【自分で作る恐竜ランドセル】カスタマイズ320通り!子どもがランドセル選びに夢中に♪『恐竜ランドセル』お披露目レポ

全国の恐竜イベントを探せる恐竜メディア「探究舎」を運営するホウボウです。連載6回目となる今回は、2月に新宿マルイで行われた、福井のランドセル専門店イクラボさんの新作お披露目展示会の取材レポです。SNSで話題にバズった、恐竜ランドセルの新作をご紹介しますよ!

twitterでバズった新作恐竜ランドセル

今年の1月。twitterでバズった新作恐竜ランドセルをご存知ですか?

恐竜の聖地、福井県のランドセル会社イクラボで生まれ、SNSで話題になり、恐竜を愛する親子の間で全国に知名度を広げている恐竜ランドセルです。

今年はあの、世界三大恐竜博物館「福井県立恐竜博物館」の監修をうけた新作モデルを発売し、大きく話題となっています! しかも今回SNSで、今までになく大きく反応したのは、かつて恐竜を愛する少年少女だった大人たち。

「自分が小さい頃このランドセルがあったら絶対にこれを選んでいた!」

「かっこよすぎる!」という悔しい悲鳴に(笑)、

「こんなふうに話題になるランドセルって他にあるのだろうか」と驚いた筆者です。

この新作ランドセルのお披露目会が、早春の2月、東京新宿マルイにて開催されるとお聞きし、取材にお邪魔してきました。今期発売されるランドセルのラインナップとあわせて、その模様をご紹介しますね。

2024年春版のイクラボ恐竜ランドセル。注目のラインナップはこちら

今年度イクラボさんから発売されるランドセルは、

  • 自分で作る恐竜ランドセル(※福井県立恐竜博物館監修)
  • モササウルスランドセル
  • オーロラダイナソーランドセル

の3つです。それぞれご紹介していきますね。

カスタマイズ自由自在!福井県立恐竜博物館が監修の「自分で作る恐竜ランドセル」

今年発表された「新しい恐竜ランドセル」は、福井県立恐竜博物館監修の恐竜デザインを施したランドセルで、限りなく自由にカスタムできるのが、大きなポイントです。

こちらは社長が、お客様の「ランドセルの背中の色を選べたらいいな」という声を受けて、全てカスタムオーダーできるモデルを考案したとのこと。

カスタマイズの流れは、

  1. まずメインの恐竜を選び、
  2. 次にランドセル本体のカラーを選びます。
  3. 背中側のカラーを選びます。
  4. サイドの爪あと刺繍の有り無しを選び、
  5. ナスカン(側面の金具)をダイナソーバージョンのものにグレードアップ(有料)もできます。

「さりげなく恐竜」も「大胆に恐竜」も、どちらにもデザインでき選べるパターンは320通りにもなりますよ!

ナスカンなどの金具も、全て型からこだわって作ったイクラボさんのオリジナルだそうです。

骨格の刺繍も、福井県立恐竜博物館の先生とデザイナーさんで何度も細かなやりとりを重ねたことで、正確で美しいデザインが出来上がりました

キャラクターものや類似の製品とは一線を画し、子どもから大人まで多くの恐竜ファンを魅了する秘密は、こうした細かな恐竜ランドセル作りへのこだわりが詰まっていところだと思います。

絶対的な人気を誇る海の王者「モササウルス」のランドセル

こちらは、社長が過去の展示会で会ったお子さん達からの「モササウルスのランドセルが欲しい」という熱い声に応えるかたちで今年初めて作られたそう。 2024年度入学者に向けては、300個限定販売で販売しています。

  • かぶせには反射材のアンモナイトが施され、暗い夜道も安心です。肩ベルトはモササウルスのとげとげを鋲で表現しています。サイドにはモササウルスのウロコ柄を表現したエンボス加工を施しています。展示会会場でも手に取っているお子さんが多く、とても人気がありました!

待望の新色「オーロラダイナソーランドセル」金、銀

こちらも社長が、昨年の展示会で「金色や銀色のランドセルがあったらいいのに!」というお子さんの声を受けて実現させたそうです。オーロラダイナソーは、デザイナー「aiMIKI」と、反射材ブランド「LIGHT FORCE®」の特許技術、虹色に光る「オーロラリフレクター」と、ランドセルショップイクラボがコラボレーション開発したオリジナルランドセルです。金色といっても、こちらは 優しいシャンパンゴールドの落ち着いた色味が素敵でした。

2023年2月、新作お披露目展示会in新宿マルイを取材してきました!

2月26日(土)、27日(日)新宿マルイにて、イクラボさんの今年初めての新作お披露目展示会が開催されました。

正直、「ランドセルの展示会には、時期がだいぶ早いのでは?」と勝手に心配しておりましたが、ふたを開けてみたら、事前予約制の展示会は2日間とも早々に満席!(ちなみに東京・神奈川・千葉などの首都圏や大阪会場が早くに満席になってしまったので、枠を増やして対応中だそうです(驚))

そこで今年も、2023年度イクラボさんの恐竜ランドセルを検討中の方に向けて、

  • 展示会ってどんな雰囲気なの?
  • どんな準備をしていくのがよい?
  • 他の親子はどんな目的で展示会に参加しているの?
  • どうやってランドセルを決めているの?

そんな疑問にお答えすべく、新宿マルイでの展示会にお邪魔してきました!

展示会は完全予約制で、30分ごと2組の貸し切り!

