食べやすくてスタミナがつく、夏バテ対策レシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選しました。疲労回復効果の高い豚肉や鶏肉を活用したエスニック風味のレシピ、さっぱり味の煮物や麺、スタミナたっぷりの丼やご飯ものなど。暑い夏を元気に乗り切る工夫満載のレシピまとめです!
夏バテ対策の人気レシピ
【1】ゆで鶏ご飯
鶏もものうま味と油がご飯に染みておいしい子供に大人気の一品。しょうがを効かせて、免疫力も強化!
◆材料
(3~4人分)
鶏もも肉 1枚
鶏胸肉 1枚
しょうが 1/2片
長ネギ(青い部分のみ) 1本
水 300ml
酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
しょうが汁、しょう油 適量
雑穀米ご飯 150g程度
◆作り方
【1】大鍋に鶏もも肉、鶏胸肉を入れ、長ネギ、スライスしたしょうが、酒、塩、水を加えて火にかける。沸騰したら弱火にしてアクを取り、15分ほど煮る(鶏肉に竹串を刺して透明な汁が出てきたら火を止め、鶏肉を裏返して余熱で火を通す)。
【2】ご飯を皿に盛り付けて、薄くスライスした鶏肉とスライスしたきゅうり(分量外)を添える。しょう油にすりおろしたしょうがを加えてタレを作り、鶏肉にかける。
◆ポイント
長ネギとしょうが、塩を加えてゆっくりゆでることで、肉の臭みが抜けます。
『めばえ』2017年9月号
【2】ガパオ風そぼろご飯
小さく刻んだ野菜がたくさん入っているので栄養たっぷりで、オイスターソースは大人も子供も大好きな味に仕上がります。常夏の国、タイの定番料理は日本の夏にもぴったりです!
◆材料
(3~4人分)
鶏ひき肉 250g
にんにく、しょうが 各1/4片
玉ねぎ 1/2個
塩、砂糖 各小さじ1/4
オイスターソース 大さじ1と1/2
しょう油 大さじ1
サラダ油 大さじ1/2
なす 2本
ピーマン 2個
しめじ 60g
ご飯 好みの量
◆作り方
【1】にんにく、しょうがはみじん切りにする。玉ねぎ、なすは1cm角に、ピーマンは種を取って1cm角に切る。しめじは石づきを取って1cm長さに切る。
【2】フライパンを熱してサラダ油をひき、【1】のにんにく、しょうが、玉ねぎを加える。香りが立ったら、鶏ひき肉を加えて炒める。肉の色が変わってきたら塩、砂糖を加え、なす、ピーマン、しめじを加えてさらに炒める。野菜に火が通ったら、オイスターソース、しょう油を加えて味を調える。
【3】皿にご飯を盛り付け、【2】をのせる。お好みでゆで卵1/2個を添える。
◆ポイント
野菜は小さめに、同じサイズに切っておくと、火の通りが早く、均一で、子どもも食べやすい。
『めばえ』2017年9月号
【3】鶏肉のオーブン焼き
シンプルな味付けでカラッとヘルシー! お肉は調味液に漬け込んでから冷蔵庫でじっくり寝かせると、旨味がアップしておいしくなります。
◆材料
(3~4人分)
鶏もも肉 大2枚
にんにく(すりおろし) 1片
パセリ(みじん切り) 大さじ1
レモン汁 1/2個分
塩 小さじ1
粗びき黒こしょう 少々
オリーブオイル 大さじ1と1/3
じゃがいも 2個
モロッコいんげん 4本
◆作り方
【1】鶏もも肉はひと口大に切って保存容器に入れ、にんにく、パセリ、レモン汁、塩、黒こしょうを加えてもみ込む。全体にオリーブオイルをかけて冷蔵庫で3~6時間おく。
【2】じゃがいもは洗ってキッチンペーパーで水気を取り、乱切りにする。モロッコいんげんは3等分に切る。
【3】オーブンシートを敷いた天板にじゃがいもをのせ、その上に【1】をのせて200℃に予熱したオーブンで15分ほど焼く。モロッコいんげんをのせてさらに8分ほど焼く。
◆ポイント
調味料をもみ込んで数時間つけおくことで、味や香りがしっかり浸透し、おいしさがUP!
