※このマンガはほぺろう3歳頃の出来事を2021年に執筆したものです。
園長先生に交渉を試みるも…惨敗
息子ほぺろう(2015年生)は知的障害をあわせ持つ自閉症児。保育園に全落ちし、二次募集に望みをかける。そこで第一希望のA園の園庭開放に行くも、ほぺろう大号泣で玄関にすら上がれない。どうなる?
【園長先生と話すべく園庭開放へ!だが… >>前話に戻る】
急に出てくる保育士資格。
「私を採用してほぺろうを入園させて」なんて無謀な提案、最初は言うつもりなかったのに、なんかこの時は食い下がってしまいました。
発達障害児の加配希望…、ましてや ほぺろうの様子を目の当たりにしたからこそ、どう考えても『二人まとめて入園・就職OK〜』とはならないわ!
この時の園庭開放訪問は、ほぺろうの癇癪っぷりと私の図々しさをアピールしただけで、得られたものは絶対入園できない手応えだけ。家族3人でトボトボ帰りました…。
加配希望となると保育士の確保が難しく、やはり障害児家庭だと難しいという現実が突き刺さりました。以前の居住地で言われた『普通 働きに行けません』という言葉が正しく思えて、障害児家庭は努力しても無駄なのかな…と落ち込んでいました。
※3コマ目のエピソードはこちら
先生が動いてくれていたこととは? 続きはこちら
1話目はこちら
「発達障害が判明するまで」編・1話目はこちら
全てのお子さんの成長を願って
我が家の息子『ほぺろう』は、3歳の時に自閉症と知的障害の診断を受けました。 ブログは、そんなほぺろうの成長を記録することを目的としています。
ここで改めてお伝えしたいことは、
障害の特性は人それぞれ
ということ。
『自閉症』や『知的障害』と診断を受けた方は、世の中に沢山いらっしゃいます。ですが、一口に『自閉症』『知的障害』と言ってもそれは広義で、症状や特性・軽重度は個人によって異なります。
なので、ほぺろうの行動が他の自閉症の方に当てはまるものではありませんし、どこかのお子さんがほぺろうと同じ行動をとっていたとしても、その子に障害があるとは全く限りません。
こちらの連載、及びブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」をご覧頂く際は、「ぼさ家のほぺろうの場合は…」という感じで受け止めてくだされば幸いです。
障害のある・なしに関わらず、人生はそれぞれ誰にとっても特別なものです。
ほぺろうを含め、全てのお子さんのどんな人生も多様性のひとつとして受け入れられる世の中になることを願って…。
このマンガを描いた方は…
田舎在住のボサボサ主婦。家事が苦手で料理は壊滅的。妄想暴走族。
Instagram→@bosabosa_mother
ブログ→「ほぺろうの自閉症マンガ」