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子どもでも楽しみながら感染症と免疫を学べます!
まるでテーマパークのアトラクションのような『からだウォーズ』。「免疫細胞」「ウイルス連合」「かえってきた!からだウォーズ」の3つのエリアに分かれており、各エリアの中で展示や体験ゲーム、迷路などを通して免疫システムやウイルス、乳酸菌について学ぶことができます。

まずは、免疫細胞軍、またはウイルス連合軍のどちらかになりきって入場します!
免疫細胞エリア

黄色いエリアは「免疫細胞軍」。こちらのエリアでは、からだの中にある免疫細胞について学ぶことができます。代表的な免疫細胞がキャラクター化されており、それぞれの細胞の特徴や機能が紹介されています。

展示を見ていくうちに、免疫機能を維持するためには、栄養素だけではなく、生活習慣を整えることも大切だということを学ぶことができます。

ウイルス連合軍エリア

パープルは「ウイルス連合軍」エリア。ウイルスの成り立ちや特徴を学ぶことができます。感染しやすい人の傾向や、予防の重要性についても解説されているので、大人でも知らなかった情報を得ることができるかも!

こちらのコーナーでも、直感的に子どもが理解しやすいようウイルスをキャラクター化し、やさしい解説が添えられています。

今回のイチオシ! 体を動かしながら学べる“体内決戦リズムゲーム”
「免疫細胞」エリアと「ウイルス連合軍」エリアの両方に、それぞれ約2分間で楽しめるリズムゲームが設置されています。


どちらも、リズムに合わせて適切なボタンを押すリズムゲームです。
「免疫細胞軍」では、画面に免疫に必要な生活習慣や栄養素が表示された際、タイミングよくボタンを押すことで得点できます。「ウイルス連合軍」では、感染しやすい人間の特徴が表示されたときに押すと得点できます。
得点を競い合うことで、「免疫」と「ウイルス」の攻防を楽しく学べる仕組みになっています。これらのゲームの体験を通して、それぞれの視点から免疫の大切さを体感できる構成になっているんです。
“かえってきた!からだウォーズ”は謎解き×迷路
続いては、「かえってきた!からだウォーズ」エリア。こちらでは、迷路の謎を解きながら秘宝を探していくゲームです。謎を解きながら迷路を進み、免疫の仕組みとキリンの乳酸菌研究ついて理解を深めることができます。


“免疫応援ボールゲーム”で乳酸菌の働きを学習
迷路をクリアすると、最後は大画面に映るボールゲーム! ウイルスを免疫細胞がすべて倒せば勝利です。免疫細胞の司令塔にボールを当てて、活躍させることがポイント。
例えば、ウイルスをやっつけるのは乳酸菌ではなく、乳酸菌が免疫細胞に働きかけて、免疫細胞がウイルスと戦ってくれていることが理解できます。

免疫細胞やウイルスなどの感染症に関する難しい内容も、体を動かしながら体験することでとっても理解しやすくなっています。ゲームは大人も夢中になってしまうかも!?
こちらのイベントの目的は、親子での感染症対策についての会話のきっかけにすること。そして、その会話が家族全体の健康リテラシーを高めることを期待しているそう。
手洗い・うがいが徹底しないとお悩みのご家庭や、逆に敏感になりすぎて感染症を怖がってしまっているご家庭などにもおすすめ。感染症が気になる季節だからこそ、こちらのイベントで親子で免疫についての学びを深めてみてはいかがでしょうか。
イベント概要
場所:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーンa(東京都江東区青海2-3-6)
営業時間:10:00〜17:00(最終入場16:30)
休館日:火曜日(ただし、1月6日の火曜日は開館)、12月28日~1月1日
参加形式:予約不要、入場無料。
主催:キリンホールディングス株式会社
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取材・文/鬼石有紀
