目次
【実際にしている推し活】低学年・高学年ともに「グッズを集める」が1位
まずは「実際にしている推し活」(複数回答可)について尋ねてみました。

低学年では「グッズを集める(アクリルスタンドなど)」が、2位「配信などを見る」、3位「SNSなどで情報を集める」に大きく差をつけ1位となりました。また、5位には「うちわやバッグなどをデコっている」がランクインしており、ハンドメイドで応援グッズを作るという推し活も、低学年のうちから行われている様子がうかがえます。

一方、高学年では1位の「グッズを集める(アクリルスタンドなど)」と2位の「テレビや配信を見る」がほぼ同率という結果になり、以下、3位「推しのイメージカラーの物を集める」、4位「推しのグッズを自分で作る」、5位「CD・DVD・Blu-rayなどを買う」と続き、6位「イベントに行く」、7位「友達と推し会をする」、8位「コンサートやライブに行く」も一定のボリュームを持つ結果となりました。
【今一番ほしいもの】低学年は「シール」や「アイプリグッズ」が上位に上がる一方、高学年1位は「推しのグッズ」に
次に、小学生の「ほしいもの」事情を調査。

「今一番ほしいもの」(複数回答可)について尋ねると、低学年では1位が「シール・ボンボンドロップシール」となり、シールは今も変わらず高い人気を集めているようです。続く2位「アイプリカード」、3位「アイプリグッズ・おもちゃ」では、カードとグッズの両方の形で「アイプリ」人気が根強く続いている様子がうかがえます。4位には昨年の発売以降も継続して人気を集めている「たまごっち・パラダイス」がランクイン。
これらの結果から、低学年では、手に取って眺めたり集めたりできる「モノ」への憧れが強く表れているのがわかります。

高学年では、「推しのグッズ」が1位に。次いで「コミックス」とともに2位に「タブレット・ペンタブレット」、4位に「スマホ」がランクインするなど、デジタルデバイスへの興味・関心の高さをうかがわせます。高学年になるとデジタル機器やコミックスなど、生活の幅が広がるにつれて興味の対象も広がっていく様子が見て取れますね。
【願いが1つかなうなら?】低学年・高学年ともに「お金持ちになりたい」が1位に
「なんでも願いが1つかなうなら何をお願いする?」という質問では、低学年・高学年ともに「お金持ちになりたい」が1位に。しかし、2位以降で「推し」への価値観の違いが見られました。

低学年の2位は「アイプリになりたい」で、自分が推しそのものに「なりたい」という憧れが強いことがわかります。3位には「シールがたくさん欲しい」も入り、シール人気の高さがここでも表れています。なお、低学年でも「推しに会いたい」が6位に入っています。

一方、高学年では「お金持ちになりたい」と同率1位で「推しに会いたい」がランクイン。ちなみに5位「好きな人と両想いになる・付き合いたい」、7位「かわいくなりたい」もランクインしており、恋愛や自分磨きへの興味も育ち始めている様子がうかがえます。
推しへの気持ちは、学年が上がるにつれて「なりたい」から「会いたい」へと変わっていくようです。
【おこづかいの使い道】低学年・高学年ともに推し活関連の行動が上位に
最後に、気になる小学生の「おこづかい」事情について聞いてみました。

おこづかいの使い道(2つまで選択可)では、低学年の1位が「アーケードゲーム(アイプリやポケモンフレンダなどお店にあるゲーム)」で、以下、2位「キャラクター雑貨」、3位「クレーンゲームやメダルおとしなどのゲーム」、4位「おもちゃ」、5位「貯金」と続き、アーケードゲームやキャラクター雑貨が使い道の上位を占めました。
アーケードゲームでのプレイやキャラクター雑貨の収集も、広い意味では「推し活」の一つと捉えることができます。

高学年では、1位が「まんが」で、以下、2位「貯金」、3位「キャラクター雑貨」、4位「文房具」、5位「アーケードゲーム(UFOキャッチャーなど)」と続きました。
なお、その他の自由記述欄にて、「推し活」と記述した子が多く、上位に入るほどの回答数となりました。このことから高学年の間で「推し活」もポピュラーなおこづかいの使い道になっていることがうかがえます。
【おこづかいの金額】低学年1位は「必要なときにもらう」、高学年1位は「501〜1,000円」

おこづかいの金額は、低学年では「必要なときにもらう」が1位となり、以下、2位「もらっていない」、3位「500円以下」、4位「ポイント制(お手伝いしたらもらえるなど)」、5位「501〜1,000円」と続きました。

高学年では、「501〜1,000円」が1位で、2位「ポイント制(お手伝いしたらもらえるなど)」、3位「もらっていない」、4位「必要なときにもらう」でした。
両学年ともに毎月定額でもらう子だけでなく、必要なときにもらう、お手伝いをしたらポイントとしてもらう、あるいはおこづかい自体をもらっていないという子も一定数見受けられる結果となりました。
「ちゃお」、「ぷっちぐみ」編集長からのコメント
ちゃお編集長
今回の調査から、女子小学生にとって「推し」は、日々の気持ちやおこづかいの使い方にまで影響する大きな存在だとわかりました。高学年になるにつれ、推しの対象や楽しみ方が多様になる点も印象的です。おこづかいの使い道1位が「まんが」だったことを励みに、『ちゃお』も夢中になれる推せる作品との出会いを届け続けたいと思います。
ぷっちぐみ編集長
願いごとの1つとして「お金持ちになりたい」は、今に始まったことではなく以前から変わらずの回答で、いい意味で読者は変わらないなあと思いました。また低学年のJSには、「推し活」=「好きなコト」と認識があるためか、ぷっちぐみ読者にとっては、大好きな「アイプリ」に関することが「推し活」であがった印象があります。
小学館「JS研究所」について

「JS研究所」は、2022年8月に発足。小学館が発行する女のコ雑誌『ぷっちぐみ』、少女まんが誌『ちゃお』の編集部員がタッグを組み、女子小学生のリアルを紐解くプロジェクトです。『ぷっちぐみ』、『ちゃお』では、これまでにも定期的に読者アンケートを実施し、誌面づくりやパートナー企業への情報提供に活用してきました。この読者アンケートは毎月熱心に雑誌を読んでくださっているお子さんと、そのご家族の方が手書きのアンケートに回答いただく形式で、創刊以来続けてきました。
編集部には毎月、両誌併せて5000枚近くのハガキが届きます。両編集部からの視点で、女子小学生のリアルをこれからも定期発信していきます。
調査概要
・調査名:「推し活」「おこづかい」に関する実態調査
・調査対象:『ぷっちぐみ』読者またはそのご家族(低学年)、『ちゃお』読者またはそのご家族(高学年)
・調査期間:【ぷっちぐみ】2026年5月1日〜6月20日/【ちゃお】2026年5月2日〜5月20日
・集計数:【ぷっちぐみ】1000件/【ちゃお】500件
・調査方法:雑誌のはがきアンケート
・調査機関:自社調査
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文・構成/HugKum編集部