年々、盛り上がりを見せる“ラン活”。2023年度の入学自体は1年先ですが、今年も既にラン活シーズンはスタートしている模様です。
「購入時期は?」「人気の色は?」「みんながチェックしているブランド・メーカーは?」気になるところを2022年度入学のお子さまを持つHugKum会員のパパ・ママ790人を対象に大調査を行いました!
昨今のラン活事情をご紹介します。
(調査/HugKumメルマガ会員 集計期間2021年10月13日~10月27日 有効回答数789人 特に昨年ランドセルを購入された方を中心にアンケート実施。)
目次
年々早まっている購入時期、その実状は?
ランドセルはいつ購入しましたか?
1位 5月 23%
2位 6月 17.8%
3位 7月 11.5%
4位 8月 10.9%
5位 4月 8.9%
まずは購入時期。2021年10月末の時点で購入済みの方(2022年4月入学のお子さんがいるご家庭)にお聞きしました。
3月くらいから動きだす方もいらっしゃるので、購入時期は早まっているかと思いきや、意外にボリュームゾーンは5月前後。
店頭だけでなくWEBで購入できたり、デザインや価格帯も超リーズナブルなものから、オーダーメイドの高級品まで選択肢も豊富になりました。じっくり検討し、春から夏前ぐらいまでに購入が一般的な流れのようです。
前年(2020年)の12月以前に購入(4.1%)という強者も!
購入時に参考にしているのは?
それでは、皆さんはランドセル購入時に何を参考にされたのでしょうか?
PC、スマホが普及し、メーカーのホームページや比較サイトを活用する人も増えているようですが、
1位 店頭で現物比較 31.3%
2位 各メーカーのカタログ 30.4%
3位 各メーカー・ブランドのホームページ 22.5%
4位 ランドセル比較サイト 5.9%
5位 友人や知り合いの口コミ 2.3%
と、店頭で現物比較、メーカーのカタログを比較した方が多数という結果になりました。
「手に取って比較するのが1番良い。」(埼玉県 専業主婦 女性)
「重さや大きさを実際に見て確認したかった」(富山県 パート/アルバイト女性)
「おじいちゃん、おばあちゃんに買ってもらうため」(兵庫県 専業主婦 女性)
など店頭での現物比較がまだまだ人気のよう。
などラン活にもコロナの影響が!
最旬のトレンドカラーは何色?
「派手すぎると目立ちすぎて友だちの中で浮かないか?」「子どもと親で好みの色が違うけど」など、ランドセルを何色にするかは親御さんにとっても大きな悩みの種。
最近は個性的な色も人気になってきていますが、流行優先などで選び、後々後悔してしまうなんてことも。
購入されたランドセルは何色ですか?
女の子に人気なのは、ピンクを筆頭に紫や水色、茶色系ベース。
男の子は、黒がダントツ人気で、紺に差し色のラインなど、ややベーシック志向に戻ってきている傾向も。
「長く飽きずに使える」「高学年になっても違和感がないデザイン」「汚れが目立たない」などがセレクトのポイント。
購入価格帯は? リーズナブル志向、それとも高級志向?
格安のものから高価格帯まで、ランドセルの値段は幅広く設定されています。
HugKumアンケートの結果は、最も多い価格帯が7万円以内で全体の32%。続いて6万円以内が22%、8万円以内が17%となりました。
4万円以下は合わせても28%と全体の4分の1ほどの結果に。
以上のことから、最も購入されているランドセルの価格帯は半数以上を占める「約6~7万円程度」で、7万前後が一番のボリュームゾーンのようです。
HugKum会員が購入したブランド・メーカーはどこ?
アンケートの結果、CMでもおなじみのセイバン『天使のはね』、ハシモト『フィットちゃん』などのブランドが上位に。カラバリの豊富なイオンで購入した読者もたくさんいました。その他、と回答した読者の中には、近くの工房でオーダーされた方なども!
1位 セイバン
背負いやすさを追求した“天使のはね”で有名なランドセルメーカー、セイバンが一番人気。身体にぴたっと密着し、体感重量を軽減。機能性だけでなく、男の子、女の子それぞれのニーズを捉えたデザインも人気の秘訣。
2位 ハシモト(フィットちゃん)
分厚いクッションが体にフィットし、優しく、ソフトで体に負担をかけにくく、ふちが光る「光るフィットちゃん 安ピカッ®」タイプは、60m先からでも視認可能で登下校の安全面も充実。デザイン的にも、お子さまにも好評とのこと。
3位 イオン
A4クリアファイルが楽々入る革新的なサイズ、小マチが伸びるランドセルなど、業界初の試みを続けてきたイオンのランドセル。ブランドコラボ商品含め、最大230種類のラインナップ。カラーバリエーションやシリーズが多くてランドセル選びに迷ってしまう人のために、試着をサポートしてくれるスタッフも常駐。数あるランドセルランナップの中からお子さんにぴったりの逸品が見つかるはず。
4位 土屋鞄
職人一人一人の丁寧な手仕事による300以上の工程を経て完成するランドセル。小さな汚れや傷も、縫い目の数ミリのズレも見逃さないように、一つひとつの工程が終わるごとにチェック。使えば使うほどに愛着が深まる洗練されたシンプルなデザインが人気を博しています。今年はミナ ペルホネンとのコラボ商品を発売。
5位 ふわりい
1951年創業の60年以上の歴史をもつ、老舗のかばんメーカーです。 名前のイメージの通り「軽く」「ソフト」が特徴のランドセル。軽くて楽ちんと評判で比較的安価な価格も好評。
親子でぴったりなランドセルを選ぼう
参考になりましたでしょうか? ランドセル選びはお子さんにとっても、パパママにとっても大切なイベント。
ラン活事情も年々多様化している模様です。長年使うアイテムでもありますから、あせらず慌てずにお子さんのぴったりのアイテムをじっくり選んでみてはいかがでしょうか?
文・構成/HugKum編集部