『ホーンテッドマンション』大ヒット公開記念ハロウィーンイベントが開催
9月1日に劇場公開され、週末興行収入No.1の大ヒットスタートを遂げ、公開5日間で、興行収入約6億円、動員客数40万人以上を記録した映画『ホーンテッドマンション』。9月6日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催されたハロウィーンイベントでは、日本語吹替版キャストを務めた土屋アンナ(霊媒師ハリエット役)、八代拓(心霊写真家ベン役)、温水洋一(歴史学者ブルース役)、小林幸子(スペシャルゲスト/水晶玉の女マダム・レオタ役)が登壇しました。
秋の収穫を祝うとともに、悪霊を追い払う宗教的な行事として、古代ケルト人の暮らしに根づいていた祭礼が起源と言われるハロウィーン。吹替声優陣も、まさに心霊エキスパートたちの活躍の場ともいえるハロウィーンにちなみ、それぞれが演じたキャラクターをイメージするファッションで登場しました。
本作が初週No.1を獲得する大ヒットを遂げたことについて、土屋さんは「ディズニーの作品が大好きだったので、今回吹替えで関わらせていただけて、人生のキーポイントになりました。観た方たちからも、本当に楽しかったと言っていただけてうれしいです」と喜びを口にします。
続けて八代さんも「小さい頃から夢をもらっていたディズニー作品に携わらせていただけてうれしかったですし、ラジオの収録でもいつも以上に大量のお便りがきていて、そのほとんどが『ホーンテッドマンション』にまつわるもので泣きそうになりました。中には4DXも凄いという反響もありましたね」とコメント。
温水さんも「これまでいろいろな映画に出させていただきましたが、自分が出た映画の中で、この作品が1番の動員数かもしれない。面白かったという声もいただきましたし、僕の吹替えも良かったよと言っていただけてうれしいですし、これからもっとたくさんの人に観ていただきたいです!」と口々に大ヒットを喜びました。
マダム・レオタ役の小林幸子がオーラ全開で降臨
その後、スペシャルゲストが登場! 映画の中では、館の謎を解き明かそうとする心霊エキスパートたちがマダム・レオタを呼び寄せることとなるが、そのシーンをオマージュし、ハリエット役の土屋さんが「現れよ、マダム・レオタ!」の掛け声をかけると、これまた劇中のマダム・レオタを再現し、「私のこと、呼んだ?ようこそホーンテッドマンションへ!」と、水晶玉の中に入った小林幸子が登場!
本物のマダム・レオタそっくりの本格的な仮装で堂々と登場した小林さんの姿を見た共演者やファンたちからは、歓声が上がりました。
「いろんな歌を歌ったりもしていますが、今はこれが1番気にいっています!」と話す小林さんは、自身が声を吹き込んだマダム・レオタの魅力について「芯が強く、何があってもぶれない女性。ハリエットの先輩の霊媒師なのですが、彼女の根底にあるのは愛。愛のためにすべてを捧げて人たちのために頑張るマダム・レオタに私も憧れますね。今年で芸歴59年目ですが、この作品で彼女の吹替えを担当できたこと誇りに思っています」とコメント。
八代さんは「マダム・レオタの1番の魅力は存在感。彼女が観れるというだけでも、映画を観る価値があると思います」と話すと、土屋さんも「大好きな水晶玉の女が映画に出てくるってことがまずうれしいですよね。映画の中の彼女は私たちが演じた心霊エキスパートたちを助けてくれるようなヒーローです」とその魅力を語りました。
温水さんは「マダム・レオタが僕たちの演じた心霊エキスパートからお金を取ろうとするシーンがあるのですが、すごく面白いやり取りができました」と予告編にも登場するコメディ要素たっぷりのシーンを例に挙げ、物語の大きな魅力である“笑い”にも大きく貢献するキャラクターだと話しました。
『ホーンテッドマンション』の魅力をそれぞれにアピール
最後に土屋さんが「映画を観ると、ホーンテッドマンションに隠された秘密も分かります。映画を観た後にアトラクションにもう一度行くと、また違った魅力にも気づけると思います」と、八代さんは「クセが強い人間たちもゴーストも出てくるところも面白いですし、“人間の魂はどうやったらなくなって、ゴーストにとって生きるとはどういうことなのか”と考えさせられるドラマパートもあるので大人も楽しめると思います。さらに、感情もジェットコースターのように動かしてもらえるシーンもあるので、ぜひ幅広い世代の方に観てほしいです」とコメント。
温水さんは「ちょっと怖いところもありますが、笑えて、そして泣けるワクワクドキドキする映画になっています。たくさんの方に楽しんでほしいです」と、小林さんは「ゴーストはゴーストなりの人生を生きてきて今がある。目に見えない物が実は大事だったと気づかされるラストにも注目してほしいですし、そして何より、心が温まる作品なので、映画を観て皆さんも幸せな気持ちになってください」とそれぞれに作品の見どころを熱く語り、イベントは終了しました。
また、ゲストたちが降壇する中、ステージ上に1人取り残されそうになった小林が「置いてかないでよ~!」とユーモアたっぷりのリアクションをみせると、会場全体が笑顔に。最後に小林さんは「実は私、ウォルト・ディズニーさんと同じ誕生日(12月5日)なんです」と、ホーンテッドマンションとの深い縁があったことを告白し、一足早いハロウィーンイベントは幕を閉じました。
『ホーンテッドマンション』概要
本作の舞台は、999人のゴーストが住む館“ホーンテッドマンション”。想像をはるかに超える不可解なことが止まらないこの館の謎を解き明かすため、個性豊かな心霊エキスパートが館に集結。メンバーたちはそこでの不気味な体験を通して、遂に館に隠された悲劇的な真実に気づき始めます。ディズニーランドのキャストという異例の経歴を持つ監督ジャスティン・シミエンが、誰よりも深い“ホーンテッドマンション”愛を注ぎ込んだ快作に仕上げました。
出演:ロザリオ・ドーソン、オーウェン・ウィルソン、ティファニー・ハディッシュ、ラキース・スタンフィールド、ダニー・デヴィート、ジャレッド・レト/ジェイミー・リー・カーティス…ほか
公式HP:disney.co.jp/movie/hauntedmansion
文/山崎伸子
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