麻布台ヒルズ「チームラボボーダレス」の光の彫刻がついに再オープン! 衝撃の没入体験の新作も! 特別展「宇宙の非対称性について」も同時開催中

没入体験ができると話題の麻布台ヒルズ内にある《森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス》。光の彫刻の「Light Sculpture - Flow」が7月8日から再オープン。同時に特別展「宇宙の非対称性について」も開催中。作品間に境界をつくらない「地図のないミュージアム」の新感覚のアートを体験してみてください!

「チームラボボーダレス」はどんなミュージアム?「チームラボプラネッツ」とは違うの?

巨大アート作品で人気のフォトスポットの《人々のための岩に憑依する滝》。

麻布台ヒルズ内にある『森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス』。

「チームラボボーダレス」は、「境界なく連続する1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」がコンセプトの「地図のないミュージアム」です。

豊洲にも「チームラボ」のアート群によるミュージアムの「チームラボプラネッツ」があり、こちらは、水と花の幻想空間などが話題ですが、決められたルートで、身体ごと作品に没入する体験型アートが特徴です。

「チームラボボーダレス」では、作品群も70以上と数も圧倒的で、境界なく組み合わさる作品を含めると無限の作品を楽しめる形になっています。

待望の新作品! 代表の猪子氏も登壇

メディア公開日には代表の猪子寿之氏も作品前に登壇。

「Light Sculpture – Flow」の作品空間《Asymmetric Universe》が2026年7月8日に再オープン。その再オープンを記念して、特別展「宇宙の非対称性について」が開催され、新たな2つのシリーズ「Asymmetric Existence / 非対称性存在」と「Chromatic Existence / 色彩性存在」が2026年10月8日まで展示されます。

「Light Sculpture – Flow」シリーズは、流れ続ける光線群が集まり、光の彫刻が立ち上がる作品です。

物質的な境界を持たない光の彫刻で、固定された物体としての彫刻を、流れの中に生まれる秩序により立ち上がる、新たな空間的存在へと拡張する試み。立体的な彫刻のように、確かにそこにあるという圧倒的な存在感にも関わらず、手で触れることはできません。

代表の猪子氏が作品前に登壇

メディア公開日には代表の猪子寿之氏も作品の前に登壇。作品について語ってくれました。

猪子氏いわく「Chromatic Existence」のシリーズは、色が空間の中で流れ、色そのものが秩序を構成するとき、そこに色彩の彫刻が立ち上がる作品とのこと。

「Chromatic Existence」シリーズの作品の一つの《Chromatic Existence 》。

また、「Asymmetric Existence」のシリーズは、実空間にのみ現れ、ミラーには映らない光の彫刻と、ミラーの中にのみ現れ、実空間には存在しない光の彫刻が、一体となったひとつの彫刻であり、実空間に閉じた物体から、実空間と鏡像空間を横断し、認識の中で統合される存在へと拡張する試みであると解説。

「存在というものは、環境と切り離せないし、我々の認識とも切り離せない。私たちは世界を外から見ているのではなく、その連続体の中にいて、その中で存在を認識しているのです。そのような体験をしてもらえればと思います」と話してくれました。

また、最後に「中二病全開の作品で、説明書きは何を言っているかわからないかもしれないけれど、ともかく、見て感じてほしい」と笑いを誘いながら、小難しく考えず、気軽に来てほしいと語ってくれました。

見て、感じるしかない! 驚愕の没入体験!

「Asymmetric Existence 」シリーズの作品の一つの《あわいの花》。

実は、今回、筆者は、初めての体験となる「チームラボボーダレス」の作品。他の作品群は、壁に作品が描かれるなど、なんとなくイメージができていたのですが、「Light Sculpture – Flow」は、事前に画像を見たり、情報を読んでもどんな作品なのか、容易に想像ができませんでした。

ようやく、作品を目の前にして、理解することができました。存在しないのに確かに存在する光の彫刻。決して触れられないのに、触れられるような不思議な感覚。

魂と肉体が乖離するとき、最後に見る景色は、これなのかもしれないと感じるほど、衝撃の体験でした。

平面の写真では伝えきれない、圧倒的な存在感。これは、来て、見て、体験するしかないので、ぜひ、ミュージアムを訪れて、ご自身で実感してみてください!

出合えたらラッキーなサプライズ作品も

「Asymmetric Existence」シリーズの作品の一つの《Asymmetric Cosmos》。

作品は9つのタイトルに分かれ、全てを一度に鑑賞すると20分弱ほどになります。作品空間に滞在し続けて全ての作品を見ることも可能ですし、途中で退出することも可能です。制限はなく、鑑賞者のタイミングで、自由に鑑賞することができます。

ちなみに、9つの作品の一つの《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス – Through the Asymmetric Universe》は作品空間内にカラスが飛んできたタイミングでのみ体験できる作品なので、出合えたらラッキーな作品です!

