切り1枚

【B】
ゆでグリンピース 1個
焼きのり 適量

サラダ油 少々

◆作り方

【1】【A】をよく練り混ぜて6等分の円盤型にする。サラダ油を中火で熱したフライパンに並べて、両面に焼き色がつくまで火を通す。
【2】じゃがいもは水でさっと濡らしてラップで包み、レンジ(600W)で1分加熱する。
【3】【2】の周りに【1】を並べ、【B】で顔を作る。グリンピースは極細パスタでとめる。

教えてくれたのは


中村陽子さん

料理研究家。味はもちろん、見た目の美しさも重要視したオリジナル料理が人気。持ち前の美的センスと器用さを活かしたモチーフ料理に定評があり、書籍も多数。一男一女の母。

『めばえ』2016年6月号

【3】フライパンローストチキン

クリスマスメニューの主役、ローストチキンを手羽元で。フライパンでお手軽に作りましょう!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
手羽元 8〜10本(650g)
塩 小さじ1/2
こしょう 少々

【A】
おろしにんにく 1/2片分
トマトケチャップ 大さじ1と1/2
ウスターソース、しょうゆ、オレンジマーマレードジャム 各大さじ1

サラダ油 大さじ1/2
イタリアンパセリ 適量

◆作り方

【1】手羽元は骨に沿って切り込みを入れ、塩、こしょうをすりこむ。ポリ袋に【A】を混ぜ合わせ、手羽元を加えてからめ、室温で15分ほどおく。
【2】フライパンにサラダ油を中火で熱し、たれを軽く切った手羽元の皮面を下にして焼き付ける。こんがりするまで2分ほど焼いたら返し、水大さじ2(分量外)を加えてふたをし、弱火で6〜7分蒸し焼きにする。※ポリ袋に残ったたれ【B】は取りおく。
【3】フライパンの余分な油をペーパータオルで拭き、【B】を加える。強火にし、照りよくからめて器に盛り、イタリアンパセリを添える。

教えてくれたのは


市瀬悦子さん

フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など、幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組では、子ども向け料理を提案し、定評がある。

『めばえ』2017年12月号

【4】豚のシンプルソーセージ

手作りならではの素朴な味と食感がおいしい一品。子どもでも安心して食べられる、余計なものを加えないシンプルな味つけです。大人は粒マスタードでピリリと!

◆材料

(4人分)
【A】
豚ひき肉 400g(合挽きでも可)
ウスターソース 大さじ1
しょう油 小さじ2
パン粉 50g
塩 小さじ1/4
溶き卵 1/2個分
こしょう 少々
ナツメグ粉 少々(ナシでも可)

小麦粉 適量
オリーブオイル、ケチャップ 各大さじ1

◆作り方

【1】【A】をボウルに入れて手でよくこねる。
【2】【1】の1本分ずつ(40g程度)を手のひらで細長く丸め、小麦粉をまぶす。
【3】フライパンにオリーブオイルをひき、【2】を並べて中火で加熱。全面に焼き色がついたら水を50ml(分量外)入れてふたをして、強火で蒸し焼きする。
【4】水分がなくなり火が通ったら、ケチャップを入れ混ぜて火を止める(一度にフライパンに入らない場合は2回に分けて焼く)。
※大人は好みで粒マスタードをつけても。

◆ポイント

よくこねた材料をウインナー状に丸めるだけ。

教えてくれたのは


minokamo 長尾明子さん

料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。

『めばえ』2018年4月号

【5】ハンバーグ(卵・乳製品・小麦なし)

栄養価の高い豆腐と、片栗粉をつなぎに利用して作ったハンバーグです。簡単でとてもシンプルだけどプレーンなハンバーグレシピの一つに加えたい。アレルギー対策にも。お弁当用に常備してもOK!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
【A】
合いびき肉 260g
塩 小さじ1/4
こしょう・ナツメグ 各少々

木綿豆腐 100g
玉ねぎ 1/2個
サラダ油 小さじ2
片栗粉 小さじ1

【B】
トマトケチャップ 大さじ2
ウスターソース 大さじ2/3
水 1/3カップ
顆粒スープの素 少々

【C】
片栗粉 小さじ1/2
水 小さじ1

◆作り方

【1】玉ねぎはみじん切りにし、サラダ油小さじ1できつね色になるまでじ っくり炒めて冷ます。豆腐は水きりする。
【2】【A】をあわせてよく練り、【1】と片栗粉を加えてさらに練り、4つに分けて丸める(写真はハート形)。
【3】フライパンに残りのサラダ油を熱して、【2】を強火で焼き、ふたをして弱火に し、10〜13分焼く(竹串を刺して透明な汁が出ればOK)。取り出して器に盛る。
【4】【3】のフライパンの油を拭き、【B】を加えてひと煮立ちさせる。混ぜ合わせた【C】を加えてとろみをつけ、【3】にかける。
*アスパラガスやコーンのソテーを添えても。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

栄養士。2人の女の子のママ。「複数の食物アレルギーがある長女のために、家族みんなで食べておいしい料理作りを試行錯誤してきました。その中から、ずっと作り続けている、わが家で人気のレシピを紹介します」

『ベビーブック』2011年4月号

【6】鍋で作る簡単ミートローフ

ほうれん草が苦手な子も、ミートローフに混ぜることで食べやすく。お鍋で作ればカンタン!