新宿という場所柄混雑しているかと思いきや、店内はお客様2組のみ。

それぞれ、ご家族やスタッフとゆったりランドセルを見て回りながら、会話をされていました。

恐竜ランドセルの合間には、恐竜のキーホルダーやグッズも豊富に置かれており、ワクワクしてしまう空間です。

展示会は完全予約制で、30分ごと2組の貸し切りなので、人目も混雑も気にせず、思う存分試着ができますし、必ずイクラボの山田社長か、イクラボスタッフ(こちらは社長にそっくりな息子さん!)に丁寧に接客してもらえます

ランドセル選びに集中できる空間でしたよ。

子どもたちもランドセル選びに夢中!

そして今回印象的だったのは、イクラボさんの展示会ではお子さんがとにかく皆、ランドセル選びにとても積極的なこと

筆者自身が昨年、わが子のランドセル選びで色々な会社さんの展示会を覗きましたが、どこの会場でもよく見たのは、熱心にランドセルを眺める親御さんと、対照的に会場の端っこで暇そうな、早く帰りたがっているお子さんの光景でした(笑)。

しかしイクラボさんの展示会では、お子さんが皆「これにする!」と決めたランドセルを抱えていたり、カスタマイズする鋲を熱心に選んでいたり、どうしてそのランドセルがいいのか、一生懸命ご両親に説明していたり。

「この展示会のために、県外から泊まりで来たんですよ」と仰るご家族もいらっしゃり、驚きました。

皆どんな目的で展示会に来ている?どんな準備が必要?

筆者が見学させて頂いた中では、

  • 候補を並べて、どちらにするか実物を確認されていたり、
  • 実際の背負い心地を確認されたり、
  • 社長やスタッフに熱心に質問されたり

が多い印象でした。昨年の展示会取材時もそうでしたが、事前に公式HPなどでしっかり検討されてから来られている方が多く、即決か、ほとんど15分以内に決められる方が多い印象でした。 事前にある程度何にするか決められていて、展示会で現物確認して「間違いない」と決められる方が多い印象でした。

ぜひ全国で開催中の展示会へ。恐竜ワークショップ同時開催の会場も!

全国で開催される展示会では、恐竜ワークショップが同時開催される会場もあります。

  • 恐竜ランドセルの骨格デザインを担当された恐竜アーティスト、ケータさんによるライブペイントやオリジナルグッズの販売。
  • 革で恐竜を作ることができる、レザーサウルスワークショップ

が開催されます。どうぞお楽しみに!

【恐竜キッズの皆さんへ】恐竜ランドセルを作る会社が、みんなの興味を応援するコミュニティーを作りました!

ランドセル専門店イクラボでは、恐竜ランドセル作りをきっかけにできた人脈を生かして「探究心と好奇心を発掘しよう!」を掲げ、この春「恐竜が好きな子どもたちのために、本物の恐竜コンテンツを提供するコミュニティー」を作られました。

恐竜好きが集まるリアルなイベントを年に1回以上開催予定で、イベントでは、 専門家による恐竜授業や、遊びながら学べるワークショップ(ケータさんのライブペイントや、レザーサウルスのワークショップなど)を開催予定とのこと。 現在福井県立大学恐竜学研究所や福井県立恐竜博物館と、地層ツアーや恐竜授業などの開催も打ち合わせ中!とのことです。

楽しく学んで家族みんなで恐竜博士になろう!「好き」が「もっと好き」になる。ダイナソーベースファンコミュニティーはそんな場所です。 ご入会お申し込みはこちらから。

「子どもの興味=子どもの自信」恐竜ランドセルは、わが子の新生活を一緒に応援してくれるランドセル。

筆者が昨年今年とイクラボさんを取材させて頂いて感じたのは、イクラボさんのランドセルを購入された方は皆一様に、イクラボさんのファンです。

SNSを通じて感想を聞いた購入者の方々も、皆さんこぞって「恐竜ランドセルのどこが好きか」「どこを気に入ったか」を、積極的に、喜んで教えてくださいました。

ライター仲間の息子さん

実はこの記事を書くにあたり編集部に相談した際も、HugKumのライター仲間から物凄い速さで、「我が家も昨年イクラボさんの恐竜ランドセルを購入したからクチコミを使ってほしい!」と連絡をもらい、驚愕しました(笑)

これは恐竜ランドセルの製品としての魅力はもちろんのこと、社長が全国の展示会で、お客様やお子さん達の顔を直に見ながら丁寧に接客、販売しているスタイルにもあると思いますし、

SNS等も積極的に活用しながら、ユーザーとの距離を近くとり、リクエストにもすぐ応えるような製品を毎年増やしていっている姿勢にもあると感じます。

しかし1番の核は、「子どもの興味は子どもの自信と直結していて、そしてそれはいつでも子どもの心の支えであり、背中を押してくれるものだ」という価値観を、両者が共有していることではないかと思います。

福井県を愛し、そして恐竜を愛する子どもたちの興味のために、恐竜コミュニティーまで作ってしまったランドセル専門店イクラボさんを、これからも応援していきたいと思います。

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イクラボについて

◇公式HP

ランドセル&スクールウェア専門店イクラボ | 恐竜ランドセルやレインボーランドセルなど個性的なオリジナルランドセル多数! (ikulab.jp)

◇展示場情報

ダイナソー恐竜ランドセル 展示場情報 | ランドセル&スクールウェア専門店イクラボ (ikulab.jp)

【ホウボウ。/プロフィール】
5歳息子、3歳娘の母親です。

コロナ禍の子育てを通して、当たり前だった「体験ができること」の大切さとありがたみ、そして「子どもの興味のきっかけは心動く体験だ」と強く感じました。そこで、生き物の中でもとくに恐竜・古生物を愛する長男をきっかけに、「全国の恐竜イベントを探せる恐竜メディア」探究舎https://hnmamablog.com/を制作、運営中。2022年8月月間19万pv超達成。

InstagramTwitterでは最新の恐竜イベント関連情報を発信しています。

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