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小学館の図鑑NEO×HugKum「自由研究コンクール」とは
小学館の育児メディア「HugKum」と探究学習に最適な「小学館の図鑑NEO」が強力タッグを組み昨年開催したのが「自由研究コンクール」。子どもたちが「知りたい」と思う気持ち、「好き」と感じる姿を応援するために生まれました。
昨年は256名の小学生から応募をいただき、19作品が優秀作品として選ばれました。
今年はさらにパワーアップ
今年はオリジナル図鑑を作る「図鑑部門」、自由にテーマを決めて研究する「自由研究部門」にて作品を募集。応募いただいた力作をさらに広く知ってもらうために、子ども向け学習雑誌「小学一年生」、「小学8年生」、教員のための情報メディア「みんなの教育技術」も加わり、パワーアップ!
賞品も昨年よりも豪華になりました。
応募詳細はこちらをチェック
今回は、昨年の入賞作品の中から「オリジナル図鑑」を紹介します!参考にして、今年の「図鑑部門」に応募してくださいね。
「47都道府県おにぎり」 神奈川県 小学4年生 田邉広大さんの作品
料理が好きで、都道府県の名産品にも興味があったという田邉さんは、47都道府県の名産品を使ったおにぎり図鑑を作成。
すだちおにぎりや、うどんおにぎりなど一般的なおにぎりとはひと味違った発想を形にして、ひとつひとつ写真に記録しています。
食材集めのために複数のスーパーを巡ったり、各地域の人へ聞き込みをしたり・・・。名産品の選び方や調理の仕方を工夫されていて、おいしいおにぎりになるような努力がうかがえます!
好きなことを「研究」しながら、毎日の「食事づくり」や「お手伝い」にもなる一石三鳥の研究です。
「ぼくだけの スペシャル図鑑」千葉県 小学2年生 大原恵介さん
生き物と図鑑が大好きだという小学2年生の大原さんは、小さい頃から図鑑を愛読していたこともあり、自分だけの図鑑を作ってみたいとチャレンジしたそう。
ただ図鑑を参考にするだけではなく、家族と一緒に動物園や水族館、博物館などに足を運び、オリジナルの写真を撮影。さまざまな文献を参考にしながら、動物たちの解説を自分なりにわかりやすく書いています。また、解説に加えて、自分なりの好きなポイントや感想も記入しています。
視認性を考慮するため、色鉛筆や、シールなども使ってカラフルにまとめているのもポイント。習っていない漢字にも挑戦してくれたそうです。
「~魚を追いかけた夏~ぼくの住む羽咋の魚図鑑」石川県 小学6年生 新田和之進さん
魚がとにかく大好きで、1年生の頃からさまざまな切り口で魚に関する自由研究をしてきたという新田さん。6年生ということで、今までの集大成として自分だけの図鑑を制作することにしたそう。昔体験した漁や釣りで見た魚だけでなく、この夏に体験した地引網漁や定置網漁で捕まえた魚についてもまとめています。
図鑑やインターネットを使っての調査に加え、自分の目で見た魚を手描きで描写。さらに、部位ごとに詳細に分析しています。
最後に索引を作成し、本格的な図鑑に!
たくさんの情報の中から、必要な情報を選別してわかりやすくレポートされており、SDGsの観点からできることも考えられていました。
「むしずかん」千葉県 小学1年生 稲垣諒さん
クワガタ、カブトムシが大好きな稲垣さんは、手描きで図鑑作成に挑戦。イベントに参加して本物やジオラマを観察したそうです。
複数の図鑑を参考にしながら解説を書き、実物同様の色味を再現できるよう工夫しています。
この夏、自分だけのオリジナル図鑑を作ろう
ここまで、「図鑑」を作った自由研究を紹介してきました。生き物にかかわらず、おにぎりなど、自分の好きな題材で図鑑を作るのもおもしろい着眼点です。また、低学年のお子さんでも取りかかりやすい自由研究としておすすめです。
お子さんの好きが詰まったオリジナル図鑑を作ってみてくださいね。
「小学生の図鑑・自由研究コンクール」応募詳細
「小学生の図鑑・自由研究コンクール」は、作品を大募集!個人的に作った作品や学校に提出した作品も応募可能です。
作品応募は>>こちらから
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文・構成/HugKum編集部