【卒・入園入学の最新事情】今年の式典「実施予定」はわずか3割!「人数制限あり」は4割以上

いよいよ卒入園、卒入学シーズンが到来。「コロナ禍で今年の式典はあるのだろうか」と不安に思っている親御さんも多いですよね。そこで今回は入園前~小学校1年生の子どもを持つ男女250名と、小学校6年生~中学校1年生の子どもを持つ男女250名の計500名を対象にスタジオアリスが行った調査をもとに「卒入園・卒入学に関する最新事情」をお伝えします!

2022年卒入園・卒入学の式典はどうなる?

今年、子どもが卒園・卒業もしくは入園・入学する園や学校で、式典が実施される予定があるかについて調査。

卒園式・卒業式、入園式・入学式ともに「ある(卒園・卒業34.4%、入園・入学31.8%)」と回答したのは約3割でした。両者とも、「ない」が25.8%、「目途が立っていない」が7.2%と、実施しない判断を下したり、現時点※で目途が立っていなかったりする園や学校が多いことがわかりました。(※調査日2022年1月31日~2月1日)

式は対面だが人数制限ありが多数

また、卒園式・卒業式、入園式・入学式の実施予定があると回答した方に、実施方法について尋ねたところ、どちらも「対面(卒園・卒業50.6%、入園・入学51.6%)」が多い結果になりましたが、「対面だが人数制限がある(卒園・卒業45.9%、入園・入学43.4%)」という条件付きの園や学校も4割に上りました。

出席者は母親もしくは父親

では式典には家族の中で誰が立ち会うのでしょうか。

これまでに式典には誰が出席したのか、または誰が出席する予定かを聞くと、卒園式・卒業式、入園式・入学式どちらも「子どもの母親(卒園・卒業76.8%、入園・入学80.8%)」と「子どもの父親(卒園・卒業56.8%、入園・入学60.2%)」が大多数を占める結果となりました。しかし、父親の出席率は母親に比べると少ないようです。また、意外にも、母方・父方の祖父母の出席率がそれぞれ3%前後と低い傾向がうかがえました。

式典で子どもに着用させる服1位「制服や指定服」

続いて、卒園式・卒業式、入園式・入学式にどのような服を子どもに着用させる(させた)かを調査し、トップ5をピックアップしました。

卒入園・卒入学や年齢学年を問わず、1位は「制服や指定服」、2位は「購入したドレス・スーツ」でした。「購入したドレス・スーツ」を選んだ理由としては、「新品を着させたいから(栃木県・39歳・女性)」や「他に使う機会がありそうだから(東京都・51歳・男性)」など、お祝いとして新調したい親心や汎用性の高さが理由に挙がりました。3位以降では、卒園式・卒業式は、「レンタル着物・袴」が各年代それぞれ3位と4位でランクインしていましたが、入園式・入学式ではランク外。入園式・入学式は、「おさがりのドレス・スーツ」、「おさがりの着物・袴」、「購入した着物・袴」がランクインする結果に。

つづいて親が出席する際の服装についても調査。

フォーマルスーツ・ワンピース(63.4%)」が6割を占めていたものの、「カジュアルスーツ・ワンピース(23.4%)」も2割以上いることが分かりました。卒入園・卒入学の様式も、時代に合わせて多様化しているようです。

卒入園・卒入学ともに祝い方1位は「記念写真を撮る」

卒園・卒業、入園・入学の“お祝い”についても調査してみました。まず、卒園・卒業をどのようにお祝いするか尋ねたところ、「記念写真を撮る(卒園・卒業60.4%、入園・入学64.0%)」親が多いことが判明。また、「外食でご馳走を食べる(卒園・卒業29.6%、入園・入学27.0%)」、「自宅でご馳走を食べる(卒園・卒業21.8%、入園・入学23.0%)」といった、食事でのお祝いにも票が集まりました。

さらに、卒入園・卒入学ともにお祝いは「記念写真を撮る」親が多いことが判明。9割以上が「今後も撮影したい」と考えていることも分かりました。

卒入園・卒入学のお祝いで、やらずに後悔したこと

また、卒入園・卒入学のお祝いで、やらずに後悔したことについてエピソードを募ったところ、やはり記念撮影に関する内容が多く寄せられたほか、早めの行動がとれなかったことを悔やむ声も挙げられました。

やっておけばよかった…卒入園・卒入学のお祝いの反省点

「担任の先生と子どものツーショット写真は撮ればよかったと思いました」(鹿児島県・46歳・男性)
「スマホで撮影をしたが、プリントアウトしていないので祖父母に渡せていないこと」(和歌山県・43歳・男性)
「桜の木の前での記念撮影」(福岡県・42歳・男性)
「もう少し早く起きて、念入りに身支度をすればよかった」(東京都・34歳・女性)
「本人が恥ずかしがって写真を十分に撮れなかった」(神奈川県・51歳・女性)
「バタバタしていた記憶があるので、もう少しゆったりとした気持ちで行動したかった」(鹿児島県・58歳・女性)
「看板前が混んでいて、写真を撮ることができなかった」(神奈川県・39歳・女性)
「お世話になった先生への挨拶をきちんとしておけばよかった」(栃木県・50歳・女性)

