調査期間:2026年8月18日~9月3日 回答者数:0~12歳の子どもがいる保護者648人
固定電話を持っている人は全体の約4割! 「持たない理由」は?

はじめに、固定電話を契約しているかどうかを聞きました。「はい」と答えたのは全体の約4割(258人)で、半数を超える約6割が「いいえ」(390人)と答えています。

「いいえ」と回答した人に、「契約しない理由」を聞いたところ、「スマートフォンで十分だから」が91%(356人)と圧倒的。次いで「料金がもったいないから」41%(160人)が続く結果となりました。
「必要性を感じないから」(男性/神奈川)
「ほとんど家にいないため」(女性/大阪)
「引っ越しのときに手続きが面倒だから」(女性/愛知)
自宅にいることが少ないという人や、引っ越し時の手続きの煩わしさをデメリットに挙げる方も。現状、スマートフォンだけで賄えており、特に必要性を感じていない、という人が多そうです。
「固定電話」を使っている理由は? 「持っててよかった」エピソードも

一方で、固定電話を所持している人に「契約している理由」を聞きました。トップに挙がったのは「インターネットとセットになっているから」45%(116人)で、「固定電話がある方が社会的な信用が高いから」28%(72人)、「災害のときにつながりやすいから」24%(62人)と続きます。
その他には「実家で暮らしていて、昔から使っているから」「祖父母がスマートフォンを持っていないから」など、同居世帯の意見も多く見られました。

固定電話を使っている人に「契約していてよかったと思ったエピソード」を聞いたところ、さまざまな声が寄せられました。その一部をご紹介します。
緊急時に役に立ったエピソード
「携帯に比べて災害時につながりやすいこと。災害時にもすぐにつながり、親戚の安否確認ができたのはよかったです」(女性/静岡)
「普段携帯を消音モードにしていて気付かないことが多いので、幼稚園や学校などの緊急連絡を固定電話にもらえるのはありがたいです」(女性/大阪)
「スマートフォンの電池が切れてしまったときに、固定電話があって本当によかったと感じました。家族や必要なところへすぐに連絡でき、携帯電話が使えない状況でも安心できました。普段はあまり使わなくても、いざというときのために固定電話があると心強いです」(女性/福岡)
「携帯にかかってきた大事な電話を取り損ねたときに、家の電話に掛け直してくれたおかげで用件を早く知ることができました」(女性/大阪)
いざというときに、スマホ以外の連絡手段があって助かった、という声が多く聞かれます。特に、常にスマホを持ち歩いているわけではない、常に音量をオンにしているわけではない、といった人にとっては、家のどこにいても聞こえる固定電話のありがたみを感じるようです。
子どもの見守りや連絡に重宝しているという声

「子どもが使いやすいこと」(女性/秋田)
「携帯を持たない子どもの留守番中に電話が掛けられること」(女性/兵庫)
「スマホを持たせていない子どもにも連絡できること。ナンバー・ディスプレイを契約しているので番号を見て登録済なら出るように言っており、電話の練習にもなっていると思います」(女性/大阪)
「携帯電話よりも番号が覚えやすく、小さな子どもに覚えさせることができたこと」(女性/岩手)
子育て世代ならではの意見として「子どもが固定電話だと使いやすい」という声が挙がります。実際、小学生の子どもを持つ親からは「子ども同士で連絡を取りたいときに、固定電話があるほうがありがたい」といった声もよく聞かれますよね。みなさんのご家庭ではいかがでしょうか。
固定電話「あるある」も。電話にまつわるエピソード

今では固定電話を持っていないという人でも、昔は一家に一台あった固定電話。最後にみなさんの「固定電話にまつわるエピソード」をご紹介します。
固定電話で親が出た! 使うときのドキドキ感も。
「友だちからの電話に親が出ると少し照れくさかったのを覚えています」(女性/埼玉)
「友だちから電話がかかってくると、家族に聞かれないように少し離れた場所で話していました」(女性/愛知)
「友だちの家にかけるときの『親が出るかも…』というドキドキ感が忘れられません」(女性/東京)
「好きな子とドキドキしながらこっそり通話していた」(女性/千葉)
家族みんなが使う電話だったからこそ、誰が出るかドキドキするのが当たり前だった時代。子機を部屋に持ち込んでこっそり話したり、家族に聞かれないように小声で話したりしたのもあのころのいい思い出なのではないでしょうか。
固定電話と言えば長電話…から叱られるまでがセット!?
「長電話すると友だちのママがフライパンを叩いて妨害してきたのがおもしろかったです」(女性/京都)
「彼氏と一時間以上話していて、叱られた」(女性/岡山)
「私が高校生のころ、ポケベルが流行っていて、大好きな先輩と家の電話を使ってポケベルで話していたら電話代がものすごく高くなって母から怒られたこと」(女性/大阪)
スマホはもちろん、当然メールやSNSなどもない時代。ついつい楽しくて友だちや恋人と長電話してしまったという経験はありませんか? 電話を占領してしまって怒られたり、びっくりするほど高い電話代に大目玉を食らったり。そんな「あるある」も懐かしいですね。
また、間違い電話から始まったこんな素敵なエピソードも。
「連絡網を使って、遊ぶ約束した友だちに電話をかけたら、間違えてひとつ隣の枠の同級生にかけてしまいました。その電話をきっかけに遊ぶことになって仲良くなり、20年経った今では、かけがえのない親友です」(女性/東京)
今や連絡網を見かける学校のほうが少ない時代。かつて、固定電話や連絡網があったからこそのエピソードにほっこりしました!
*
固定電話を使う理由は家庭によってさまざま。スマートフォンがあれば十分という声がある一方で、緊急時の連絡手段として、また子どもが安心して使える電話として、今も大切な役割を果たしていることがわかりました。
みなさんのご家庭では、固定電話を使っていますか? 時代とともに連絡手段は変わっても、電話を通じて生まれる人とのつながりは、これからも大切にしていきたいですね。
こちらの記事もおすすめ
↓↓HugKumファミリー層のあれこれ調査記事はこちら↓↓
この記事を書いたのは
フリーの編集・ライター。2児の母。グルメ・スイーツ・ライフスタイル系の記事を得意ジャンルとし、編集・執筆活動中。元システムエンジニア。趣味は料理、SNS、ゲーム、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買ってくるご褒美スイーツが特に好き。