◆材料

(作りやすい分量)
ほうれん草 1/2束
玉ねぎ 1/3個
にんじん・さつまいも 各2cm

【A】
合びき肉 300g
卵 1個
パン粉 2/3カップ
牛乳 大さじ2
塩 小さじ1/3
こしょう・ナツメグ 各少々

【B】
トマトケチャップ 1/4カップ
ウスターソース 大さじ1
白ワイン 1/4カップ
水 大さじ2
砂糖 小さじ2/3
顆粒スープの素 少々

◆作り方

【1】ほうれん草はゆでて水にさらし、水けをきって刻む。玉ねぎはみじん切りにする。にんじんとさつまいもは薄切りにする(型でぬいても)。
【2】直径15cm程度の小鍋に、【A】を入れて練り混ぜ、ほうれん草と玉ねぎを加えてよく混ぜる。肉ダネを持ち上げて、さつまいもとにんじんを鍋底に敷き、肉ダネを押しつけて均一にならす。
【3】ふたをして中火にかけ、グツグツしたら弱火で10分ほど加熱する(焦げそうになったら、側面から少量のオリーブ油か水を加えるとよい)。
【4】竹串をさして、赤い肉汁が出なくなったら、混ぜ合わせた【B】を加え、さらに3〜5分加熱する。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。

『ベビーブック』2012年1月号

【7】シャキシャキハンバーグ

いつものハンバーグをもやしでかさ増しした節約レシピ。お財布にやさしいのはもちろん、食感もよくなり、さらにはカロリーダウンまでできちゃうから、これは試す価値あり!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
もやし 1袋

【A】
豚ひき肉 250g
塩・こしょう 各少々
ナツメグ 少々
卵 1個
パン粉 大さじ2
牛乳 大さじ2

サラダ油 大さじ1

【B】
トマトケチャップ 大さじ3
ウスターソース 大さじ2

◆作り方

【1】もやしは軽く洗い、耐熱皿に入れ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で3分加熱する。粗熱がとれたら水けを絞り、細かく刻む。
【2】ボウルに【1】と【A】を入れて、粘りけが出るまでよく混ぜる。小判形に丸め、両手でキャッチボールをするようにして空気を抜く。
【3】フライパンにサラダ油を熱し、【2】を並べ入れ、強火で1分焼いて表面に焼き色がついたら、ふたをして中火で3分、裏返して3分焼く。
【4】器に盛り、フライパンに残った肉汁に【B】を加えて煮立たせてソースを作り、ハンバーグにかける。
*お好みで野菜を添えても。

◆ポイント

ひき肉に刻んだもやしを混ぜ込むと、ボリュームが出るだけでなく、粗びきハンバーグのような食感に。もちろんカロリーオフにもなります。

教えてくれたのは


マイティさん

節約料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ。6歳と4歳の女の子のママ。趣味の節約を生かしたブログ『1ケ月2万円の節約レシピ』が一躍人気に。料理以外にも公共料金の節約術なども、いろいろ公開。「レシピブログ」でも連載中。

『ベビーブック』2012年12月号

【8】ハンバーグ鍋

ミニハンバーグ+ 野菜をトマト風味のスープで煮るだけなので簡単で栄養たっぷり。煮込みハンバーグのような、ハンバーグ鍋。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
合いびき肉 250g
塩 小さじ1/3
こしょう 少々
パン粉(乾) 1/2カップ
卵 1個
玉ねぎ(みじん切り) 1/3個分

オリーブ油 大さじ1/2
玉ねぎ 1/2個
じゃがいも 1個
キャベツ 1/6個
にんじん 1/2本
ブロッコリー 1/3個

【B】
トマト水煮(缶詰・カット) 1缶(400g)
トマトケチャップ 1/2カップ
ウスターソース 大さじ2
砂糖 大さじ1
水 2カップ

溶けるチーズ 適量

◆作り方

【1】【A】は練り合わせ、6〜10等分して小さい小判形にまとめる。
【2】玉ねぎはくし形に、じゃがいもは1cm厚さに切る。キャベツはざく切り、にんじんは5mmの輪切りにする(にんじんの一部は型で抜いても)。ブロッコリーは小房に分ける。
【3】鍋にオリーブ油を熱して【1】の両面を強火で焼き、焦げ目がついたら一度取り出す。
【4】鍋の余分な油を拭いて【B】を煮立て、じゃがいも、にんじん、玉ねぎから煮、
【3】、キャベツ、ブロッコリーを加えて野菜がやわらかくなるまで煮る。最後にチーズをちらす。

