小学館の図鑑NEO×HugKum「自由研究コンクール」とは
小学館の育児メディア「HugKum」と探究学習に最適な「小学館の図鑑NEO」が強力タッグを組み昨年開催したのが「自由研究コンクール」。子どもたちが「知りたい」と思う気持ち、「好き」と感じる姿を応援するために生まれました。
昨年は256名の小学生から応募をいただき、19作品が優秀作品として選ばれました。
今年はさらにパワーアップ
今年はオリジナル図鑑を作る「図鑑部門」、自由にテーマを決めて研究する「自由研究部門」にて作品を募集します。応募いただいた力作をもっと広く知ってもらうために、子ども向け学習雑誌「小学一年生」、「小学8年生」、教員のための情報メディア「みんなの教育技術」も加わり、パワーアップ!さらに、審査員として“自学指導の達人”森川正樹先生も加わり、自分の興味をノートや紙にまとめる「自学ノート」も大募集します!
賞品も昨年よりも豪華になりました!
応募詳細はこちらをチェック
今回は、昨年の入賞作品の自由研究を紹介します。さまざまな切り口やテーマがあるので、今年の自由研究の参考にしてみてくださいね。
1年生~6年生の作品を一挙紹介
「わたしとゴッホと いわさきちひろ」東京都 小学1年生 竹本葵さん
好きな絵や画家について知りたくて、美術をテーマにした自由研究を選んだ小学1年生の竹本さん。特に好きな絵は、ピカソの「泣く女」、ゴッホの「ひまわり」、「糸杉」、「夜のカフェテラス」、いわさきちひろの「ぶどうを持つ少女」だそう。その中からゴッホの「ひまわり」について、大きさや描き方、保管場所などを分析しています。
また、好きな画家のひとりであるいわさきちひろの絵は透明水彩絵の具を使った「にじみ」という方法をとっていることを知り、自分でも実際に描いています。
素敵な色合いに仕上がっていますね。
「赤ちゃんに おくる本」 東京都 小学2年生 佐藤陽輝さん
小学2年生の佐藤さんは、本が大好き。最近生まれた弟に本を好きになってもらうために、赤ちゃんでも楽しめる本をつくりました。
弟が好きな色や形、顔や音などを調べ、弟が喜ぶ仕掛けをたっぷり詰め込んでいます。
また、宇宙服のデザインを考えたり、赤ちゃんの成長について調べたりするのには、図鑑を使って調査。細かい工夫の見られる作品でした。
「はちゅうるい大運動会」埼玉県 小学3年生 阿部隼汰さん
爬虫類が大好きで、自宅で飼育し、繁殖にも取り組んでいるという阿部さん。毎日エサをあげる際に、逃げようとする爬虫類と逃げない爬虫類がいることを不思議に思ったそう。逃げようとする爬虫類は足が速いのではないか、という仮説を元に実証実験をしています。
直線だけでなく、隠れ場所のあるコースなど、障害物も加え、爬虫類の走るコース作りにこだわっています。
作ったコースを走らせた動画を見て、ひとつひとつどのような走り方をしたか、見える化できるようにわかりやすくまとめています。
「パンのふくろについている とめ具について」千葉県 小学4年生 彦坂悠希さん
パンの袋をとめる留め具を1年かけて集め続けた自由研究。留め具で何か作れそう、という思いから始まった研究ですが、正式名称や色、素材についても深掘りしています。
図鑑を見ながら、胴体や顔の色なども観察し、最終的には、大迫力のサソリを制作しています。
「ダンボールで作った自動販売機」東京都 小学5年生 小林路佳さん
小学5年生の小林さんは、遊べる作品なら友達と一緒に楽しめると思い、完成度の高い自動販売機を制作。
緻密な設計図をもとに、ダンボールで一から作るのはかなり大変な作業だったそうです。
飲み物のデザインなども自分らしいオリジナル要素がたっぷりの作品です。
「飾り幕製作(立体刺繍)」兵庫県 小学6年生 土井奏人さん
屋台(やっさ)が出る祭りが好きで、その屋台についている水引幕、飾り幕、提灯などの刺繍に興味があり自分でも刺繍作品を作ってみたそう。
友達に制作過程について聞かれたことをきっかけに、誰にでも伝わるように意識してまとめることに。工程ごとに写真を撮影し、過程も詳細に描かれています。
自分の好きなことをいっぱい研究してみよう
いかがでしたか? 自分の気になったことや好きなことをとことん追求した作品は見ている大人もワクワクしてしまいますね。
この夏、お子さんの「好き」について一緒に深く研究してみてください。
「小学生の図鑑・自由研究コンクール」応募詳細
「小学生の図鑑・自由研究コンクール」は、作品を大募集!個人的に作った作品や学校に提出した作品も応募可能です。
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文・構成/HugKum編集部