カブトムシに クワガタ、カマキリ、バッタ…。 かっこいい虫に 出あえる夏。
森やのはらへ おでかけして、つかまえてみよう!
やくそく <はじめる まえに チェック!>
□虫をつかまえに でかけるときは、子どもだけで とおくや きけんなばしょに 行かないようにしよう。
□そとに でかけるときは、熱中症(ねっちゅうしょう)たいさくをしよう。
□どうぐがないときは、おうちの人にそうだんして そろえよう。
□ドクをもっている虫もいるので 、しらない虫には さわらないようにしよう。
□虫をしいくするときは、小さい子の手のとどかないところに おこう。
虫をさがそう!その❶ 虫たちのすまい
虫たちは たべものが たくさん あるところや、あんぜんにくらせる ばしょを 見つけて くらしているよ。
用意するもの
・虫とりあみ じょうぶで 使いやすいものを えらぶ。
・ぼうし 熱中症(ねっちゅうしょう)や 日やけをふせぐ。
・虫かご とった虫を 入れておく。
・くつ そこが ギザギザした すべりにくい うんどうぐつがよい。
・ふく 虫さされやケガを ふせぐために 長そで、長ズボンがよい。 ハチがくるので、 黒い色はさける。
おうちの方へ
森や野山へお出かけの際には、上記の持ち物のほか、以下のものを用意しましょう。
・水筒、ペットボトルなどの飲料水とお菓子(熱中症を防ぐため)
・タオル、着替え
・絆創膏、消毒薬などの救急キット
樹液(じゅえき)の まわり
クヌギやコナの木の、ベタベタした樹液(じゅえき)にあつまるよ。
木のすきま
クワガタは、木のすきまが 大すき。ライトで てらして さがそう。
おちばの下
木のねっこの 近くの、おちばの下で やすんでいた!
水のまわり
たまごをうみに、トンボが やってくる。
花のまわり
花のみつを すいに、チョウやハチが くる。
おうちの方へ
水辺は、急に水深が深くなるなど危険な場所があります。水難事故を防ぐために必ず大人の方がそばについてください。
さわってみよう!
虫をきずつけたり、おどろかせたりしない もちかたを おぼえよう。かまれたり、はさまれたりしないで、安全に さわれるよ。
ツノをつまむ
むねの 小さいほうの ツノをつまもう。
観察 歩かせてみよう!
おしりを ちょんちょんおすと、あるきだす。
カブトムシが しがみついて はなれないときに やると、うまく ひきはなせるよ。
観察 はばたかせてみよう!
長いツノを もって、ふわりと もち上げると はばたくよ。
はばたいたあとの ハネのしまいかたも かんさつしてみよう。
胸(むね)をつかむ
おやゆびと人さしゆびで、むねのあたりを かるくつまむ。
ハネをはさむ
人さしゆびと中ゆびで、そっと ハネをおさえる。
手のひらにのせる
よう虫は 体がやわらかい。 すくいあげるようにして のせよう。
おうちの方へ
虫の持ち方は、ツノやカマなど、生きものの武器が届かないところを持つのが ポイントです。「この虫の武器はどこかな?」などと声かけしてあげてください。また毛虫にはドクガやイラガなど毒をもつものありますので、絶対に素手でさわらないようにしてください。
かってみよう!
つかまえたカブトムシを 飼育(しいく)してみよう。
・しいくケース 風がよくとおって、 ふたがしっかりしまる物をえらぶ。
・とまり木 カブトムシがひっくりかえっても、足をかけておき上がれる。
・えさ 昆虫ゼリーや、 リンゴやパイナップルをたべる。
・えさだい 100円ショップなどで売られている。昆虫ゼリーをおくくぼみがある。
・昆虫マット 100円ショップ などで 売られている。きりふきでしめらせて使う。
チャレンジ自由研究 絵にかいて記録しよう
手にとって、近くでかんさつしたことを 絵にかいてみよう。夏休みの じゆうけんきゅうに なるよ!
虫のスケッチに、つかまえた日にちと 虫の名まえ、じぶんの名まえをかいて 完成。
かんさつしたことのほかに、しらべてわかったことを まとめると、手づくりの昆虫ずかんが できあがるよ。
おうちの方へ
実際に生きものを目の前で見て、細かい部分を観察してみましょう。じっくり見て描い たスケッチは立派な観察記 録です。日付や虫の名前、感じたこと 、発見したことなどを書き添えて、思い出深い夏休みの自由研究にしてはいかがでしょう。
いってきたところ
群馬県立 ぐんま昆虫の森
ひろ~い森やのはらに、たくさんの虫がすんでいるよ。いろいろな昆虫のくらしが学べるよ。
くわしい情報は、公式HP http://www.giw.pref.gunma.jp/
おうちの方へ
「ぐんま昆虫の森」は広大な敷地に森や田んぼ、小川など の里山を再現した体験型教育施設です。知識豊富なスタッフによるワーク ショップやイベントも定期的に開催されています。
『小学一年生』2018年8月号
監修/筒井 学(ぐんま昆虫の森) 撮影/横塚眞己人 イラスト/杉山真理 構成/丹羽 毅
1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。
夏休みの自由研究
↓↓テーマ探しなら…ここをクリック↓↓