2023年話題になった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』など大人気映画が配信をスタート！【お正月休みに家族で観たい作品4選】

ゲームの世界観にどっぷり没入できる『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』

今年のGWに公開され、興行収入140.2億円というスーパーヒットとなった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』がPrime Videoで12月30日（土）より見放題配信されます。ファミリー層はもちろんのこと、子どもから大人までをとりこにした本作は、今年公開されたすべての映画において第1位となった『THE FIRST SLAM DUNK』の157.4億円に次ぐ第2位の興収をマークしました。

さすがは任天堂と「ミニオンズ」シリーズなどのスタジオ、イルミネーションがタッグを組んだ作品だけのことはあり、クオリティーはお墨付き。成功の要因は、「スーパーマリオブラザーズ」ユーザーが観たいと思っていた世界観を見事に再現できたことかと。また、客層は小さな子どもから、初期のゲーム世代である大人たちまでと幅広く、まさに大旋風を巻き起こしました。

また、興収140.2億円は、洋画アニメーション作品としても、約255億円の興行収入を記録した『アナと雪の女王』（14）に次ぐ歴代第2位の成績です。日本だけではなく、世界中でメガヒットした本作は、改めて日本が誇るゲームコンテンツの底力を世に知らしめました。

主人公は、ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージ。謎の土管でうっかり迷い込んだのは、魔法に満ちた知らない世界でした。離れ離れになってしまったマリオたち兄弟は、様々なトラップを潜り抜け、世界の危機に立ち向かっていきます。

マリオたち兄弟やピーチ姫など、それぞれのキャラクターのバックグラウンドも描かれたことで、大いに感情移入できた本作。また、字幕版や日本語吹替版ともに、ボイスキャストも最強のメンバーが集結しました。マリオ役にクリス・プラットや宮野真守、ピーチ姫役にアニャ・テイラー＝ジョイ、志田有彩、ルイージ役にチャーリー・デイ、畠中祐、クッパ役にジャック・ブラック、三宅健太、キノピオ役にキーガン＝マイケル・キー、関智一、ドンキーコング役にセス・ローゲン、武田幸史らが、物語を大いに盛り上げてくれます。

まさに、観れば心躍るエンターテインメント大作の王道映画かと。待ちに待ったお正月に、ゲームと映画の両方を家族で楽しんでいただきたいです。

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「ポケモン」の新作ストップモーション・アニメ「ポケモンコンシェルジュ」

ほっこり癒やされるビジュアルがとても印象的。Netflixと株式会社ポケモンが共同制作したポケモンの完全新作ストップモーション・アニメーション、Netflixシリーズ「ポケモンコンシェルジュ」が12月28日（木）より世界配信されます。

舞台となるのは、ポケモンたちが客として訪れる南の島”ポケモンリゾート”。ここで新米コンシェルジュとして働くハル（声：のん）は、先輩スタッフとともにポケモンのお世話に奔走していきます。ハルはいろんなポケモンと接していくなかで、やがて大切なことに気づいていくという物語となっています。

コダックやピカチュウ、フシギダネ、カイリュー、カビゴン、イーブイなど、おなじみのポケモンたちがたくさん登場する本作。とてもぬくもりが感じられるテイストのポケモンたちはきっと小さなお子さんにも大好評かと。

ハル役を好演したのんは、プレミア試写会イベント登壇時に「すごく楽しかったです！ポケモンが大好きなポケモン世代なので嬉しかったですし、ハルちゃんのように一生懸命で猪突猛進、真面目だけど不器用な子がポケモンに癒されたりしているところが素敵な物語です！」とアピールしていました。

ちなみにハルと自身の共通点についてはのんは「上司の前で寝ちゃったところは似てますね（笑）。一度だけですけど。上司じゃなくて、プロデューサーの前で寝ちゃったことがあって。“よく寝たねぇ”と言われてしまいました（笑）」と、天然エピソードを披露されていました。

またのんは「ポケモンたちがバトルをするのがメインではなくて、癒しにリゾートにくる、というお話です。こんなところがあったら行ってみたいな！ぜひ皆さんも、ハルと一緒に心を解き放って、自由な気持ちになってくれたら嬉しいです！」と語っていました。

まさにお正月にリゾート気分を味わえる「ポケモンコンシェルジュ」をぜひ家族みんなでご覧いただきたしです。

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子どもたちが冒険を通して成長するジュヴナイル映画『ゴーストブック おばけずかん』

現在、世界的に大ヒット中である映画『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督が放つ異世界冒険ファンタジー画『ゴーストブック おばけずかん』は12月27日（水）よりPrime Videoで見放題配信されます。

山崎監督率いる『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどの制作チームが贈る本作では、どんな願い事も叶えてくれる1冊の本「おばけずかん」を手に入れた子どもたちが、様々な試練を乗り越えていきます。

開いてはいけない本を開いてしまった子どもたちを演じるのは『万引き家族』(18)の城桧吏や、テレビドラマ「テセウスの船」の柴崎楓雅ら名子役たち。うっかりゴーストブックに巻き込まれてしまう瑤子先生を新垣結衣が、謎の古本屋店主を神木隆之介が演じているほか、釘宮理恵、下野紘、杉田智和、大塚明夫たち豪華声優陣も参加しています。

また、ノリノリに踊りたくなるような主題歌は、星野源の「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」。お正月に家族みんなで盛り上がれそうなおすすめの1作です。

©2022 「GHOSTBOOK おばけずかん」製作委員会

ニワトリたちが仲間のために大ハッスル！『チキンラン: ナゲット大作戦』

「ウォレスとグルミット」シリーズ、「ひつじのショーン」シリーズなどで知られるスタジオ・アードマン・アニメーションズの人気作『チキンラン』（00）の続編『チキンラン: ナゲット大作戦』がNetflixで独占配信中。前作『チキンラン』は、ストップモーションアニメ映画史上最高の興収を挙げたエポックメイキングな作品です。

ミセス・トゥイーディーの養鶏場から命懸けで脱出してきたジンジャーが見つけた夢は、すべてのニワトリにとって平和で安全な島で暮らすことでした。ジンジャーはロッキーとの間にモリーという女の子を授かり、ハッピーエンドに落ち着くのかと思いきや、本土ではニワトリたちが新たな恐ろしい脅威にさらされていました。やっと手に入れた自由を失う危険を冒し、ジンジャーと仲間たちは、この危機に駆け付けます。

ニワトリたちが一致団結する熱い絆や、予断を許さないスリリングな展開に、大人から子どもまでもが釘付けになりそう。気になる大冒険の結末を、ぜひご家族で見守って。

文/山崎伸子