「毎日快適に履ける定番のスニーカー」を共同で開発
無印良品では、「感じ良い暮らしと社会」の実現のため、日々の暮らしを豊かにする、役に立つ商品とサービスを提供することを目指しています。そのため、商品の開発においても天然素材を活用した商品や環境への負荷軽減を考慮し、世界の伝統や文化から学んだ商品などを開発。服や靴などのファッションアイテムでも、毎日を快適に過ごす着心地の良いベーシックなアイテムを手に取りやすい価格で提供しています。
今回挑んだのは、既存のコットン以外のスニーカーの開発です。スニーカーのラインナップの拡充を目指し、無印良品がパートナーとして白羽の矢を立てたのは、靴紐ではなく空気圧で足にフィットさせるポンプフューリーなど、ハイテクシューズで定評のあるリーボック。リーボックは履き心地を追求した技術を採用した機能性の高い製品を多く開発してきました。
そのなかでも、コートスニーカー「CLUB C」モデルは、1985年にテニス専用のコートシューズとして誕生。テニスシューズとしてデビューしましたが、当時からファッションアイテムとして使われる人気モデルで、発売から来年で40年を迎えますがミニマルでシンプルなデザインで、世代や性別を超え長く愛されていることやスポーツからカジュアルスタイルまで幅広いシーンで着用できる定番人気モデルです。
これが無印良品との親和性も高いことから、リーボックと”毎日快適に履ける定番のスニーカー”をコンセプトに共同で商品を開発に至ったそうです。
カラー、サイズ、販売店舗もチェック
カラーはオフ白と黒。「紳士 コートスニーカー」、「婦人 コートスニーカー」の2種類があり、サイズ展開は「紳士 コートスニーカー」は25.5㎝から29.0cm(ただし、28.0/28.5/29.0cmは銀座、新宿靖国通り、
指をかけるタブをつけて履きやすさをアップ
今回発売する「コートスニーカー」は、リーボックを代表するコートスニーカー「CLUBC 85」をベースにしています。ソールにリーボックの独自技術「DMX microbubble technology」を採用。
カップソール部分に一連のゴムポケットが、空気の泡(バブル)を作り、足裏にクッション性とサポートをつけてくれるという技術です。柔軟性がありながら、快適さを保つ特別な素材で作られていて、カップソールの中に気泡を入れることで反発力を高めています。
すっきりとしたデザインながら足を包み込むように支えるソールは、一日中快適な履き心地をプラス。脱ぎ履きしやすよう、ライニング(かかと内側)にはすべりやすい素材を使っています。また、靴を履くときに指を掛けられるタブを付けるなど、無印良品らしい工夫をデザインに取り入れています。この工夫は、少しかがむのが難しい人など、あったら便利なのにと思っていた人にはうれしいのではないでしょうか。
1足あると使い勝手がいいスニーカー。この秋の買い替えの候補におすすめです。
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取材・文/北本祐子