教えてくれたのは
瀬戸口しおりさん
料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。
『めばえ』2017年9月号
さっぱり味で疲労回復|夏バテ対策レシピ
【1】トマトと豚バラ肉の酢っぱ煮
豚肉とお酢は活力UPの黄金コンビ!お肉はやわらかく仕上がります。
◆材料
(3~4人分)
豚バラ肉(焼肉用) 250g
トマト 1個
青梗菜 2株
酢 大さじ1
塩 小さじ2/3
しょう油 大さじ1/2
砂糖 小さじ1
水 200ml
◆作り方
【1】豚バラ肉は塩を少々(分量外)まぶして10分おき、1~2cm幅に切る。トマトはヘタを取って大きめの乱切りにする。青梗菜は茎と葉に分け、茎は縦に細切りにして長さを半分に切る。葉は小さめのざく切りにする。
【2】厚手の鍋に水を入れて豚バラ肉、酢、塩を加え、フタをして中火にかける。沸騰してきたらフタを取って弱火にし、アクを取る。肉に火が通ったらトマト、砂糖、しょう油を加える。トマトの皮がむけてきたら、青梗菜を茎、葉の順に加えて火を止め、フタをして余熱で火を通す。
『めばえ』2017年9月号
【2】きゅうりとセロリ、鶏ささみの和えもの
片栗粉をまぶして茹でたささみはたれにしっかり絡んで、パサつかず、鶏のうま味を存分に味わえます。きゅうりとセロリの千切りもしゃきしゃきと楽しい食感です。
◆材料
(3~4人分)
鶏ささみ 4本
きゅうり 2本
セロリ 7cm
片栗粉 大さじ1/2
し ょうが汁、ごま油 各大さじ1
塩 小さじ2/3
◆作り方
【1】きゅうりとセロリは千切りにする。鶏ささみは筋を取り、塩少々(分量外)を振りかけて10分ほどおき、片栗粉をまぶす。鍋で湯(分量外)を沸かし、沸騰したら弱火にして鶏ささみをゆで、ザルにあげる。粗熱が取れたらほぐす。
【2】ボウルに【1】の野菜、鶏ささみを入れてしょうが汁、ごま油を加えてさっと混ぜ、最後に塩を加えて全体を和える。
◆ポイント
鶏ささみは、加熱前に片栗粉をまぶすことで、つるんとした食べやすい食感になります。
教えてくれたのは
瀬戸口しおりさん
料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。
『めばえ』2017年9月号
【3】豚しゃぶサラダみそドレッシング
サッとゆでた野菜に肉をのせて、いつものサラダをボリュームアップ! 酢みそ味がさっぱり食べやすく、大人でも食べ応えのある一品です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚ロースしゃぶしゃぶ肉 250g
【A】
マヨネーズ 大さじ1
酒 大さじ1
レタス 1/2個
セロリ 1本
いんげん 150g
えのきだけ 1袋
【B】
みそ 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
酢 大さじ2
しょうが(すりおろし) 少々
ごま油 大さじ1
◆作り方
【1】豚肉に混ぜ合わせた【A】を塗る。レタスはざく切りに、セロリは斜め薄切りにする。
いんげんは4cm長さに切り、えのきだけは石突きを除いてほぐす。
【2】熱湯をたっぷり沸かして塩少々(分量外)を加え、えのき、セロリ、レタス、いんげんの順にゆでてざるにとる。続いて【1】の肉をゆでてざるにとり、それぞれよく水けをきる。
【3】【2】を器に盛り、【B】を耐熱容器に入れて混ぜ、電子レンジで1分加熱してかけ回す。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『めばえ』2016年1月号
【4】簡単やわらか酢豚
酢豚でよく使うかたまり肉は、子どもの歯ではなかなか噛み切るのが難しいのが難点…。こま切れ肉を団子状に丸めれば子どもでも食べやすいので、ぜひお試しあれ!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
豚こま切れ肉 200g
【A】
酒 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
塩・こしょう 各少々
おろししょうが 適量
片栗粉 大さじ1
【B】
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/4本
しいたけ 2個
ピーマン 2個
サラダ油 大さじ1
【C】
水 大さじ3
トマトケチャップ 大さじ2
酢 大さじ2
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ1/2
鶏ガラスープの素 小さじ1
片栗粉 小さじ1
◆作り方
【1】豚肉に【A】を加えてよく混ぜて下味をつけ、ひと口大の団子状に丸める。
【2】【B】の野菜は、食べやすい大きさに切る。
【3】フライパンを中火にかけてサラダ油を熱し、【1】に片栗粉をまぶして並べ入れる。転がしながら焼いて肉の色が変わったら、玉ねぎ、にんじん、しいたけ、ピーマンの順に加えて炒め合わせる。