映える写真がたくさん撮れる! 常設作品も楽しんで

常設作品もぜひ、体験してみてください。2024年のオープンから、体験が拡張し、リニューアルした作品も多くあるので、リピーターの人も以前の作品と比べたりと、楽しめると思います。素敵な写真が撮れる場所もたくさんあるので、撮影をしながら、作品を楽しんでくださいね。

大人気の作品《人々のための岩に憑依する滝》

大人気の作品の《人々のための岩に憑依する滝》。

特に、ミュージアムの中でも最も広い作品空間の《人々のための岩に憑依する滝》では、巨大な作品空間で流れる滝と撮影できる人気の作品です。鑑賞者が作品に近づいたり、上に立つと水の流れが変化します。

まるで星空の中に佇んでいるような《Infinite Crystal World》

「Light Sculpture – Point 」のシリーズの《Infinite Crystal World》。

鏡に映る無数の光がまるで星空の中に佇んでいるような幻想的な体験ができるのが「Light Sculpture – Point」シリーズの 《Infinite Crystal World》です。

点描の構造を平面絵画から三次元空間の光の彫刻へと拡張する試みで、《Infinite Crystal World》では、無数の光が使われています。

鏡越しに無限に広がる空間に圧倒される《Infinite Crystal World》。

上下にある鏡の効果で、光の彫刻群が無限に広がる点描画のような美しい空間を鑑賞することができます。2026年の6月には、きらめく光の空間にカラスが飛び交う新たな作品が加わっています。

ティーハウスには絶対に立ち寄って!

ミュージアム内のティーハウス「EN TEA HOUSE」の柚子のジェラートと柚子緑茶。

ミュージアム内にはティーハウスの「EN TEA HOUSE – 幻花亭」もあります。もちろん、ただのティーハウスではありません。ティーメニューとともに、作品が楽しめるカフェです。

真っ暗な中、注文し、真っ暗な待合室で待ち、真っ暗な店内に案内される、何とも言えない不思議な体験ができます。

席に着くと、運ばれてきた器に注がれたお茶から花が咲き、器を手に取ると花は散ります。ジェラートからは茶の木が生え、移動させると木は枯れて、また生えてきます。お隣の席のお花も散るので、空間全体で、一体感も生まれ、アート体験ができます。

ミュージアムに入場していないと、ティーハウスには入れないので、鑑賞の合間や後にぜひ、立ち寄ってみてくださいね。

子どもも楽しめるポイント紹介。自分の絵が作品になる体験も

大人向けの作品というイメージが強く、子どもも楽しめるか不安に思う保護者の方もいるかと思うので、お子さんも楽しめるポイントと注意点もまとめてみました。一般的な美術館ではあまりない、触れることのできる作品や参加型の作品もあるので、親子で楽しめます。

作品に触れることができる!

壁に現れた動物に触れると反応する作品の《花と共に生きる動物たち》。

「チームラボボーダレス」は、壁に描き出された作品に触れ、反応を楽しむことができるのがユニークな点だと思います。

移動しているお花の集合体の動物たちを追いかけるのも楽しいですし、触れると花が散る作品などは、変化も楽しめます。また、お花の香りがする空間もあって、五感で楽しむことができます。

自分が塗った絵が作品になる!?

自分で塗った絵が作品の中で動き出す《スケッチオーシャン》。

お子さんにイチオシなのが、選んだ図柄を塗った絵をスキャンするとスクリーンで動き出す、参加型の展示の《スケッチオーシャン》です。泳いでいる魚に触れて、反応を楽しむこともできます。

作品は、有料でハンカチやTシャツなどのギフトに印刷をして、来場記念として持ち帰ることもできます。

歩けるお子さんの方がしっかり楽しめるかも

球体が走り続ける《マイクロコスモス:ぷるんぷるんの光、環境が生む光》。

「チームラボボーダレス」という名前の通り、順序がなく、自由に動き回って鑑賞できるという点では、制限がないので小さなお子さんも楽しめると思います。

ただし、年齢制限はないので、乳幼児から楽しめますが、暗がりを歩いていく作品群なので、未就学児であれば、暗転や暗闇が怖くなく、自分でしっかり歩けるお子さんや小学生以上のお子さんの方が作品を楽しめるとは感じました。

順路がないので迷子に注意!

わが家の子どもたちは、上の娘は全く平気でした。小学校の低学年の下の子は、少し怖いと感じる作品空間がありましたが、しっかり手をつないでいれば大丈夫という感じでした。逆に、暗闇が平気なお子さんの方が勝手に動き回って、迷子になるかもしれないので、お子さんから目を離さないように気をつけてくださいね。

「チームラボボーダレス」の情報

人気の作品の一つ《Bubble Universe: 光の球体結晶、ぷるんぷるんの光、環境が生む光 – ワンストローク》。

「チームラボボーダレス」は、いかがでしたか? まだまだ、紹介しきれなかった作品がありますので、ぜひ、実際に行って、体感してみてくださいね。

同じ展示でも、何度訪れても違う作品が楽しめるので、ぐるぐるまわるのに夢中になり、3~4時間はあっという間に過ぎてしまいます。スケジュールにはたっぷり余裕をもって訪れることを推奨します。

夏は、学生はサマーパス料金があり、親子でお得に訪れることができます。また、チケットは日時指定の事前購入制です。当日までに完売していることも多いので、事前購入がおすすめです。

森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス   
場所:麻布台ヒルズ
時間 :8:30 – 21:00 *最終入館は閉館の1時間前(変更になる日もあり)
チケット価格   大人(18歳以上):3,600円~
       学生サマーパス(大学生・大学院生・短大生・専門学校生) :3,000 円
       学生サマーパス(中学生・高校生) :2,000 円
       子ども(4 – 12歳):1,500円(3歳以下は無料)
       *事前日時指定予約制です。
       *学生サマーパスは7月18日(土)~9月18日(金)の期間限定で利用可能なパス。
       *現地での購入の場合、上記価格に+200円。

>>>『森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス』についてはこちらから

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この記事を書いたのは

Rina Ota ライター

海外通信社を経てバイリンガルのライター、フォトグラファー。お出かけライターとして旅行関連が得意。SDGs、防災、フェムテックなど誰かの助けになる情報も発信中。二児のママとしても子育てに奮闘中。


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