プロ野球や高校野球など、多様なテーマでそれぞれの葛藤や青春を描く「野球漫画」。今回は、連載中の話題作から完結済みの名作漫画まで、おすすめの人気作品をピックアップしました。ピッチャーやキャッチャーなどの選手目線はもちろん、監督が主人公の感動ストーリーまで、大人が読んでも楽しめる作品を厳選しています!
完結したおすすめ野球漫画
王道の高校野球から名作ラブコメ、プロ野球選手の年俸を絡めた作品まで、多様なラインナップをご紹介します!
【1】『MAJOR』
◆ストーリー
プロ野球選手の父を持つ主人公・本田吾郎がその類まれなる才能といかなる困難にも負けないバイタリティを武器に、並み居る強豪たちと野球で戦っていく半生を描いた長編野球漫画。
作中での経過時間がおよそ13年半という壮大なドラマチック ベースボールストーリー。
【2】『タッチ』
◆ストーリー
努力という言葉に縁のない兄・上杉達也と、何事にも一生懸命努力する弟・上杉和也。二人は、双子の兄弟で、隣の喫茶店「南風」の一人娘・浅倉南とは幼なじみ。3人の通う「私立明青学園」を舞台に恋物語と成長を描いた青春ストーリー。
【3】『ダイヤのA』
◆ストーリー
王道にして斬新。感動と興奮の高校野球漫画。中学全国大会を目標としていた沢村栄純は最後の大会を自らの暴投で敗退してしまう。仲間とともに高校でリベンジを誓うなか、名門「青道高校野球部」からスカウトが来る。
見学に訪れた沢村は、いきなりエリート校の洗礼を受けることに!そこには己のすべてをかけた誇り高き球児達がいた。
【4】『グラゼニ』
◆ストーリー
グラゼニ=「グラウンドには銭が埋まっている」。
プロ野球チームの神宮スパイダースに所属する中継ぎ投手・凡田夏之介が、自身の年俸を上げるべく、厳しいプロ野球界の中で奮闘する様を描いたプロ野球漫画。
【5】『ROOKIES』
◆ストーリー
二子玉川学園高校へ赴任してきた新人教師・川藤幸一。
ニコガクの野球部は、かつて甲子園出場まで果たしていた伝統ある部だが、現在では不良たちの溜まり場と化し、おまけに部員の起こした不祥事により活動停止。
川藤は彼らに「夢に向かって努力する」ことの大切さを熱く教え、ついには甲子園へと導く…。
【6】『ラストイニング』
◆ストーリー
「汗と涙ぁ、そんなモンいらねぇ!」
かつて名門、今は弱小の私立彩珠学院高校野球部にやってきた問題児監督が、硬直しきった高校球界の常識を変える。
弱小高校野球部を再建させるべく、悪徳セールスマンから監督に転身した「ポッポ」こと鳩ヶ谷圭輔。
1年後に甲子園出場できなければ廃部という状況下、「さわやか・ひたむき・正々堂々」を廃した常識ハズレのチームが始動する!
連載中の人気野球漫画
名作『タッチ』の26年後や、中学野球を舞台とした作品など、こちらも必見の作品ばかりです!
【1】『MIX』
◆ストーリー
舞台は明青学園―――上杉兄弟の伝説から26年。
今、再び運命の兄弟が明青学園の扉を開く。
あだち充ファン待望の大型青春野球ストーリー。
【2】『BUNGO -ブンゴ-』
◆ストーリー
少年野球チームのない町に育った石浜ブンゴは買い与えてもらったボールをブロック塀に投げ込む毎日。
そんな「壁当て」に心血を注ぐブンゴのもとに、少年野球日本代表の野田ユキオが現れて、二人は予期せぬ対決へ…。
のちに中学校で邂逅した二人は、揃って超強豪「静央シニア」へ入団する。
リトルシニアを舞台とした、主人公の成長や仲間との友情を描く野球漫画。
【3】『バトルスタディーズ』
◆ストーリー
18人で天下を獲ろう。俺たちの前に、道はできる。
規則の厳しい野球部専用寮で暮らす高校球児が、甲子園優勝を目指して野球漬けの毎日を送っていく。
元PL球児が描く超リアル高校野球漫画!
【4】『おおきく振りかぶって』
◆ストーリー
俺らのエースは暗くて卑屈。勝つために、弱気なエースのために。行け、俺ら!
県立西浦高校の新設硬式野球部に集まった10人の一年生選手たち。
気弱でオドオドした投手・三橋廉、冷静だが短気な捕手・阿部隆也を中心に、一丸となって甲子園優勝を目指す姿を描いた青春野球物語。
おわりに
往年の名作から、最近の話題作まで、幅広くご紹介しました。一言で野球漫画と言っても、「青春」や「熱血」、「理論」、「ラブコメ」など、様々な要素で描かれているので、その分だけさまざまな「感動」を得ることができますよね。
野球好きの方はもちろん、そうでない方にもきっと感動を味わえる作品に出合えるはず。ぜひ一度は触れていただきたいおすすめの漫画たちです。
文・構成/HugKum編集部