【4】野菜がしんなりしてきたら、合わせておいた【C】をかき混ぜながら加え、とろみがついてつやが出てきたら火を止める。
◆ポイント
かたまり肉より、こま切れ肉を丸めたほうがやわらかいので、子どもも食べやすい。さらに揚げずに作るので、簡単で、カロリーもダウン。
教えてくれたのは
マイティさん
節約料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ。6歳と4歳の女の子のママ。趣味の節約を生かしたブログ『1ケ月2万円の節約レシピ』が一躍人気に。料理以外にも公共料金の節約術なども、いろいろ公開。 「レシピブログ」でも連載中。
『ベビーブック』2012年12月号
【5】梅マヨそうめん
鶏ひき肉と夏野菜をたっぷりのせたらしっかりボリュームメニューのそうめんも、梅味でさっぱりいただきます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
そうめん(乾) 250g
鶏ひき肉 250g
きゅうり 1本
レタス 2枚
黄パプリカ 1/2個
ミニトマト 10個
梅干し 大2個
マヨネーズ 大さじ3
塩 少々
◆作り方
【1】ひき肉は耐熱容器に入れ、塩をふってラップをかけ、電子レンジで2分加熱する。取り出してフォークでほぐし、ラップをかけ、さらに2分加熱してほぐす。
【2】きゅうり、レタス、パプリカはせん切りに、ミニトマトは半分に切る。そうめんは半分に折って表示に従ってゆでる。
【3】梅干しは種を除いて叩き、マヨネーズとそうめんのゆで汁大さじ2~3を加えて溶きのばす。
【4】器に【2】を盛り、【1】をのせ、【3】をかける。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2014年8月号
【6】鶏団子と卵のさっぱり煮
ひき肉を子供が食べやすい鶏団子に。酢を使った甘辛い煮汁は、豆腐や麺類を煮てもおいしいので、リメイクレシピまでたっぷり味わえます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏ひき肉 200g
長ねぎ 15cm
ゆで卵 3個
いんげん 6本
【A】
だし汁 1と1/2カップ
みりん 1/2カップ
しょうゆ 1/2カップ
酒 1/4カップ
酢 1/4カップ
◆作り方
【1】長ねぎをみじん切りにして鶏ひき肉と合わせ、粘りが出るまで混ぜ、10個の団子に丸める。ゆで卵は殻をむく。
【2】鍋に【A】を入れて火にかけ、沸騰したら強火で3分煮て酸味をとばす。【1】を加え、弱めの中火で4~5分煮、いんげんを加えてサッと煮る。
*鶏のうま味が出た煮汁は、麺類のつけ汁にしても。または、豆腐などを煮てもおいしい。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材を使い、食べ合わせによる体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。食育にも力を注ぐ。一女の母。
『めばえ』2014年9月号
豚肉でパワーアップ|夏バテ予防レシピ
【1】アジア風海老と豚肉のつくね
子供も食べられるエスニック風つくねは、好きな野菜と一緒にレタスで巻いてパクッと♪ 大人はお酒のつまみにも◎!
◆材料
(3~4人分)
豚ひき肉 250g
むき海老 100g
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1/4片
しょうが 1/2片
塩、砂糖 各小さじ1/3
こしょう 少々
ナムプラー(なければしょっつるや薄口しょう油) 小さじ1
卵黄 1個分
片栗粉 大さじ1
サラダ油 大さじ2
グリーンリーフ 6~8枚
みょうが(千切り) 1個
きゅうり(千切り) 1/2本
【甘酢】
酢 大さじ3
砂糖 大さじ1/2
塩 小さじ1/3
薄口しょう油 小さじ1/2
◆作り方
【1】にんにくは芯を取り、しょうが、玉ねぎは皮をむき、みじん切りにする。むき海老は片栗粉少々(分量外)を加えてもみ込み、洗ってキッチンペーパーで水気を取ってざく切りにする。
【2】ボウルに豚ひき肉、【1】、塩、砂糖、こしょう、ナムプラー、卵黄、片栗粉を加えて粘りが出るまで混ぜ、8~9等分に分ける。手にサラダ油を付けて、空気を抜きながら細長く成形する。
【3】オーブンシートを敷いた天板に【2】をのせて、210℃に予熱したオーブンで10~15分ほど焼く※。透明な汁が出てくるのが焼き上がりの目安。
【4】きゅうり、みょうが(大人のみ)と一緒に、【3】をグリーンリーフで包み、材料を混ぜた甘酢をかけて食べる。
※フライパンを使う場合は、中火で両面にこんがり焼き色がついたら強めの弱火でフタをして、じっくり中まで火を通す。
『めばえ』2017年9月号
【2】あさりと豚肉のスープ
あさりと相性のいい豚肉を合わせてボリューム満点のスープに。あさりの旨みが汁に溶け込んで、お肉もさらにおいしく!
