やくそく <はじめる まえに チェック!>
□ざいりょうを切るときは、けがをしないように きをつけよう。
□ホットプレートを使うときは、かならず おうちの人といっしょにやろう。
□小さい子の手のとどかないところで やろう。
□じっけんがおわったら、どうぐやゴミをかたづけよう。
□ざいりょうや どうぐがないときは、おうちの人にそうだんして そろえよう。
実験1 ふうせんをわる!
❶ みかんの皮をしぼって、風船にしるを かけるだけで…。
実験2 発泡スチロールをとかす!
❶ みかんの皮をしぼって、発泡(はっぽう)スチロールにかける。
❷ しるを かけたところを、皮で かるくおすと、発泡スチロールが とけてへこむ!
ハートにしるを かけないようにして、まわりだけを へこませる。
ハートに えのぐをぬって 紙におすと、手づくりのハンコが できちゃうよ。
実験3 マジックをおとす!
❶ プラスチックの下じきに 油性(ゆせい)マジックで 絵をかく。
❷ みかんの皮をしぼって、絵に しるをかける。皮でこすると 絵がきえる!
実験4 十円玉をピカピカに!
❶ みかんの皮をしぼって、十円玉に しるをかける。
❷ 綿ぼうでこすると、汚れがおちる。
❶と ❷をくりかえすと、きれいになるよ。
みかんは洗剤!?
みかんの皮のしるには、ゴムなどをとかしたり、よごれを おとしたりする力が あるんだ。
みかんを ざいりょうにつかった 洗剤(せんざい)もあるよ。
実験5 ふしぎなみかんインク
さいごに みかんを使った「あぶり出し」を しょうかいするよ。みかんの 実のしるで、文字を書いてみよう。
★ホットプレートを使うところは、おとなの人といっしょにやろう。
❶ みかんの実をしぼった しるで、半紙に字を書く。
❷ かわいいて白くなった半紙を、あつくした ホットプレートにのせる。
しっかり かわいてから、のせよう。
❸ 少し時間がたつと…!
自由研究にするなら…
実験のけっかを、紙やノートにまとめよう。
どうしてそうなったのか、みかんのしるの成分(せいぶん)について、インターネットや本でしらべてみよう。
みかんの性質をりようして、生活にやく立てられることが あるかどうか、かんがえてみよう。
おうちのかたへ
みかんなどの柑橘類の皮に含まれている「リモネン」という油分は、分子構造の似ているゴムや発泡スチロールを溶かしたり、油性インクや油性の汚れになじんで落としたりする効果があります。みかんの皮が薄い場合は、リモネンを出しにくい場合があるので、皮の厚いオレンジやレモンなどを使うのがおすすめです。
『小学一年生』2019年2月号
監修/多摩六都科学館 撮影/岡本好明 構成/桧貝卓哉
1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。
夏休みの自由研究
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