【レシピあり】「子どもの身長を伸ばすのに食べさせたいものは?」スポ少ママのギモンにスポーツ一家を支えるプロが答えます!

サッカーや野球、バスケットボールなど、スポーツをやっている子どもを育てるママやパパは、「子どもにどんなものを食べさせればいい?」と、食の疑問やお悩みはつきもの。その疑問やお悩みに元プロサッカー選手の夫と、プロテニスプレイヤーの娘というスポーツ一家の食を支える料理家のtotto(黄川田としえ)さんがアンサー! 食育インストラクターやアスリートフードマイスターの資格を持つtottoさんの回答に注目です。

Q.親の身長が低い場合、子どもも低いですか?

A.必ずしもそうとは限らない!

世の中には親の身長をはるかに超えるお子さんもいます。大切なのは成長期の質の良い睡眠、適度な運動、バランスの良い食事。お子さんが最大限に成長できる環境を作ることが大切です。

Q.tottoさんがお子さんの身体の成長のためにやっていたことは?

A.食事はもちろん、休養も競技の一部

テニスを始めて数年経ったころには、1日中トレーニングになる日も多く、なかなか休養をとることができなかったんです。なので、「最低でも週1回はテニスをしない日を作る」「夜は22時半までに寝る」ということを心がけていました。具体的には、例えば練習が21時まで入っていたら、20時までにしてもらって1時間でも早く寝かせるなどです。そのときは「少しでも多く練習したほうがいいのかな?」という葛藤はありましたが、テニスは(どんなスポーツでも)練習だけでなく、食事も休養も競技の一部。たくさん体を動かしたら、しっかり食べて寝て、体を回復することを大切にしていました。

Q.身長を伸ばすためにはどんな栄養素が必要?

骨の原料になり、新しく骨を作りかえる作用を持つカルシウム。丈夫な骨を作って身長を伸ばすためには必要不可欠な栄養素です。ビタミンD(ビタミンCとマグネシウムも)は腸でのカルシウムの吸収を促進させる効果があるので、一緒に食べることで吸収率がアップします。

A.カルシウム+ビタミンD

  • ●カルシウムを多く含む食品
  • しらす
  • 納豆
  • 油揚げ
  • 小松菜
  • いりごま
  • ヨーグルト
  • ●ビタミンDを多く含む食品
  • 乾燥きくらげ
  • 干ししいたけ
  • 牛乳

Q.身長を伸ばしたいときにおすすめのレシピは?

tottoさんの強いからだを育てるレシピ(宝島社)より

しらすと野菜のチーズオムレツ

■材料(2人分)
しらす…40ℊ
玉ねぎ…1/2個
キャベツ…80ℊ
ピザ用チーズ…40ℊ
卵(Mサイズ)…4個
サラダ油…大さじ1と1/2

■作り方
①玉ねぎとキャベツは2㎝角に切る。卵はボウルに割りほぐし、塩とチーズを加えて混ぜる。
②フライパンにサラダ油を半量引いて中火で熱し、玉ねぎを入れて炒め、火が通ったらキャベツを加え、塩、こしょうをして炒め合わせていったん皿に取り出す。
③フライパンをペーパータオルで拭いて残りのサラダ油を引き、中火で熱して卵を流し入れ、菜箸で数回混ぜて半熟に焼く。
④③に②としらすをのせ、フライ返しで半分に折りたたむ。

スポーツを頑張る子どもにぴったりのレシピ本が発売!

本記事で紹介した「身長を伸ばすには?」という疑問の他にも、「風邪を引かない体を作る」「試合前後に食べる勝負飯」「遠征に持って行きたいお弁当」などなど、スポ少ママが歓喜する内容がぎっしり詰まったレシピ本TJ MOOK「tottoさんの強いからだを育てるレシピ」(宝島社)が発売中! スポーツはもちろん、勉強を頑張る子にもおすすめなレシピがあるので、ぜひチェックしてください。

TJ MOOK

「tottoさんの強いからだを育てるレシピ」

黄川田としえ著
宝島社
1,650円

夫は元プロサッカー選手、娘はプロテニスプレイヤー! そんなスポーツ一家を支える料理家・tottoさんが、「スポーツを頑張る子どもに食べさせたい」最強レシピを考えました! 成長期に必要な基本的な栄養や、「身長をのばしたい」「体を丈夫にしたい」など、頑張る子どもの願望を叶えるための、効果的な食事法をわかりやすく解説しています。すべてのレシピに栄養素と所要時間がついているので、そのときのタイミングにあわせてとりたい栄養を作ることができます!

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文/本間 綾

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