◆材料
(3~4人分)
あさり(殻付きを砂ぬきする) 400g
豚こま切れ肉 100g
しょうが(千切り) 1/2片
長ネギ(白い部分) 7cm
塩 小さじ2/3
薄口しょう油 小さじ1
白いりごま 大さじ1
大葉(千切り) 5枚
水 800ml
酒 大さじ1
サラダ油 小さじ1
◆作り方
【1】豚こま切れ肉は食べやすい大きさに切る。長ネギは長さを半分に切り、さらに縦半分に切り、芯の緑色の部分を外す。白い部分は白髪ネギに、芯はみじん切りにする。
【2】鍋にサラダ油をひき、みじん切りにした長ネギ、しょうがを加えて中火で炒める。香りが出たら豚こま切れ肉を加えてさらに炒める。
【3】肉の色が変わってきたら水、酒を加え、沸騰したら弱火にしてアクを取り、あさりを加える。あさりの口が開いたら塩、薄口しょう油で味付けし、最後に白ごまを加える。器に盛り付けて、大葉、白髪ネギをのせる。
◆ポイント
ご飯にかけても絶品!
『めばえ』2017年9月号
【3】カリカリ豚のにんにくしょう油ダレ
にんにく&しょうゆのシンプルな味つけながら、子供はもちろん、大人もごはんが進む豚肉料理。揚げ焼きのカリッとした食感がポイントです。にんにくパワーで元気モリモリに!
◆材料
(3~4人分)
豚もも肉(スライス) 250g
塩、こしょう 各少々
トマト 小1個
にんにく 1/4片
しょう油 大さじ1/2
酢 小さじ1
片栗粉、サラダ油、レタス 各適量
◆作り方
【1】1cm角に切ったトマトをボウルに入れて、すりおろしたにんにく、しょう油、酢、サラダ油小さじ1を加えて混ぜる。
【2】豚もも肉に塩、こしょうをして片栗粉をまぶす。
【3】フライパンにサラダ油を1~2cmほど入れて中火にかけ、温度が上がったら【2】を入れて揚げ焼きにする。
【4】1cm幅に切ったレタスを器に盛り、【3】をのせて【1】をかける。
『めばえ』2017年9月号
【4】パプリカの肉詰め
肉詰めはピーマンだけにあらず。赤や黄色、オレンジなど色とりどりのパプリカを使った肉詰めレシピ。甘みのあるパプリカは子供にも食べやすく、ビタミンCをいっぱい摂ることができますね!
◆材料
(3~4人分)
豚ひき肉 200g
玉ねぎ 1/2個
赤・黄パプリカ 各小1個
【A】
卵 1個
パン粉 大さじ1
砂糖 小さじ1
塩 小さじ2/3
こしょう 少々
サラダ油 大さじ1
薄力粉 適量
トマトケチャップ、マヨネーズ 各大さじ2
◆作り方
【1】ボウルに豚ひき肉を入れる。みじん切りにした玉ねぎを加え、【A】を入れて粘りが出るまで混ぜる。
【2】パプリカは節ごと(4~5等分)に切って種を取り、内側に薄力粉をまんべんなく振る。【1】の肉を等分に分けて空気を抜きながら少し大きめに丸め、パプリカを覆うように詰めて、薄力粉を全体に薄く振る。
【3】フライパンを熱してサラダ油をひき、【2】のパプリカの肉側を下にして、弱めの中火でじっくりと焼く。2分ほどして焼き色がついたらフタをして5分焼く。フタを取り、裏返して皮目に焼き色がつくまで3~4分ほど焼く。
【4】皿に盛り付けて、トマトケチャップとマヨネーズを混ぜて作ったタレをかける。
『めばえ』2017年9月号
【5】豚ロースのみそ漬け
定番おかず・ピーマンの肉詰めは野菜をチェンジして彩よく♪ ビタミンCたっぷりのパプリカは栄養価も高く、マヨネーズ&ケチャップのソースが相性抜群です!