お祝いでもらったら困るものは「もう既に購入していてダブるもの」

「家が狭いので大きい学習机はもらっても困る」(山形県・42歳・男性)
「カバンや学用品など、もう既に購入していてダブるもの」(岡山県・54歳・男性)
「いつまでも残って邪魔になってしまう記念品」(神奈川県・45歳・男性)
「キャラクター付きのもの全般。子どもが必ずそのキャラクターを好きとは限らないから」(熊本県・52歳・男性)
「気持ちは嬉しいが、高価すぎるとお返しに困る」(大阪府・52歳・女性)
「学校で禁止されている文房具」(東京都・37歳・女性)
「子どもが気に入るかわからないおもちゃ」(広島県・34歳・女性)
「洋服。サイズ的に数年しか着られないから」(埼玉県・44歳・女性)

ランドセルは誰が買う?

上記では、「既に用意していてお祝いの品とダブってしまった」という声もありましたが、入園・入学前は用意しなくてはいけないものが沢山あります。中でも、入学前に用意する代表的なものといえば、ランドセル。子どもの大切な小学校生活を支えてくれるランドセルは、誰が購入することが多いのでしょうか。調査すると、3割以上が、子どもの親である「ご自身(36.2%)」が購入、または購入予定であることが分かりました。一方で、「母方の親(24.0%)」が8.2pt差で「父方の親(15.8%)」よりも多く、子どもの祖父母では母方の親が購入する機会が多いことが明らかになりました。

また、ランドセルの価格について尋ねると、「50,000円以上~70,000円未満(35.8%)」が最も多く、次いで「40,000円以上~50,000円未満(22.7%)」、「30,000円以上~40,000円未満(14.6%)」が続きました。6年間子どもが使うものだからこそ、一定の質を見越した比較的中堅価格のランドセルを選ぶ傾向があると言えそうです。

5割以上が入園時「集団生活に馴染めるか」「友だちができるか」に不安を抱えている

子どもの節目は、親の節目でもあります。特に、初めて子どもが自分の手から離れる入園時は、不安なことも多いのではないでしょうか。そこで、子どもの入園にあたり、どのような不安がある(あった)のか尋ねてみると、「集団生活に馴染めるか(52.2%)」、「友だちができるか(51.8%)」に票が集まりました。初めての他人との関わり合いに不安を抱く親が多いようです。

反対に、入園にあたり、園に期待する(した)ことについて聞くと、特に多かったのは「コミュニケーション力を育ててほしい(49.6%)」、「社会のルールやマナーを教えてほしい(47.2%)」、「道徳や思いやりを教えてほしい(43.6%)」でした。社会で生きていくために必要なことを学ばせたいという親心がうかがえました。

「簡素化」「父親参加率」親世代の式と変化

最後に、ご自身の卒業式・入学式と子どもの卒業式・入学式で祝い方の違いや変化を感じたエピソードについて聞きました。

親世代と子ども世代の卒業式・入学式で変化を感じたこと

「父親の参加が多い。自分の時は来ないのが当たり前だった」(奈良県・47歳・男性)
「私の時の“先生”というと、厳格な堅いイメージだったが、今は楽しく朗らかなイメージ。先生とも距離感が近く感じる」(神奈川県・35歳・男性)
「私の時代より、カジュアルな服装の親が増えたように感じる」(神奈川県・57歳・男性)
「親御さんの平均年齢が意外と高いと思いました」(東京都・47歳・男性)
「小学校の卒業式でも、袴を着る子どもが多くなった」(東京都・55歳・女性)
「式典の内容が簡素化されたような気がする」(兵庫県・43歳・女性)
「コロナ禍でマスク写真となったのが悲しい」(大阪府・36歳・女性)
「校長先生の話が割愛されていた」(神奈川県・39歳・女性)

調査概要

・調査テーマ:卒入園・卒入学に関する最新事情調査
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査対象者:
入園前~小学校1年生(2歳以上~8歳未満)の子どもを持つ男女250名
小学校6年生~中学校1年生(11歳以上~14歳未満)の子どもを持つ男女250名 計500名
・調査実施日:2022年1月31日~2月1日
・調査主体:株式会社スタジオアリス

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卒入園・卒入学の在り方は時代とともに少しずつ変化していくようですが、我が子の健やかな成長を願う親の気持ちはいつの時代も変わらないものですよね。上記の調査でもお子さんの卒園・卒業、入園・入学のお祝いに「記念写真を撮る」親が多いことや、9割以上が今後も撮影したいと考えていることが分かりました。

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スタジオアリスの入園入学・卒園卒業 特設サイト
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