スキンケア習慣が楽しく身につき、子どもの自主性も育む!コーセー主催のイベント『スキンケア授業』ってどんなもの?

『Dear Child Skin』を知っていますか?幼保施設やこども園、産後ケア施設などでの啓発活動を通して、新生児期からスキンケア習慣の定着を目指すコーセーの新規事業です。スキンケアの大切さを学ぶアニメーションの視聴やクイズ、保湿剤のぬり方を楽しく学べる『ぬりぬりダンス』などでスキンケアの知識や、習慣化を啓発するイベントを開催。
今回は、江東湾岸サテライトスマートナーサリースクールでの活動にお邪魔して、子どもが自分でスキンケアを楽しむようになる秘訣をレポートしていきたいと思います!

子どものスキンケアどうしてますか?

目立った肌トラブルがない状態でも、日頃からスキンケアを継続的に行うことで、肌あれ予防に繋がることが明らかになっています。しかし、スキンケアが大切なのはわかっていても、毎日きちんと行うのは大変。「幼稚園や保育園に預けるようになってからはすっかり忘れてしまっている」「肌がカサカサした時にだけ…」というようなご家庭も多いのではないでしょうか。

そんな現状を打破すべく、株式会社コーセーは、幼保施設やこども園、産後ケア施設などでの啓発活動を通して、新生児期からのスキンケア習慣の定着を目指す新規事業『Dear Child Skin』を2024年からスタート。
仕事や家事に追われながら育児している多忙な保護者の方のスキンケア時間のサポートとして、幼保施設や子育て支援センターなどを中心に、子どもが自発的にスキンケアに取り組めるようになる啓発イベントを行っています。

子どもが自分でスキンケアできるようになる!『Dear Child Skin』の活動

Dear Child Skinの「ぬるミルク」

まずは、楽しく動画を視聴!スキンケアの大切さや方法を知る

Dear Child Skinのイメージキャラクター「くまぴん」。まずは、くまぴん親子が登場する動画を観て、健やかな肌を保つためには、スキンケアが大切であること、その基本は「洗う」&「保湿」だよ、ということを楽しく学びます。今回は動画視聴でしたが、くまぴんの出る絵本の読み聞かせを行うこともあるそうです。

  • 肌には常に常在菌が存在することを、子ども向けにさりげなく伝えているのも本格的です!
  • 読み聞かせや動画視聴のあとは、クイズで知識の定着!

    動画を視聴した後は、「お肌って何?」「スキンケアってどんなことをするの?」「肌を健康にするにはどんなことをすればいいの?」など、クイズ形式で知識を定着していきます。

  • 子どもたちはどの問題にも手を挙げ、積極的に参加

『保湿』で大切なクリームの塗り方は?『ぬりぬりダンス』で楽しく!

クイズの後は、保湿剤の塗り方を教わります。親しみあるメロディーに、オリジナルの歌詞を合わせた『ぬりぬりダンス』で、全身に保湿剤を塗るイメージを。「くるくる」「ペタペタ」など、擬音語で、小さなお子さんでもわかりやすい!

 

子どもたちは大喜びでダンスに集中していました!
  • 実際に保湿のための『ぬるミルク』を塗ってみよう!

クイズやダンスを通して保湿の大切さや、保湿剤の塗り方を教わったら、次は実際に自分の顔や手、首などに『ぬるミルク(乳液)』を塗ってみます。

手のひらにまんべんなく伸ばしたら、優しく肌に伸ばしていきます。

次は、隣のお友達と向かい合って、お互いに塗り合いっこ♡

お友達の手に優しく塗って。

「クイズが面白かった!」「体操、家でもやってみる」

実際に参加したお子さん数名に話を聞いてみました。

「クイズが一番面白かった!」という元気な声。問題に正解すると自己肯定感も高まり、とっても嬉しいですよね。

音楽に合わせて体を動かすのが好きなお子さんは「体操が楽しくて家でもやりたくなった」、「お家ではクリームをぬってる時もあるし、ぬらない時もあるけど、お風呂は一人で入れるから、クリームも一人でできるよ」と、自主性を育てるきっかけにもなったお子さんもいらっしゃいました。

現場の保育士さんの感想は?

「秋冬などの乾燥する季節は、特にほっぺや手足などが乾燥してカサカサになったり、かゆみが出てしまったりするお子さんもいます。夏場はUVケアに気をつけているご家庭も多いのですが、年間を通してスキンケアが習慣になっているかは、ご家庭ごとにさまざまだと思います。

ご家庭で保湿のクリームやミルクを塗るのを嫌がった場合は、お子さんの好きなものを手に持たせてみたり、ご褒美シールを貼ったりするとスムーズです。『タッチケア』は心と体のふれあいにもなります。忙しい毎日の中で、お子さんと一対一で向き合う時間にもなるので、楽しみながらスキンシップをしてほしいです。

ご家庭で親子や兄弟でやってもいいですね♪

今回のように体を動かしたり歌ったりしながら学んだことは、子どもたちもお家で親御さんにお話しすると思います。そこからスキンケア習慣が身につけられたらいいですね」(保育士 福士ひかり先生)

『Dear Child Skin』の活動を通して幼保施設での取り組みが子どものスキンケア習慣の定着につながる

コーセーの調査では、0~1歳の乳児期のクラスでは多くのご家庭でスキンケア習慣が定着していましたが、年齢が上がるにつれてスキンケアを実施していない家庭が増加し、5歳児クラスでは約2割がスキンケアを実施していないという実態がありました。

その理由は「スキンケアを行うのに十分な時間がない・忙しいため」という回答が最も多く、子どもが自発的にスキンケアを行っていくことの重要性を感じています。

スキンケアへの興味を喚起させる活動を行うことで、年齢に関わらずスキンケアを全くしていない家庭は減少し、特に2~5歳児クラスでは、明らかにスキンケア実施の頻度が増えることが確認できました。

これからも、絵本や動画などの楽しみながら習慣化できるコンテンツを増やして、スキンケアの啓発活動を行っていきたいと思います。

敏感肌でも使える薬用高保湿乳液『ぬるミルク』

毎日のスキンケアがもっと楽しくなる!新生児から敏感肌の大人まで。肌と心を優しく包む、低刺激・全身用薬用高保湿乳液。

ママパパたちからの熱い要望により、片手で使えるポンプタイプに。出しすぎてしまうこともなく、小さいお子さんでも手軽に適量を出すことができます。


ぬるミルク【医薬部外品】<乳液>
300ml

あなたにはこちらもおすすめ

小学生の「ニキビ」と「肌荒れ」をダブル予防! "スキンケア空白地帯"に小学生と考えた新製品をファンケルが発表【プレ思春期ケア】
小学生向けスキンケアが見つからない!? 筆者も思い返せば、2人の子どもが赤ちゃんの時は、ベビー用の低刺激のものを探したり、必死でスキンケア...

文・構成/鬼石有紀 撮影/HugKum編集部

編集部おすすめ

関連記事