◆材料
(3~4人分)
豚ロース肉(ステーキ用) 3枚
【A】
みそ 大さじ2
みりん 小さじ2
砂糖 小さじ1
酒 大さじ1
しょう油 小さじ1
サラダ油 小さじ1
ベビーリーフ 適宜
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れてよくかき混ぜる。バットやタッパーに豚ロース肉を入れて【A】を両面に均一に塗り、ラップをのせて密着させ、冷蔵庫で3時間~ひと晩おく。
【2】フライパンにサラダ油を熱し弱火にして、【1】の豚肉のみそを軽く取り除いて両面を焼き色が付くまでじっくり焼く(鉄のフライパンの時にはサラダ油小さじ1を加えて焼く)。肉を食べやすく切り、皿に盛り付けてベビーリーフを添える。
教えてくれたのは
瀬戸口しおりさん
料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。
『めばえ』2017年9月号
豚肉のスタミナ丼|夏バテ防止レシピ
【1】豚薄切り肉のそぼろ丼
ポロポロするひき肉より食べやすく食べ応えも充分!ミックスベジタブルと一緒に炊いたご飯はほんのり甘くてそぼろの味を引き立てます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚薄切り肉 300g
【A】
水 1/2カップ
かつおだしの素 小さじ1
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ2
みそ 大さじ2
【B】
片栗粉 大さじ1
水 大さじ2
サラダ油 大さじ1
米 2合
【C】
ミックスベジタブル 80g
かつおだしの素 小さじ1
◆作り方
【1】米を洗って炊飯器に入れ、水を目盛りまで注ぎ、【C】を加えて炊く。
【2】豚薄切り肉を粗みじん切りにし、サラダ油で炒め、火が通ったら【A】を加えてよく混ぜる。最後に混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。
【3】器に【1】を盛り、【2】をのせる。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」 やイタリアにて料理を学び、料理研究家に。現在、「料理教 室Assiette de KI NU」を主宰。男の子のママ。
『ベビーブック』2015年2月号
【2】小松菜とにんじんのドライカレー丼
緑黄色野菜とお肉はすべてみじん切りにして大きさを統一すると、子どもでも食べやすくなります。カレー風味が食欲をそそる一品!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
豚こま切れ肉 350g
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
小松菜 1/2束
にんにく(みじん切り) 小さじ1
しょうが(みじん切り) 小さじ1
大豆(ドライパック) 1缶(110g)
バター 大さじ1(20g)
【B】
カレー粉 大さじ1と1/2~2
トマトケチャップ 大さじ1と1/2
中濃ソース 大さじ1と1/2
顆粒スープの素 小さじ1
塩・こしょう 各少々
ご飯 茶碗3杯
◆作り方
【1】【A】は細かく刻む。
【2】フライパンにバター、にんにく、しょうがを入れて中火で熱し、香りが立ったら玉ねぎ、にんじんを入れて炒める。
【3】【2】に豚肉を加えて炒め、色が変わったら大豆、【B】を加えて炒め、水1/2カップを加えて汁けがなくなるまで煮詰める。最後に小松菜を加えてしんなりするまで煮、ご飯にかける。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママでもある。
『ベビーブック』2014年2月号
【3】やわらかカツ丼
薄切り肉で厚揚げを巻いてふんわりヘルシーな活カツの完成!節約メニューとしても。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
厚揚げ 2枚
豚バラ肉 200g
焼き肉のたれ 大さじ2
塩 少々
小麦粉・溶き卵・パン粉・揚げ油 各適量
ご飯 茶碗3杯
レタス(せん切り) 適量
◆作り方
【1】厚揚げは横半分に切って、焼き肉のたれをからめ、豚肉を巻きつけ、塩をふる。
【2】【1】に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ、中温の油でじっくり揚げる。
【3】器にご飯を盛って、レタスを敷き、【2】を切ってのせる。
*お好みでソースをかけて。大人は辛子じょうゆでも。
教えてくれたのは
飛石なぎささん
三児の母であり、個人でギャラリーも経営しており、その忙しい生活から生まれた、簡単で、パパッと作れて、子どもが喜ぶレシピが人気。
『ベビーブック』2011年6月号