夏休みは「そうめん」で乗り切る! 主役級~おやつまで、家族が喜ぶそうめんアレンジレシピ5選

ついに夏休みがスタート! 家族のおうち時間が増え、毎日のご飯づくりにすでにヘトヘトなママ・パパも多いのでは? そんなとき頼りになるのが「そうめん」ですよね。ただ、手軽でつるっと食べやすい反面、毎日続くと飽きてしまうのが悩みどころ…。

今回はそんなそうめんのアレンジを、365日分のそうめんレシピをまとめた書籍『今日のそうめん』からご紹介! 家族が喜ぶ主役級の一皿から、ちょっと意外な“おやつそうめん”まで、バリエーション豊富にお届けします。

いつもと一味違う! そうめんアレンジレシピ5選

「え、今日のそうめんちょっといつもと違うね!」そんな家族からの一言がうれしくなる、アレンジレシピをピックアップしてご紹介。どれも簡単なレシピなので、親子で一緒に作るのもおすすめです。

いつものそうめんにちょこっと工夫をプラスして、楽しくおいしく夏を乗り切りましょう!

ゆで鶏ときゅうりのねぎだれめん

あっさり鶏むね肉とシャキッときゅうりに、香味ねぎだれが相性抜群! 食欲の落ちる暑い日のお昼ご飯にぴったりの一品です。

材料(1人分)

そうめん…1~1.5束

A〈合わせておく〉
 青ねぎ(小口切り)…3~4本
 しょうゆ…大さじ2
 酢・炒りごま…大さじ1
 しょうが(すりおろす)・砂糖・ ごま油…各小さじ1

〈ゆで鶏…作りやすい分量〉
[鶏むね肉1枚・砂糖小さじ1・塩小さじ1/2・酒50㎖]

ごま油…小さじ1
きゅうり(ピーラーでスライスし半分に切る)… 1/2本

◆作り方

❶鶏肉は常温に戻して水気を拭き、縦半分に切って砂糖と塩をもみ込む。鍋に鶏肉がかぶるくらいの水と酒を入れ、火にかける。煮立ったら鶏肉を裏返してふたをし、弱火で10分ほど加熱して、冷ましてから割く。

❷めんをゆで、冷水で締めてから水分を絞って、ごま油をからめる。

❸めんを器に盛り、きゅうりを半分に折ってのせ、ゆで鶏50gをのせてAをかける。

サバ缶チャンプルー

サバ缶を使って、手軽に旨みたっぷりの炒めそうめんに。さっと作れて、満足感のあるひと皿です。

◆材料(1人分)

そうめん…1束
ごま油…小さじ1と1/2
しょうが(みじんぎり)…1かけ
サバ缶…1/2缶
長ねぎ(斜め薄切り)…1/2本
大葉(ちぎる)…3~4枚
しょうゆ…小さじ1
黒こしょう・紅しょうが…各適量

◆作り方

❶フライパンにごま油小さじ1、しょうがを入れて弱火にかける。香りが出てきたら長ねぎとサバ缶を加え、長ねぎがしんなりするまで中火で炒める。

❷めんをゆで、湯切りして❶に加える。めんに残りのごま油をかけてあえ、しょうゆを加えてさっとあえる。

❸器に盛り、大葉をのせて黒こしょうをふり、紅しょうがを添える。

唐揚げレモンおろしめん

子どもが大好きな唐揚げが主役! ボリューム満点なのに、大根おろしとレモンで後味がさっぱりするのもポイントです。

◆材料(1人分)

そうめん…1~1.5束
鶏もも肉(一口大に切る)…80g
しょうゆ・酒…各小さじ1
揚げ油・片栗粉…各適量
大根(すりおろす)…70g
レモン(くし形切り)…1/8個
麺つゆ(2倍濃縮)…大さじ2

◆作り方

❶鶏肉にしょうゆと酒をもみ込む。

❷鍋に片栗粉をまぶした鶏肉と油を入れて熱し、揚げる。

❸めんをゆで、冷水で締めてから水分を絞り、器に盛る。

❹めんの上に唐揚げ、大根おろし、レモンをのせ、つゆをめんの周りから注ぐ。

そうめんせんべい

余ったそうめんでパリッと香ばしいおやつが完成! 会話が弾みそうなアイデアレシピです。工程もシンプルなので、親子で作るのもおすすめですよ♪

◆材料(1人分)

ゆでたそうめん…30g(または1/4束をゆでる)
サラダ油・しょうゆ…適量
焼きのり…1/6枚

◆作り方

❶フライパンに油を入れて熱し、そうめんを入れる。ほぐしながら5㎝程度の円形に広げ、ヘラで押しつけながら両面がパリッとするまで焼く。

❷しょうゆを塗って焼き、のりを巻く。

そうめんそばめし

そうめんを刻んでごはんと炒めれば、食べごたえ抜群の一皿に。冷蔵庫の残り野菜を使ってアレンジもできそう!

◆材料(1人分)

そうめん…1/2束(ゆでて残ったそうめん60gでも可)
ごま油…小さじ1と1/2
豚ひき肉…50g
塩…ひとつまみ
キャベツ(粗みじん切り)…50g
ごはん…120g
しょうゆ…小さじ2
お好み焼きソース…大さじ1と1/2
黒こしょう・紅しょうが…各適量

◆作り方

❶めんをゆで、冷水で締めてから水分を絞る(ゆでて残っためんを使う場合は水で洗い、水分をよく絞る)。細かく刻んで、ごま油小さじ1/2をからめる。

❷フライパンに残りのごま油を入れて熱し、豚肉を炒める。塩をふり、キャベツ、ごはん、❶を加え、ほぐしながら炒める。

❸しょうゆ、ソースを加えて水分が飛ぶまで炒める。器に盛って、こしょうをふり、紅しょうがをのせる。

夏休みのごはんに悩んだら、そうめんアレンジで乗り切ろう!

ちょっとしたアレンジで、いつものそうめんがぐっと新鮮な一皿に。手軽に作れて、家族も喜ぶレシピばかりなので、夏休みのおうちごはんにぴったりです。

気になったメニューがあれば、ぜひ挑戦してみてくださいね。もっとそうめんを楽しみたい方は、今回のレシピが掲載されている書籍『今日のそうめん』をぜひチェックしてみてください。

レシピを教えてくれたのは…

日坂春奈 そうめん料理研究家

そうめん料理研究家。2018年夏からSNSで日々そうめんメニューをアップし、現在までに1600
レシピを開発。東京都内や小豆島、北海道など各地で「そうめん食堂」を開くほか、レシピ提供や
ワークショップを開催。

毎日食べたくなるそうめんアレンジレシピの本はこちら!

日坂春奈 誠文堂新光社 1,650円(税込み)

夏はひんやりつるつる、冬はあったかフーフー。
スープやグラタン、パフェまで。そうめんはアレンジ無限!

「ご飯に合うものは、そうめんにも合う」

甘辛いおかずを載せてもよし、揚げものを添えてもよし。朝ご飯にもお弁当にも、おもてなしにも使えます。

乾麺は保存もきき、買い置きをしておくと、ご飯を炊き忘れた時や買い物にいけないときにも便利。他の麺と比べ、各段にゆで時間が短いので、時間がない時にも重宝します。

毎日そうめんを食べ続け、考案したレシピは1500以上という著者が贈る本書は、そうめん好きはもちろん、普段の食生活の強い味方となってくれる1冊です。そうめんの奥深さと同時に自由さも感じてください。

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文・構成/やまもとひろな

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