工作好きにはたまらないアートイベント! 100種類の素材を使った「コドモデパート」に親子で参加してみました《3月 博多で開催予定》

ずらりと並べられた、色とりどりのリボンや布、紙、そして、木などの端材など、形も大きさもさまざまな100の素材でなんでも作っていい! と言われたらワクワクしますよね。そんな子どもたちにとって夢のような企画が「コドモデパート」。「100種類の多様な素材」を使って子どもたちが自由に創作する共創型アートイベントです。廃校をリノベした都内の噂のおしゃれスポット「HOME/WORK VILLAGE」にて2月に開催されましたので、実際の様子をお届けします!

廃材素材を使ったアップサイクルアート「コドモデパート」

「コドモデパート」の作品作りの様子。

「コドモデパート」は、4歳からのクリエイティブスクールの「アートデザインラボ」が企画運営するイベントで、企業や団体から届く端材や廃材など「100種類の多様な素材」を使い、子どもたちが自由に創作する共創型アートイベントです。

廃棄コストをかけて処理される素材 が、アップサイクルされて子どもたちの創造的な学びに再活用されるだけでなく、環境配慮やコスト削減にもつながります。

「コドモデパート」では、子どもと大人がともに創る体験を通じて、地域や企業のサステナビリティ意識を共有するプラットフォームになり、社会的価値創出につながる教育の実装を目指しています。

2024年に3社の素材の提供からはじめて以来、大好評で、今では協力企業が19社にもなり、今回、都内にある旧池尻中学校を活用した複合施設の「HOME/WORK VILLAGE」では初開催となります。

なぜ「HOME/WORK VILLAGE」で開催することに?

この日は都内では珍しい大雪。廃校跡の広場での雪遊びも楽しかったです。

「アートデザインラボ」のアートディレクターの木村陽一さんによると「HOME/WORK VILLAGE」は、廃校を活用した複合施設で、「homework・社会の宿題」の紐解く場であることと、自由で開放的な雰囲気が、「こどもデパート」の「世代・立場を超えた共創体験」という企画意図と合致し、クリエイティブな場として最適と判断し、開催に至ったとのことです。

またアートデザインラボの活動は、世田谷区池尻でレギュラークラスを開催しており、2025年から地元地域との関わりを強化しており、教室から徒歩圏内でもある「HOME/WORK VILLAGE」を選んだこともポイントとのこと。

通常クラスも公開

通常クラスの作品レビューをする「コドモデパート」主催者の平野聡子さん。

今回、「コドモデパート」としては初の試みで、「アートデザインラボ」の通常クラスを同時に開催。公開クラスで、子どもたちの感じるままに作る姿や作品レビューの様子を自由に見学することもできます。

「コドモデパート」は、2月の2日間の開催のうち、すでに前日で想定していた100人が来場。我が家が訪れたのは2日目で、大雪の日にも関わらず、たくさんの人で賑わっていました。廃校跡の広場では雪遊びも楽しめて、最高の開催場所でした。

実際に体験してみました!

リボンを扱う企業から提供された色とりどりのリボン。

ずらりと並べられた素材を使って、自由にアート作品を作っていきます。色とりどりのリボンやさまざまなテクスチャーの布や紙、また木片や端材、パッケージなど、見ているだけでワクワクしてきます。

どんな作品を作ればよいか迷ったときは、ボランティアの子ども店長が素材についてのアドバイスをしてくれます。また、レギュラークラスのお子さんのサンプルの作品などが並んでいるので、参考にできますよ。

素材を選ぼう!

夢中で素材を選ぶ参加者。

まずは、素材を選んでいきます。何を作るかを決めてからでも、素材を見ながら決めてもOK。何を作るかを決めていても、素材を見て、インスパイアされることもあり、可能性は無限大です。ハサミやのり、接着剤、カッター、色鉛筆など工作や絵に必要な道具は一通りそろっているので手ぶらで参加でOK。グルーガンなど小さなお子さんには扱いが難しい道具も大人のスタッフが手伝ってくれるので安心です。

作ってみよう!

たくさんの素材を組み合わせて作品を作ります。一見、どうやって使ったらよいか分からない素材も、子どもたちは自由な発想で作品に仕上げていきます。

さまざまな素材を組み合わせて作っているロボット。

上記の写真のお子さんは、不思議な形の素材と色を生かして、マスキングテープでおしゃれにデコレーション。段ボールで歯車のような形を作り、ロボットを制作しているとのことでした。

我が家の子どもたちの作品は?

我が家の子どもたちは、素材から考えるより、まず何を作るかを考えるタイプのようでした。しっかり作りたいものを決めてから素材コーナーへ。でも、作りたいものを決めてから行くので、ない素材があって戸惑うことも。あるもので、代用できるようアイディアを変えるなどして、それも楽しそうでした。

上の子の作った段ボール製のゲームと下の子のロボット掃除機(右)。

上の娘は、ヒモをつけた箱を、エレベーターのように操作して穴に入れる、段ボールで作ったゲームを作りました。自分だけのための作品ではなく、みんなと遊べる楽しいものを作りたかったそうです。

下の子はロボット掃除機を作りました。役に立つものが作りたかったとのことです。

できてからのお楽しみ…と、二人とも最後まで何を作るか教えてくれず、アイディアは全部自分たちで考えました。普段から家でも工作作りに夢中な二人ですが、こうした開かれた場所で、素材とアイディアが溢れる環境で作るのもとても刺激的だと感じました。

サプライズイベントも!

素敵な手作りのくじ引きボックス。手作りアクセサリーがもらえます。

レギュラークラスのお子さんから、手作りのくじ引きのサプライズイベントも。くじを引く番号がついていて、その番号に合ったおしゃれな手作りアクセサリーが当たるという企画です。ちょっと作品作りの集中力が欠けてしまったときなどにも、リフレッシュできるイベントでした。

主催者の平野さんいわく、自分で作った作品でイベントを企画するという、作るだけではない、楽しさもシェアする体験も「アートデザインラボ」では、後押ししているとのことです。

「コドモデパート」について

会場のデコレーションも端材を利用して、子どもたちと一緒に作った作品です。

参加した「コドモデパート」の10時から17時(受付は16時まで)まででした。作品ができあがるまで、急かされることなく、じっくり作品作りに向き合うことができます。我が家は11時前くらいから参加し、完成したのが13時くらいでしたが、作品作りに没頭していて、あっというまでした。なので、時間には余裕を持って早めの参加がおすすめです。

対象年齢は未就学児から小学6年生(4〜12歳程度)まで。未就学児は保護者同伴ですが、小学生以上は一人での参加も可能です。費用は1000円(SNS登録などで500円になる割引もあり)です。

次回はデパートでの初開催

博多阪急にて2日間、2026年3月21日(土)・22日(日)に開催予定とのことです。

今回の「HOME/WORK VILLAGE」イベントが予想以上に大好評だったため、次回以降は拡大して、体育館での開催も考えているとのこと。興味のある方は、ホームページをチェックしてみてくださいね。

>>>「HOME/WORK VILLAGE」についてはこちらまで

>>>「アートデザインラボ」と「コドモデパート」についてはこちらまで

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