◆ポイント

鍋から子ども茶碗に汁を取り、ご飯を混ぜ、具を適量のせる。リゾットのようになって食べやすい。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。

『ベビーブック』2014年12月号

【9】ヘラでさっくりハンバーグ

“練らない”からジューシー! 玉ねぎを炒めず生のまま使うので時短にも。王道ハンバーグ!

◆材料

(小6個分・大人2人分+子ども2人分)
合いびき肉 300g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
溶き卵 1/2個分

【A】
パン粉 大さじ3
牛乳 大さじ2
塩 小さじ1/3
こしょう 適量

サラダ油 小さじ1

【B】
トマトケチャップ 大さじ1
ウスターソース 大さじ1

ミニトマト 6個

◆作り方

【1】ボウルに卵、【A】を入れて混ぜ、パン粉をふやかす。ひき肉を加えてヘラでつぶさないように均一に混ぜ、さらに生の玉ねぎを加えて混ぜる。6等分し、厚さ2cmくらいの小判形にまとめる。
【2】フライパンにサラダ油を広げ、【1】を並べる。フタをして中火にかけ、温度が上がってパチパチ音がし始めたら弱めの中火にし、3分焼く。
【3】フタを取って上下を返し、フタをせずに3分焼く。
【4】焼き色が足りなければ火を少し強め、両面を好みの焼き色に焼く。器に盛り、混ぜ合わせた【B】をかけ、半分に切ったミニトマトを添える。

◆ポイント

■混ぜて

ひき肉の粒をつぶさないようにさっくりと混ぜ、全体が均一に混ざれば終了!粘りが出るまで中途半端に練ってしまうと、肉が硬くなるので気をつけて。

■混ぜ終わり

■まとめるだけ

ヘラで6 等分したら、手でまとめてフライパンへ。

教えてくれたのは


上田淳子さん

料理研究家。双子の男の子を育てながら、家族のご飯を作り続けてきた大先輩。余計な手間をかけなくても、シンプルでおいしいお母さんの味を教えてくれる。近著に『冷たいフライパンに食材を入れてから火にかけるコールドスタート』(自由国民社)。

『ベビーブック』2018年6月号

【10】トマトチーズハンバーグ

ハンバーグ+チーズは子供の王道大好きレシピ。そこに輪切りにしたトマトを追加すれば見た目もとっても可愛い上に栄養も採れます!王道ハンバーグをちょっとアレンジしたいときにオススメ。

◆材料

(小6個分・大人2人分+子ども2人分)
合いびき肉 300g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
溶き卵 1/2個分

【A】
パン粉 大さじ3
牛乳 大さじ2
塩 小さじ1/3
こしょう 適量

サラダ油 小さじ1

【B】
トマトケチャップ 大さじ1
ウスターソース 大さじ1

スライスチーズ 3枚
トマト(小・輪切り) 6枚

◆作り方

【1】ボウルに卵、【A】を入れて混ぜ、パン粉をふやかす。ひき肉を加えてヘラでつぶさないように均一に混ぜ、さらに生の玉ねぎを加えて混ぜる。6等分し、厚さ2cmくらいの小判形にまとめる。
【2】フライパンにサラダ油を広げ、【1】を並べる。フタをして中火にかけ、温度が上がってパチパチ音がし始めたら弱めの中火にし、3分焼く。
【3】フタを取って上下を返し、フタをせずに3分焼く。
【4】焼き色が足りなければ火を少し強め、両面を好みの焼き色に焼く。器に盛り、混ぜ合わせた【B】をかける。
【5】フライパンでハンバーグ6個を焼き上げたら、スライスチーズ3枚を縦4等分に切って十字にのせ、フタをする。
【6】チーズがとろりとしてきたら、器にトマト(小)の輪切り6枚を敷き、ハンバーグをのせる。

教えてくれたのは


上田淳子さん

料理研究家。双子の男の子を育てながら、家族のご飯を作り続けてきた大先輩。余計な手間をかけなくても、シンプルでおいしいお母さんの味を教えてくれる。近著に『冷たいフライパンに食材を入れてから火にかけるコールドスタート』(自由国民社)。

『ベビーブック』2018年6月号

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